Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ラダック再訪 5 レー王宮

2015-09-12 17:15:52 | チベット文化圏
8月17日 続き

ニェモへのドライブからホテルに戻ったが、強い日差しはようやくやわらぎ、しかしまだしばらくは明るそうだ。

そこで市内のどこからでも見えるレー王宮まで登って町を見下ろしてみることにする。

王宮への登り口はイスラム・モスクの先、旧市街に入った所。
 このチョルテンの右へ行っても左に行っても上に上がる道がある。

そこでまずは左手から
  石や泥煉瓦を積み上げた壁の間を息を切らしながら上がって行くと
 
15分ほどで王宮についてしまう。

何層にもなった王宮のテラスの上に上がれば

レー市街が一望のもと。
 
泊まっているホテルは矢印のところ、足元には家が重なり合ったような旧市街が見えるが、ここは以前から少しも変わっていないようだ。

 修復が完全に終わった王宮の内部は今は博物館になっているそうだが、外国人の入場料は100ルピーと高く、「入る価値はないよね」と外人は誰も入らない。
 王宮のさらに上にもゴンパがあるのだが、降りてきた白人のおじさんが「行くんじゃなかった」と息を切らして言うので上るのはやめておいた。
 
 
さっきとは違う道を通って麓まで。
 
下に降りてからもわざと狭い道に入って行くと、観光客相手ではない普段着の店が連なっていて楽しい。

  モスクの近くにはムスリムのお肉屋さんやパン屋さん。
 
メインバザールの突き当りでアクセサリーなど売っているのはチベット人。
 ラダッキのおばちゃんたちは今日もおしゃべりしながら野菜を売っている。

歩き回って疲れたので、本屋の2階にあるカフェで一休み。
 
ダライ・ラマだのチベット仏教だのヒマラヤだの、英語の本に囲まれた落ち着いた雰囲気のこのカフェ
 エスプレッソマシンを使ったアイスカフェオレもできる。
 
窓の向こうには上らなかったゴンパ、正面に見えるのはシーク教の礼拝所のようだ。 

ここでのんびりしているうちに暗くなってきた。
そろそろ夕食を、とまたうろうろして、
 結局外人客でにぎわう「チベッタン・キッチン」に決定。
チベット料理メニューの中に初めて見る「シャバグレブ」なるものがあったので頼んでみると
 
お肉のぎっしり詰まったパイでおいしく、サラダもたっぷりでここはいい。

食事の途中で停電になったりもしたが、大満足でホテルに戻った。


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コメント (5)
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