親類の病気見舞いのため、2月の鹿児島に続いて親子3人で福井へ。
宿は足羽川に面したホテル・リバージュ・アケボノ。
ジモティーによると元は旅館だった老舗だそうだが、今回はビジネス仕様のシングル部屋に各自チェックイン。
コンパクトに必要なものが揃っていて、とても静かな部屋に年寄りも満足な様子。
町の中心に位置しているのがこのホテルを選んだ一番の理由だが、朝食が充実しているらしいことも楽しみだった。
そこでシルバーウィークの最終日、朝食会場へ行ってみると
さすが連休、子供や老人も含めた家族連れで大にぎわい。
そしてビュッフェのテーブルには
和食のお惣菜から洋食、フルーツまですごい品数。ジュースも6種類ぐらい、パンも何種類か並んでいるが
さらにご飯の友が充実していて、これはご飯をもらわなければ。
と言うことで
一日目も
二日目も大充実の朝ご飯。
特に煮ものとかおひたし、なますなどが家庭のお母さんが作ったようなほっとする味付けでとてもおいしく、日本のホテルの朝食ビュッフェとしては今までで一番満足度が高かったかもしれない。
ついでにこちらは同じホテルの夜のビュッフェ。
連休最終日で近場のお店はほとんどお休み。このホテルの和食レストランも休日のみビュッフェになってしまって、日本海のお魚が食べられなかったのが残念。料理も冷めてしまったものが多いのががっかりだったが、ローストビーフとデザートのプリンは特筆もののおいしさ。
リーズナブルな値段で、このホテルは大正解。
そして福井で食べるとなれば名物のソースかつ丼を絶対に本家本元で食べたかった。
その本家、「ヨーロッパ軒総本店」はホテルから歩いてすぐ。
「きっと並んでいるよ」と親戚に言われた通り、夜7時に行ってみると店先には10人ほどの列。
時々お兄さんが出てきて名前と人数を確認するが
お向かいでやはり大勢の人が待っている焼き鳥屋に比べれば客の回転が良くて列が動く。
ちなみにお向かいの「秋吉」も福井県内にたくさん支店のある人気店だが、この片町店が一番おいしいんだそうな。
店頭で待つこと15分ほどで無事店内へ。
年寄りが階段を上がれないので庶民的な雰囲気の1階のカウンター席で早速注文。
ヨーロッパ軒と言えばもちろん元祖ソースカツ丼なのだが、ここのメンチカツにも心惹かれ、迷いに迷って「3種盛スペシャルカツ丼」を注文。
そしてやってきたこちら
トンカツと開いたエビカツの上にメンチカツ。カツにもご飯にも酸味の効いたウスターソースがたっぷりかかっていいにおい。
薄ーいトンカツには脂身がまったくなく、細かいパン粉がサクサクでやっぱりおいし~
エビカツはエビより衣の存在感が強くていまいちだが、メンチカツがまたすごい。割ると中から肉汁があふれ、柔らかいけれど肉の味がしっかり、これにまたウスターソースが合う。
このメンチだけが乗ったものは「パリ丼」と言うそうだが、次はカツ丼とどちらにしようかともう悩んでしまう。
さらに福井でもう一つ食べてみたかったものは油揚げ。
福井は油揚げの消費量が日本一だそうで、中でも竹田の油揚げが有名とのことなので、弟にレンタカーを走らせる。
すれ違うのもままならないような細い道を上がって行く竹田は山の中。
よくぞこんなところに、というような畑の中の集落にあるのが目指す油揚げ屋の「谷口屋」。
油揚げ屋というよりファミレスのような外観で、右手の売店もケーキ屋のようなこじゃれた造り。
左手のテラスの奥にレストランへの入口があり、入るとすぐに番号札のための機械がある。
この日は連休明けの平日、時間は午後1時。それでも待ち時間は30分、外に泊まっている車は京都や大阪、石川など県外の車ばかりなのは噂に聞いた通り。
売店など冷やかしているうちに25分ほどでやっと席に案内される。
しかし案内のお姉さんによれば連休中は3時間待ちもあったそうで、「今日は暇です」とのこと。
注文は3人なのでそれぞれ違うものを頼んで油揚げの食べ比べ。
基本の油揚げは大きすぎるのでハーフサイズ、さらに食べやすいように切ってもらった。中は関東の厚揚げのようだが、外は焼いた油揚げのようにカリカリ。年寄りには堅すぎたようだが、弟と自分は結構好み。
こちらはこのレストランでしか食べられない半熟油揚げ。基本の油揚げより揚げる時間が短いと言うことで中はほぼ豆腐のまま。大根おろしとタレをかけるとおいしいが、何もかけないとかなり油っぽく、期待した分ちょっとがっかり。
そしてもう一品はこれもここでしか食べられないと言うとうふカツ。
しっかり水抜きをした豆腐にパン粉の衣をつけて揚げてあり、知らずに食べればチキンカツかと思うような食感でうまみもあり、3つの中ではこれが一番おいしい。
年寄りは定食についてきた冷奴が一番おいしいと言い、お豆腐がしっかりしていることは確か。
と言うことでわざわざ山の中まで来た甲斐はあったが、3時間待ってまで食べたいかと聞かれればそれほどのものではないようにも思う。
「ケンミンショー」などテレビで有名になったおかげで福井のジモティーたちは簡単に食べられず、そのせいで「スーパーで買えば十分」と評判はよろしくない。
ついでに油揚げにはこれも福井名物のおろしそばをつけたが、つゆの味が薄すぎて今一つ。
前日に道の駅で食べたおろしそばもあまりおいしくなかったし、次回は地元民のおじさんにおいしいローカルのそば屋を紹介してもらわねば。
福井に行ったのはあくまでお見舞いだったのだが。
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宿は足羽川に面したホテル・リバージュ・アケボノ。
ジモティーによると元は旅館だった老舗だそうだが、今回はビジネス仕様のシングル部屋に各自チェックイン。
コンパクトに必要なものが揃っていて、とても静かな部屋に年寄りも満足な様子。
町の中心に位置しているのがこのホテルを選んだ一番の理由だが、朝食が充実しているらしいことも楽しみだった。
そこでシルバーウィークの最終日、朝食会場へ行ってみると
さすが連休、子供や老人も含めた家族連れで大にぎわい。
そしてビュッフェのテーブルには
和食のお惣菜から洋食、フルーツまですごい品数。ジュースも6種類ぐらい、パンも何種類か並んでいるが
さらにご飯の友が充実していて、これはご飯をもらわなければ。
と言うことで
一日目も
二日目も大充実の朝ご飯。
特に煮ものとかおひたし、なますなどが家庭のお母さんが作ったようなほっとする味付けでとてもおいしく、日本のホテルの朝食ビュッフェとしては今までで一番満足度が高かったかもしれない。
ついでにこちらは同じホテルの夜のビュッフェ。
連休最終日で近場のお店はほとんどお休み。このホテルの和食レストランも休日のみビュッフェになってしまって、日本海のお魚が食べられなかったのが残念。料理も冷めてしまったものが多いのががっかりだったが、ローストビーフとデザートのプリンは特筆もののおいしさ。
リーズナブルな値段で、このホテルは大正解。
そして福井で食べるとなれば名物のソースかつ丼を絶対に本家本元で食べたかった。
その本家、「ヨーロッパ軒総本店」はホテルから歩いてすぐ。
「きっと並んでいるよ」と親戚に言われた通り、夜7時に行ってみると店先には10人ほどの列。
時々お兄さんが出てきて名前と人数を確認するが
お向かいでやはり大勢の人が待っている焼き鳥屋に比べれば客の回転が良くて列が動く。
ちなみにお向かいの「秋吉」も福井県内にたくさん支店のある人気店だが、この片町店が一番おいしいんだそうな。
店頭で待つこと15分ほどで無事店内へ。
年寄りが階段を上がれないので庶民的な雰囲気の1階のカウンター席で早速注文。
ヨーロッパ軒と言えばもちろん元祖ソースカツ丼なのだが、ここのメンチカツにも心惹かれ、迷いに迷って「3種盛スペシャルカツ丼」を注文。
そしてやってきたこちら
トンカツと開いたエビカツの上にメンチカツ。カツにもご飯にも酸味の効いたウスターソースがたっぷりかかっていいにおい。
薄ーいトンカツには脂身がまったくなく、細かいパン粉がサクサクでやっぱりおいし~
エビカツはエビより衣の存在感が強くていまいちだが、メンチカツがまたすごい。割ると中から肉汁があふれ、柔らかいけれど肉の味がしっかり、これにまたウスターソースが合う。
このメンチだけが乗ったものは「パリ丼」と言うそうだが、次はカツ丼とどちらにしようかともう悩んでしまう。
さらに福井でもう一つ食べてみたかったものは油揚げ。
福井は油揚げの消費量が日本一だそうで、中でも竹田の油揚げが有名とのことなので、弟にレンタカーを走らせる。
すれ違うのもままならないような細い道を上がって行く竹田は山の中。
よくぞこんなところに、というような畑の中の集落にあるのが目指す油揚げ屋の「谷口屋」。
油揚げ屋というよりファミレスのような外観で、右手の売店もケーキ屋のようなこじゃれた造り。
左手のテラスの奥にレストランへの入口があり、入るとすぐに番号札のための機械がある。
この日は連休明けの平日、時間は午後1時。それでも待ち時間は30分、外に泊まっている車は京都や大阪、石川など県外の車ばかりなのは噂に聞いた通り。
売店など冷やかしているうちに25分ほどでやっと席に案内される。
しかし案内のお姉さんによれば連休中は3時間待ちもあったそうで、「今日は暇です」とのこと。
注文は3人なのでそれぞれ違うものを頼んで油揚げの食べ比べ。
基本の油揚げは大きすぎるのでハーフサイズ、さらに食べやすいように切ってもらった。中は関東の厚揚げのようだが、外は焼いた油揚げのようにカリカリ。年寄りには堅すぎたようだが、弟と自分は結構好み。
こちらはこのレストランでしか食べられない半熟油揚げ。基本の油揚げより揚げる時間が短いと言うことで中はほぼ豆腐のまま。大根おろしとタレをかけるとおいしいが、何もかけないとかなり油っぽく、期待した分ちょっとがっかり。
そしてもう一品はこれもここでしか食べられないと言うとうふカツ。
しっかり水抜きをした豆腐にパン粉の衣をつけて揚げてあり、知らずに食べればチキンカツかと思うような食感でうまみもあり、3つの中ではこれが一番おいしい。
年寄りは定食についてきた冷奴が一番おいしいと言い、お豆腐がしっかりしていることは確か。
と言うことでわざわざ山の中まで来た甲斐はあったが、3時間待ってまで食べたいかと聞かれればそれほどのものではないようにも思う。
「ケンミンショー」などテレビで有名になったおかげで福井のジモティーたちは簡単に食べられず、そのせいで「スーパーで買えば十分」と評判はよろしくない。
ついでに油揚げにはこれも福井名物のおろしそばをつけたが、つゆの味が薄すぎて今一つ。
前日に道の駅で食べたおろしそばもあまりおいしくなかったし、次回は地元民のおじさんにおいしいローカルのそば屋を紹介してもらわねば。
福井に行ったのはあくまでお見舞いだったのだが。
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