Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

西部ヒマーチャルの旅 4 チャンバ朝散歩

2016-09-06 17:34:39 | インド
7月25日

本日の観光は朝食前からガイドに先導されてスタート。

まずはホテルのお向かいにあるチャンバ・バディ寺院にお参り。

  
ホテルの窓からも見えるこのシカラと呼ばれる塔はこの地方に特有の形状だそうで、石造りの壁面は細かい彫刻で覆われ、てっぺんには木造の笠をかぶっているのがおもしろい。
 彫刻をよく見るとちょっと大人向けの物もあって、10世紀から13世紀ごろに作られたとされているそうだが詳しいことはあまりわからないらしい。

寺院への入り口は奥にあって、戸口の前にライオンがいるのはここに祀られているのがドゥルガーの証し。
  
 
この手前の木造部分は新しいものだろうがラテルネンデッケの天井があり
 一番奥に石造りの塔への扉があってこの中にご本尊がいらっしゃるのだろうが鍵が掛かっていた。

ここの見学を終えたらメインストリートに出て、さらに脇道の坂を上がる。
  
 
途中の家々はボロ屋なのだけれど、木造でなんとなく味がある。

坂を上がりきると突き当りには顔の彫刻がはめ込まれた壁があり
 
その中にシカラが6つ並んだラクシュミー・ナラヤン寺院群がある。

 
門の所で靴を脱ぎ、境内に入ってすぐ目の前にあるのは一番大きなラクシュミー・ナラヤン寺のマンダパ(拝殿)。
 
その奥に先のお寺と同じ形のシカラがあって、その隣に少しづつ大きさの違うシカラがラーダー・クルシュナ、チャンドラグプタ・マハーデーヴァ、ガウリー・シャンカラ、トリヤンバ・ケーシュワラ、ラクシュミー・ダーモーダラと並んでいる。
 
入口の向かいに牛がいるのはシヴァ神のお寺だが、間抜けな白い牛がかわいい!
 
前面のポーチと入口上の屋根は民家のようで親しみがわく。
 
 
これらのお寺も10~18世紀にかけて建てられたとされている。

この後はホテルに戻るが、出発までに戻ればいいと言うので一人で町をお散歩。

 
坂の途中にあったチャイ屋でだべるおやじたちを眺めながら朝の一杯をいただき、
 
坂を下ると八百屋が集まる一角があった。
 
おじさんの洗うナスのおいしそうなこと。

さらに行くと昨夜部屋から見えた屋台街に出たが、売り物は予想通り安物衣類っぽい。
 
遊園地の方には観覧車以外にも乗り物がいろいろあるが、インドではこれらのほとんどが人力なのがすごいのだ。

 さらに行くと町の入り口の門があって
  
その隣にもシカラ様式のお寺があるが、名前はわからない。

ここから振り返ると泊まっているホテルの赤い屋根が見え
 
その奥にある白い大きな建物は18世紀の王宮だそうだが、今は学校になっているらしい。

さて、散歩のついでに外で朝ご飯と思ったが
 
開いている店は多くなく、ランニングのおやじの店はむさい男客ばかりで入りづらい。
 
そこでちょっとこぎれいなお菓子屋さんでドーナッツのような物を買うと、パイのような生地が揚げてあって、甘いがなかなかおいしい。バルサイと言うこのお菓子は一つ10ルピー。
バナナは名前のわからないお寺でお参りに来たおばちゃんにおさがりをいただいた。

集合にはちゃんと間に合って、ホテルを出た。


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コメント (4)
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