Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

15年秋の欧州旅 2 リュブリャナの市場

2015-11-08 16:36:01 | ヨーロッパ
10月13日

朝早くに目を覚まして、まだ暗い外を眺めてみると雨で道が濡れている。
ネットの天気予報で予想はしていたが、やっぱりかあ。

朝食を食べに降りてみると、会場はアメリカからと思しき中高年のお客さんでいっぱい。日本人らしきお客さんもちらほら見える。
 ビュッフェでは野菜のグリルとハム類が豊富なのがうれしく、初めて見たビーツのジュースは蜂蜜も入って思いのほか飲みやすい。 

ゆっくりとご飯を食べたらホテルの傘を借りて、いざ初めてのリュブリャナへ出陣。

  ホテルのお向かいもアールヌーボー式のきれいな建物。
 ほんの100mも歩けば旧市街の中心であるプレシェーレン広場。
 
まわりにあるデパートも薬局も雰囲気のある建物で
  北側には17世紀建立のピンクのフランシスコ会教会がある。

この広場からリュブリャニカ川を渡るのが有名な三本橋。
  
川が屈曲しているところに名前の通り3本の橋がほんのちょっと開いた扇型に並んでいるのだが、上から撮らない限りこの3本を一枚の写真に収めることは難しい。

橋を渡りながら左手に見えてくるのは中央市場。
  
一番手前の屋根の下には土産物の露天がいくつか出ていて、リュブリャナのシンボルであるドラゴンのTシャツなど売っている。

 
その先の建物の中にはカフェやパン屋などの店があり
 
チーズでもヨーグルトでも牛、羊、山羊と一目で原材料がわかるようになっているのが便利で楽しい。
お店の人もお客さんもみんな親切で、早くもこの国に好印象。

この建物の前に広がるのは青果の青空市場。
 あいにくの天気のせいか買い物客の姿は少ないが
  
   
たくさん並ぶ野菜のおいしそうなこと!

 
果物は輸入品が多そうだけれど、おばちゃんから買った緑の小さなイチジクは甘くてとてもおいしかった。
柿も人気のようで、こちらはこの後あちこちで実のなる木を見かけた。名前も「カキ」と日本語のままだけれど、この後世話になったスロベニア人の運転手さんはこれが日本語とは知らなかった。

ところでスロベニアではきのこがよく採れると聞いたわりに市場にはないな、と思ったら、きのこ屋台はちょっと離れたところに何軒か出ていた。
  
噂に聞いた通り、立派なポルチーニがいっぱい。一軒で大量に買い占めていたおじさんはレストランの人だろうか。

このきのこ屋台の横には飾り気のない建物があり、中に入ってみると予想した通り
 肉などを扱う屋内市場。
 
なにやら加工したお肉も部首ごとにいろいろあって、サラミの専門店には豚の他に猪、鹿、馬に熊の絵まで見える。コワモテのおじさんは気前よく味見をさせてくれて、どれも酸味が強いもののなかなかおいしいが、匂い消しのためかニンニクと香辛料がよく効いているので、正直馬も熊も違いは良くわからない。

同じ屋内市場には紙のように薄いパンやカイマックなども売っていて 
  さすがトルコに近いお国柄。

 
他にもドライフルーツやらなにやらおいしそうなものがいっぱいで
 初日の朝からこんなに買ってしまった。
これから観光なのに。 
  

にほんブログ村 旅行ブログへ  ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする