Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

東銀座の居酒屋「ごち惣家」

2015-09-11 18:15:37 | 食べ歩き
旅仲間との食事が続く。

今度は昨年の南極行きの船で知り合ったオーストラリア人のおっさん。
この人、南極やら北極やら旅行して、中国には仕事で年に何回も行っていると言うのに今回が初来日とか。

台風で飛行機が遅れるのではないかと心配したが、待ち合わせの時間にホテルに行ってみるとちゃんと来ていた。
三原橋のすぐ近くのソラリア西鉄ホテル、いつの間にこんなホテルができたのか、と最近銀座にはとんとごぶさたなので驚く。

築地が近いので鮨屋に連れて行くことも考えたが、「何が食べたい?」という質問に「スシ」とは言わないので、無難に火の通ったものが食べられる居酒屋にしておこう、とネット検索してこちらの店へ。

「ごち惣家」

歌舞伎座の向かいの小路を入って地下に降りる店。
それほど広くない店は若いサラリーマンやOLでいっぱい。
 カウンターに通されたが、まさに居酒屋でオーストラリア人には物珍しいらしい。

注文をしようと「刺身は?」と聞いてみると、「生の魚は食べたことがない」と、ああ、やっぱり。
高い鮨屋や懐石にしなくて良かった。

 お通しには生卵を落とした長芋が来たが、何の問題もなく食べている。
 それぞれ名札付きで登場した刺身も、最初はこわごわ口に入れていたがすべて食べていたので大丈夫だったらしい。
 
看板メニューらしいさつま鶏の炭火焼に、メカジキのカマ焼きと白菜サラダは写真を撮り忘れ、最後はソース焼きそばを食べて、お会計をしてみたら、あら、安い。

この店、おしぼりは冷たいのか熱いのか人肌かが選べたり、料理も2人だとハーフサイズにしてくれたりするところは気が利いているのだが、サービスは何となく「プロデューサー」のにおいがするし、お味も値段なり。
銀座だけれど若い子向けの店に紛れ込んじゃったな。

しかしおっさんは食べることよりおしゃべりに夢中だったので、まあ問題なし。
北極、南極両方のクルーズに行ったおっさんによると、ペンギンやアザラシ、鯨がたくさん見られる南極の方が面白くて、白クマを見に北極に行くなら北欧側よりカナダ側の方が見られる公算が高いらしい。
やはり南極で一緒だったイギリス人のおばちゃんと、来年はガラパゴスに行くことにしたとか。

ちなみにおっさん、昨年のクルーズで会った時より随分スマートになっていて、聞けばこの一年ほどで20キロ落としたと言うからたいしたもの。
「加工食品をやめて、一日一万歩とバイクを日課にしたら落ちた」って、えらいなあ。

「また世界のどこかで会おうね」ってちょっとかっこいい。
こういう知り合いが増えるから旅は楽しいのだ。


にほんブログ村 グルメブログ 東京食べ歩きへ ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする