Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

アンダルシアの旅 4 マドリッド~コルドバ

2017-07-02 16:56:19 | ヨーロッパ
5月5日

アパートで簡単な朝食を済ませ、チェックアウトに降りると前夜頼んでおいたタクシーがちゃんと時間通りに来てくれた。
アトーチャ駅までは10分ほど、運転手氏は当然のごとくメーター通りにおつりもくれて、ぼられた25年前に比べるとスペインも変わったかな。

しかし7時前のアトーチャ駅、
 国一番のターミナルなのにこの時間でも暗くてカフェも開いていない。
 
保安検査は空港のようだが、ホームへの入り口はだだっぴろいだけでがらんとしている。

ここからエスカレーターで下のホームに降りると
 アヒルのようなAVEがお待ちかねで、やっとテンションが上がる。

7時20分発のマラガ行きでコルドバまでは1時間40分。乗車時間が短いので2等のツーリスタ・クラスにしたが
  
荷物置き場もあるし、座席は十分に広くて快適な乗り心地。
ただしスペイン国鉄のHPはわけわからんので、ドイツのGo Euroという予約サイトを使ったら、国鉄の乗車2ヶ月前より早い3ヶ月前に予約できて運賃37.6ユーロ。3ユーロ弱の手数料はかかるが、このサイトは便利。

 
イヤホンをもらい、インスタントコーヒーを飲みつつオリーブ畑の続く単調な車窓を眺めていたら
 
あっという間にコルドバ駅に到着。

新市街にある駅から旧市街にあるホテルまではタクシーで8ユーロ。
 
メスキータの門前にある、その名もHotel Mezquita。
 
館内のあちらこちらに古い家具や絵が飾られていい雰囲気。
  
我々の部屋は小さなフロントの横の階段を上がった2階で、朝食を出すパティオに面している。
 
かなり狭くて本当にベーシックだが、この場所で1泊130ユーロなら仕方がないか。
しかし風が通らなくて昼間は暑いし、バスルームにはなぜか羽蟻がいっぱいで、次にここに来るとしたらこのホテルは選ばないかも。

と部屋の紹介までしたが、到着したのは朝の9時ちょっと過ぎ。
当然まだチェックインはできないので荷物を預けて外へ。

すぐ目の前にメスキータの壁がそびえていて
 
この門を見ただけでうっとりする。

 早速中庭に入るが、教会の見学は10時から。
 
そこで少し早い9時半に開くミナレットから見ようとチケットを買うと、こちらは時間指定制で結局10時。

時間になると入口が開かれ、ガイドに先導されて木の階段を上がる。
 
途中で見える小さなドームは外へ通じる通路の上部。
 
ガイドはテラスに出て説明などするのでここまでしか上がれないのかと思ったら
 
今度は石の階段を上がってさらに上へ。
 
大きな鐘の下から外を見れば
 
メスキータの全体像も、きれいな中庭の緑も良く見える。
 壁のすぐ外の黄色い建物が我々の今夜の宿。
 
川の向こうには低い山並みが見え、旧市街の家々には日が差してきた。

街を上から見られたので、混んでいるメスキータに入るのは後にして外を歩きに行こう。 
 

にほんブログ村 旅行ブログへ  ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする