Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

モロッコ周遊 14 Palais Sebban

2012-06-23 23:52:23 | 中近東/北アフリカ
エッサウィラからまたアルガン畑を通り、砂漠を通り、ちょっと郊外の大きなスーパーに寄ってもらってマラケシュに到着。
久しぶりに見る都会は車も人も多い。

ここでの宿もまた旧市街の壁の中。
門の外に車を停め、ポーターの後について路地をくねくねと入ると
 
高い塀の中に立派な扉。これをくぐると通路になっていて、その先にまた一つ扉がある。
  
こうしてやっとたどりつくのが Palais Sebban

中に入って見るとここもまたパティオがいくつもつながった華やかな造り。
  
 
19世紀の大臣のお屋敷だったのだそうだ。

 すかさずミントティーが出てくるところもさすがは都会のホテル。

ここにチェックインしたところで6日間お世話になったドライバー氏とはお別れ。
 すぐにまた次のツアーのお客さんを迎えに行くというAbrahimさん、お世話になりました。

そして通された我々の部屋は
 この扉の向こうの横長の部屋。
 
ソファセットもあって結構広く、落ち着いた感じだがまあ普通。

では同行者の部屋はどうか、と覗きに行くと
 扉の前にはなぜか仏像が横たわり、
  
中はまあ、なんと派手なこと。照明まで赤くて、ちょっと怪しい。
こういうホテルは二つと同じ部屋がないので面白い。

館内を探検してみると上に上がる階段があって屋上テラスに出る。
 
 
見事な中庭の隣家は廃屋だろうか。 

  
下を覗くとプールがあって、この周りで食事がとれる。

ちなみに朝食はこんな感じ。
  
  
クレープなども焼いてもらえてなかなかの充実ぶり。

とモロッコ情緒たっぷりでいい宿ではあるのだが、問題がなかったわけではない。

1.扉の古い鍵が開けるのも閉めるのも一苦労。友人が一緒でなかったら自分は部屋に入れなかった。
2.ロビーの音楽がうるさい。吹き抜けなので部屋まで丸聞こえ。早い時間ならともかく、夜の11時過ぎまで流しているとは何事か。クレームしたら止めてくれたけど。

しかしこのホテル最大の問題はにおい。
最初に入った時はずいぶん芳香剤が強いと思ったが、夜バスルームを使うと下水のにおいが上がってくる。それが朝になるとひどくなって、館内中に悪臭が漂う。そのために芳香剤をたっぷりきかせているらしい。

古いお屋敷のメンテナンスは大変そうだ。


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コメント (6)
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