Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

西部ヒマーチャルの旅 11 スーラル・セリ村

2016-09-26 22:51:39 | インド
7月27日 続き

お昼を食べたら車で移動してすぐ隣のスーラル・セリ村へ。

 
バトリ村より標高が300メートル低いこちらではピンクのそばの花が満開。家の数はこちらの方がだいぶ多く、一軒ずつもかなり大きい。

すぐ隣ではあるけれど、こちらの村人はヒンドゥー教徒。
この谷に住むヒンドゥーの女性たちは独特のパングワリドレスと言う衣装を着けていて
  
これは前日、サチ・パスを越えて昼食を摂った所にいた女性。
 こちらはキラールのバザールにいた女性で、パンツスーツの上に巻きつけたショールと頭飾りに特徴がある。

スーラル・セリ村に入った所で孫を抱いたにこやかな女性に遭遇。
 お願いしてまたお宅訪問をすることになったが、衣装もしっかり見せていただく。
  
一枚布を巻きつけて両肩の所をピンでとめているのはブータンのキラに似ているが、後ろの処理がどうなっているのかが謎。着方を見せてもらえばよかった、と後で気が付いた。
干してあるところを見るとかなり大きなショールで、これはクルと言う町で作られているそう。
 華やかな刺繍の頭飾りは自分で作るものだそうで、どうやって留まっているのかと思ったら上の部分は乗せているだけ。しっぽの方をお下げの髪に安全ピンで留めていたが、結構重さがあるのかもしれない。これも持たせてもらえばよかった、と後で気が付いた。

 
お邪魔したのはこちらの石造りのお宅。
 玄関口にはヒンドゥーの神様。
  
台所らしき部屋が2つあるが、そのどちらにもやはり神様の絵が飾られている。

2階に上がると正面のテラスには機織り機が。
 
  
その裏は種イモや道具の貯蔵庫になっていて、さらに奥にはいくつも部屋を増築中。
聞けばこの家には子供たちや孫たち、総勢20人ほども住んでいるそうで、台所が2つある理由も納得。

老夫婦にお礼を言って家を出ると、近所の人が売り物を持って登場。
 
このあたりで冬に使うかんじきだそうで、我々一行に無事一つ売れた。

 
他には店の一つも見当たらない村の中を通り抜けて、スーラル谷の観光は終了。

来た道を戻ると、往路にも通った川が雨で増水していてこわいぐらい。
 

その先ではちょっとした土砂崩れがあったらしくて、しばし工事待ち。
が、それほど待たされることもなく通過でき、無事にホテルに戻ることができた。


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コメント (2)
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