Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

春のオランダ 22 ユトレヒト散策~帰国

2016-06-16 12:39:27 | ヨーロッパ
4月2日 続き

シュローダー邸からはバス停を教えてもらい、旧市街の中心、ドム広場で下車。

 
オランダ最古というゴシック式の教会の隣に建つのがオランダで一番高いと言う112mのドム塔。ガイド付きで登ることができるらしいが、残念ながら遅すぎて塔にも教会にも入れず。

教会の周りをぐるっと歩くと、すぐ隣に目立つ建物がある。
 
これがなんとユトレヒト大学の本部。その裏手にあった中世風の建物も確か大学関係で、さすが歴史のある学校は違う。

 
ドム広場からちょっと歩くと市庁舎前の広場は大勢の人でにぎわい
  
その前を流れる運河沿いには水面ぎりぎりに店の扉があり、カフェやレストランのテラス席も作られていてこちらもお客さんでいっぱい。
あまりきれいな水とは言えないが、オランダ人、どれだけ運河が好きなんだか。
それにしても大雨の時など増水や浸水はしないのか、不思議だ。

さて、オランダでの夕食も最後ということで、今夜は少し早めにレストランに行くことにする。
  
ここもまた階段を下りた運河沿いにあるパンケーキの店。某有名ガイドブックにも出ている店だが、かなり早い時間から現地人のお客さんがぞくぞくとやってきて、本当に人気があるらしい。

 
一枚はベーコンチーズとりんごのハーフ・アンド・ハーフ、もう一枚はルッコラとマスカルポーネというまるでピザのようなメニューを頼んでみたが、やっぱりオーソドックスな方にシロップをたっぷりかけて食べるのがおいしい。

薄い生地とは言え巨大なパンケーキは我々は一枚でもうお腹いっぱい。
しかし隣のオランダ人カップルは塩味のメインの後にもう一枚甘いのをそれぞれ注文して、さすがに女の子が2枚目の半分ほどでギブアップすると、彼氏がこれをクルクルと丸めてあっという間に食べてしまった。
オランダ人、どれだけパンケーキも好きなのか。
 たっぷりの生葉にお湯を注いだだけのミントティーもこれで飲み納め。
これ、さっぱりとしてとてもいい。

お腹が膨れたところでぶらぶらと駅の方へ戻り、駅のすぐ近くにあるバイエンコルフ・デパートの前で今回のオランダ訪問の最後の目的を発見。
  
虹色の横断歩道の両端にあるミッフィーちゃんの歩行者信号。

以前から歩行者信号をコレクションしているので、この実物を見るのは何年も前からの念願だった。
やっと出会えたうれしさにバチバチと写真を撮っていると、地元のお姉さんに笑われてしまった。
地元民、この信号には愛はないのか。


4月3日 

いよいよ帰国日。

 またもたっぷりのヘルシー朝食をいただいて、清算をしてオーナー夫人にお別れ。
「あなたたちはまったく手のかからないお客だったわ」って、そりゃそうだろう。

 帰路は中央駅から満員の列車で、ほんの15分ほどで空港に着いてしまう。

空港駅の窓口ではさんざん使いまくったOVチップカートを清算。
このカード、国鉄に乗る際には残金が20ユーロなければならないとか、清算をするには残金が30ユーロ以下でなければ現金で返してもらえないとか、ルールが複雑なのでチャージする時には頭を使ったが、どの乗り物でもタッチするだけなので実にありがたかった。
あちらこちら動き回って、交通費は合計100ユーロほどだったと思う。

ついでにこれも使いまくったミュージアム・カート、こちらは計算してみると60ユーロのカードで合計143.5ユーロ分入場したので83.5ユーロのお得。

 KLMのカウンターに行くとチェックインは自動、荷物の預け入れも自動化されていて、この機械、初めて使った。
 
かなり早めに来たのでチェックインを済ませた後はスーパーなどのあるスキポール・プラザへ。
  
飛行機パーツの実物が置かれていて、これが大人気。

その後時間通りに飛行機に乗って、時間通りに帰国。


すべてが合理的で無駄のないオランダはA型でケチな自分の気性にはぴったりで、昨年のスロベニアに続いて期待以上に大いに気に入った。
各地の現代建築をもっと見たいし、OVチップカートやミュージアム・カートが有効なうちにまた行こうか。


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コメント (2)
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