Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

西部ヒマーチャルの旅 5 チャンバ~バイラガル

2016-09-08 16:15:31 | インド
7月25日 続き

ホテルをチェックアウトした後は車で九十九折の坂を上がってチャンバの町の上へ。

 
この高台にお寺があって、前面にあるバルコニーから下を見下ろすと

ラヴィ川沿いに広がる街が一望できる。
しかし我々が昨晩泊まった町の中心はこの反対側で、チャンバは思った以上に大きい町。
 
ホテルとその隣のシカラは見えるが、ラクシュミー・ナラヤンは王宮の陰に隠れて屋根の一部がかろうじて見えるだけだ。

この高台にあるお寺は1729年に建てられたチャムンダ・デヴィ寺。
 
お寺の下には立派なシヴァ・リンガがあるが、チャムンダ・デヴィとはドゥルガーの別名だそうで
 
本堂の正面にはその美しくも恐ろしい女神さまの絵がある。
しかしこのお寺で特筆すべきはこの周りの天井板で
  
 
ラテルネンデッケにびっしり彫刻が施されている。
 
その彫刻もなかなか繊細で、たくさん下げられたベルともども、女性的なところがドゥルガーにふさわしいような感じがする。

チャンバの町を出るとすぐまた山道になるが、途中の祠で運転手さんたちがこれからの道中の安全を祈る。
 
でもこちらが興味があるのは隣で売っているきゅうりだったりして、ちょっとマサラを振ったこのきゅうりはみずみずしくてとてもおいしかった。

 
そこからはこんな道をひたすら走って
 途中、いきなり発破をかけて道路工事をしているところに出くわしたのには驚いたが、思ったより早く通れたので助かった。

そんな具合でチャンバを出てから4時間、もう午後2時になるけどお昼はまだかな、と思っていると
 
「途中、停められるところがなかったので着いちゃいました」、と今夜の宿泊ホテルに到着。
 ホテルの食堂で用意してきたお弁当をいただいたが、完熟マンゴーがやっぱり甘くておいしい。

食後は部屋を割り当てられて一休み。
 
簡素だけれど広い部屋にはテレビ完備。バスルームも清潔でお湯もたっぷり出る。
 そしてこの部屋にはベランダがあって 

ここからの景色が素晴らしい。予想外に素敵なホテルだ。

ちなみにこのホテルの前はここまでのローカル・バスの終着点になっていて
  
この近隣の村の人たちはこのタイヤの位置が変なバスに乗るか
 こんな乗合いジープを使うらしい。

根性のない自分にはとても無理。


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コメント (2)
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