2月13日
今朝も6時前に起床。
デッキに上がってみると船は氷河のたくさん見える湾に停泊している。
しばらくしてボートで出発して行ったのは「シャクルトン・ウォーク」に参加を表明した人たち。
もっと早く出発する予定だったのが、波の様子を見ていて遅くなったらしい。
「シャクルトン・ウォーク」とはシャクルトンが助けを求めてこのサウス・ジョージアに上陸した時歩いたルートの、最後の部分だけを体験しようというもの。
この地図の赤線がシャクルトンのルートだが、そのほとんどは氷に覆われた高い山で、ここを常人が装備もなしに歩くことは不可能なので、地図の青い丸で囲んだ最後の楽な部分だけを歩く。
とは言っても下りは結構急だと言うし、トレッキングシューズも持って来ていないので今回はパスして参加者をお見送り。
真っ赤なコートは遠くからでもよく見える。
あんな山や氷河をシャクルトンたちは装備も地図もなしに越えたのか、と眺めるうちに
船は半島を回ってストロムネス湾に入った。
正面に見えるのが今は廃棄された捕鯨基地。
この白い家がシャクルトンたちを迎え入れたマネージャーの家と聞いて、なんだか感無量。
我々のハイカーたちも2時間ほどのハイキングを終えて無事に船に戻った。
あとで話を聞くとここに上陸して歩けることはめったにないそうで、今回このハイキングをガイドしたスタッフも6年目にして初めて実現できたと大喜び。
そんなことなら少し無理してでも参加すればよかった、と後悔しても後の祭り。ああ、もったいないことをした。
お昼近くになって次の上陸地、ジェイソン・ハーバーに到着。
まわりの海には氷塊が浮かんでいる。
上陸地ではまたもペンギンとオットセイがお出迎え。
降り出した雪の中、海岸を少し歩くと
これは避難小屋だろうか、家具も少し残っている。
もうすっかりおなじみになったオットセイたち。
雪の中でもスヤスヤ。
再びお目にかかったキング・ペンギンはさすがに寒そう。
立っていると人間くさいペンギンが横になるとたちまち鳥っぽく見えるのが面白い。
ここには1時間いただけで船に戻った。
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今朝も6時前に起床。
デッキに上がってみると船は氷河のたくさん見える湾に停泊している。
しばらくしてボートで出発して行ったのは「シャクルトン・ウォーク」に参加を表明した人たち。
もっと早く出発する予定だったのが、波の様子を見ていて遅くなったらしい。
「シャクルトン・ウォーク」とはシャクルトンが助けを求めてこのサウス・ジョージアに上陸した時歩いたルートの、最後の部分だけを体験しようというもの。
この地図の赤線がシャクルトンのルートだが、そのほとんどは氷に覆われた高い山で、ここを常人が装備もなしに歩くことは不可能なので、地図の青い丸で囲んだ最後の楽な部分だけを歩く。
とは言っても下りは結構急だと言うし、トレッキングシューズも持って来ていないので今回はパスして参加者をお見送り。
真っ赤なコートは遠くからでもよく見える。
あんな山や氷河をシャクルトンたちは装備も地図もなしに越えたのか、と眺めるうちに
船は半島を回ってストロムネス湾に入った。
正面に見えるのが今は廃棄された捕鯨基地。
この白い家がシャクルトンたちを迎え入れたマネージャーの家と聞いて、なんだか感無量。
我々のハイカーたちも2時間ほどのハイキングを終えて無事に船に戻った。
あとで話を聞くとここに上陸して歩けることはめったにないそうで、今回このハイキングをガイドしたスタッフも6年目にして初めて実現できたと大喜び。
そんなことなら少し無理してでも参加すればよかった、と後悔しても後の祭り。ああ、もったいないことをした。
お昼近くになって次の上陸地、ジェイソン・ハーバーに到着。
まわりの海には氷塊が浮かんでいる。
上陸地ではまたもペンギンとオットセイがお出迎え。
降り出した雪の中、海岸を少し歩くと
これは避難小屋だろうか、家具も少し残っている。
もうすっかりおなじみになったオットセイたち。
雪の中でもスヤスヤ。
再びお目にかかったキング・ペンギンはさすがに寒そう。
立っていると人間くさいペンギンが横になるとたちまち鳥っぽく見えるのが面白い。
ここには1時間いただけで船に戻った。
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