10月13日 続き
お腹を満たしたら左右のお店を冷やかしながら旧市街をぶらぶら。
かわいい看板があったり
雰囲気のある扉があったり
旧市街はいかにもヨーロッパらしくて楽しい。
市場の近くまで戻った所にある立派な教会は聖ニコラス大聖堂。
13世紀からある教会の現在の建物は18世紀のものだが、ちょっと不気味なブロンズの扉は1996年に時の法王ヨハネ・パウロ2世の訪問を記念して造られた新しいものだそう。
内部の装飾もさすが大聖堂の華やかさ。
一度ホテルに戻って買い物を置いたら、今度は川の西岸を歩いてみる。
こちらにも凝った装飾の建物が多いが、
お目当てはこちら、国立大学図書館。馬の首の取っ手を押して重厚なブロンズの扉を開け、目の前の階段を上がると
黒大理石に大きな窓のなんとも印象的な空間。
この先の図書館自体には学生以外は立ち入り禁止なのだが
扉の上から覗ける照明や、非常階段までアールデコ風の意匠で統一されて美しい。
この建物の設計者はスロベニアの誇る建築家、プレチニック。
ウィーン分離派のオットー・ワグナーに師事したと聞けばそのデザインに納得がいくが、三本橋も市場の川沿いの建物もプレチニックの設計だそう。
ここからまた川岸に出ると対岸の家並がなんともかわいい。
この川沿いを歩いていて気になる店を発見。スロベニア語はわからないが、「マーマレード」と読めるので覗いてみると
やっぱりジャム屋さん。
真面目そうな店主がすべて無添加の手造りジャムだと味見を勧めてくれて、とてもおいしいので珍しいものを一つ購入。
ラズベリーとビーツのジャム。
ビーツをジャムにするとは思いもかけなかったが、果物と合わせるとおいしいものだ。
また川を対岸に渡ると、旧市街の中でも古い建物が残る一角。
この狭い道をまっすぐ行けば市庁舎や市場に通じている。
旧市街は本当に小さくてすぐに歩けてしまう規模だけれど
ちょっと裏路地を覗けばまた不思議なオブジェを発見したりして、まったく飽きることがない。
この後はスーパーに行ったりしているうちに暗くなったので、4人そろってまたまた川沿いへ。
プレチニックの屋内市場が川面に映るのを眺められる対岸にはパブが何軒か並んでいる。
うち一軒では珍しい生ビールが飲めると言う情報を得て入ったこちら。
落ち着いたいい雰囲気で、奥では女子会が楽しそうにしているのもいい。
こちらの女子会も酒飲みチームの皆さんはビールでごきげんだが、どうやらこちらのパブはピーナッツ一つ出さずに酒だけ飲ませるところらしい。
と言うわけで河岸を変えて、お昼を食べた店の近くでお姉さんが呼び込みをしていたところになんとなく入る。
もう寒いのでもちろん屋内に入ったが、お客さんはどうも外国人観光客ばかりのよう。
これはひょっとしてはずしてしまったかも、と不安に思いながら料理を待つと
初めに頼んだ生ハムが、あら、おいしいじゃない。
コロッケは印象にないが、なぜか頼んだイカのグリルも柔らかくてグッド。
スロベニアらしくと頼んだソーセージにはまたもソバの実が登場して、しかし肉々しく塩気の効いたソーセージにはこれが合う。
料理以上に甲斐甲斐しく働く若いウェイターのお兄ちゃんの気配りにも感心し、お勘定をしたらとても安くて、特にワインはびっくりの安さだったらしい。
さらにスロベニアのいいところはガス入りじゃない水を頼むと普通においしい水道水が出てきてタダのところ。
夜の町も当然何の心配もなく歩けて、リュブリャナ、予想以上にいい町だった。
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お腹を満たしたら左右のお店を冷やかしながら旧市街をぶらぶら。
かわいい看板があったり
雰囲気のある扉があったり
旧市街はいかにもヨーロッパらしくて楽しい。
市場の近くまで戻った所にある立派な教会は聖ニコラス大聖堂。
13世紀からある教会の現在の建物は18世紀のものだが、ちょっと不気味なブロンズの扉は1996年に時の法王ヨハネ・パウロ2世の訪問を記念して造られた新しいものだそう。
内部の装飾もさすが大聖堂の華やかさ。
一度ホテルに戻って買い物を置いたら、今度は川の西岸を歩いてみる。
こちらにも凝った装飾の建物が多いが、
お目当てはこちら、国立大学図書館。馬の首の取っ手を押して重厚なブロンズの扉を開け、目の前の階段を上がると
黒大理石に大きな窓のなんとも印象的な空間。
この先の図書館自体には学生以外は立ち入り禁止なのだが
扉の上から覗ける照明や、非常階段までアールデコ風の意匠で統一されて美しい。
この建物の設計者はスロベニアの誇る建築家、プレチニック。
ウィーン分離派のオットー・ワグナーに師事したと聞けばそのデザインに納得がいくが、三本橋も市場の川沿いの建物もプレチニックの設計だそう。
ここからまた川岸に出ると対岸の家並がなんともかわいい。
この川沿いを歩いていて気になる店を発見。スロベニア語はわからないが、「マーマレード」と読めるので覗いてみると
やっぱりジャム屋さん。
真面目そうな店主がすべて無添加の手造りジャムだと味見を勧めてくれて、とてもおいしいので珍しいものを一つ購入。
ラズベリーとビーツのジャム。
ビーツをジャムにするとは思いもかけなかったが、果物と合わせるとおいしいものだ。
また川を対岸に渡ると、旧市街の中でも古い建物が残る一角。
この狭い道をまっすぐ行けば市庁舎や市場に通じている。
旧市街は本当に小さくてすぐに歩けてしまう規模だけれど
ちょっと裏路地を覗けばまた不思議なオブジェを発見したりして、まったく飽きることがない。
この後はスーパーに行ったりしているうちに暗くなったので、4人そろってまたまた川沿いへ。
プレチニックの屋内市場が川面に映るのを眺められる対岸にはパブが何軒か並んでいる。
うち一軒では珍しい生ビールが飲めると言う情報を得て入ったこちら。
落ち着いたいい雰囲気で、奥では女子会が楽しそうにしているのもいい。
こちらの女子会も酒飲みチームの皆さんはビールでごきげんだが、どうやらこちらのパブはピーナッツ一つ出さずに酒だけ飲ませるところらしい。
と言うわけで河岸を変えて、お昼を食べた店の近くでお姉さんが呼び込みをしていたところになんとなく入る。
もう寒いのでもちろん屋内に入ったが、お客さんはどうも外国人観光客ばかりのよう。
これはひょっとしてはずしてしまったかも、と不安に思いながら料理を待つと
初めに頼んだ生ハムが、あら、おいしいじゃない。
コロッケは印象にないが、なぜか頼んだイカのグリルも柔らかくてグッド。
スロベニアらしくと頼んだソーセージにはまたもソバの実が登場して、しかし肉々しく塩気の効いたソーセージにはこれが合う。
料理以上に甲斐甲斐しく働く若いウェイターのお兄ちゃんの気配りにも感心し、お勘定をしたらとても安くて、特にワインはびっくりの安さだったらしい。
さらにスロベニアのいいところはガス入りじゃない水を頼むと普通においしい水道水が出てきてタダのところ。
夜の町も当然何の心配もなく歩けて、リュブリャナ、予想以上にいい町だった。
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