3月5日
パアンで泊まったのはHotel Gabbana。
広くも贅沢でもないが、清潔な部屋。
お向かいに小さなお寺と消防署があるだけで他には何もなく、街灯もないので昨夜は外にも出なかったが、おかげで静かに過ごせた。
朝食は別棟のテラスでビーフンなどいただいたが、
ローカルでにぎわうお向かいの屋台に行けばよかったかな。
8時にホテルを出発してモーラミャイン方面へ向かうが、途中にガイドさんがぜひ見せたい寺があるというので
このスイカの山のところで幹線道路を外れ、車のすれ違いも難しそうな未舗装の田舎道を15分ほど。
小さな村を過ぎて突如現れるのが Kawhnat Pagoda。
境内にはいくつもの建物があり、入場は無料だが2000チャットの寄付をして中へ。
まずは門を入って左手のお堂に入ると
正面には大きな金色の仏様が2体、壁は赤地に金の装飾、天井も見事で、全体にミャンマーというよりラオスのお寺っぽい。
しかしこのお堂がすごいのはまわりの回廊で
軒下に立体的な彫刻がびっしり。1880~90年代にマンダレーから連れてきた職人に作らせたものだとか。
お向かいは僧侶の受戒などのための建物なので入れないが、こちらもミラー細工などで華やか。
隣の建物は彫刻ではないが、絵が面白い。
その奥にあるのはちょっと洋風の建物。
ここもまた立体彫刻であふれ
ステンドグラスの向こうには仏像がずらりと並んでいる。
さらにもう一つ、また違った様式のお堂。
こちらは地図によれば僧院とのことだが
こちらにも金色の仏様。
そしてこのお堂の外には村の女性たちが座り込んでいて
一面小さな穴で覆われた板に花を挿して模様を作っている。
子供たちだけで作っているものもあるが見事な出来上がり。
聞けば花はこの境内に咲いているもの、模様はそれぞれ自分で考えるとか。
ガイドさんによれば他のお寺でこういう装飾を見たことはないそうだ。
仏塔の下ではこのお寺の世話人だろうか、ここにも花をたくさん飾っていて、ここはまさに花の寺。
そしてこちらがこのお寺を建てたこの村出身の U Nar Auk。
農民の出身ながらチーク材、金融、運輸業などで成功し、商売を独占しようとするイギリスの会社と競ったことから、今では学校の教科書にも登場するミャンマーのヒーローなのだそうだ。
ガイドブックなどにはまだまったく載っていないこのお寺、それほど古いものではないと言うのでそれほど期待していなかったが、ここは本当に来てよかった。
紹介してくれたガイドさんに感謝!
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パアンで泊まったのはHotel Gabbana。
広くも贅沢でもないが、清潔な部屋。
お向かいに小さなお寺と消防署があるだけで他には何もなく、街灯もないので昨夜は外にも出なかったが、おかげで静かに過ごせた。
朝食は別棟のテラスでビーフンなどいただいたが、
ローカルでにぎわうお向かいの屋台に行けばよかったかな。
8時にホテルを出発してモーラミャイン方面へ向かうが、途中にガイドさんがぜひ見せたい寺があるというので
このスイカの山のところで幹線道路を外れ、車のすれ違いも難しそうな未舗装の田舎道を15分ほど。
小さな村を過ぎて突如現れるのが Kawhnat Pagoda。
境内にはいくつもの建物があり、入場は無料だが2000チャットの寄付をして中へ。
まずは門を入って左手のお堂に入ると
正面には大きな金色の仏様が2体、壁は赤地に金の装飾、天井も見事で、全体にミャンマーというよりラオスのお寺っぽい。
しかしこのお堂がすごいのはまわりの回廊で
軒下に立体的な彫刻がびっしり。1880~90年代にマンダレーから連れてきた職人に作らせたものだとか。
お向かいは僧侶の受戒などのための建物なので入れないが、こちらもミラー細工などで華やか。
隣の建物は彫刻ではないが、絵が面白い。
その奥にあるのはちょっと洋風の建物。
ここもまた立体彫刻であふれ
ステンドグラスの向こうには仏像がずらりと並んでいる。
さらにもう一つ、また違った様式のお堂。
こちらは地図によれば僧院とのことだが
こちらにも金色の仏様。
そしてこのお堂の外には村の女性たちが座り込んでいて
一面小さな穴で覆われた板に花を挿して模様を作っている。
子供たちだけで作っているものもあるが見事な出来上がり。
聞けば花はこの境内に咲いているもの、模様はそれぞれ自分で考えるとか。
ガイドさんによれば他のお寺でこういう装飾を見たことはないそうだ。
仏塔の下ではこのお寺の世話人だろうか、ここにも花をたくさん飾っていて、ここはまさに花の寺。
そしてこちらがこのお寺を建てたこの村出身の U Nar Auk。
農民の出身ながらチーク材、金融、運輸業などで成功し、商売を独占しようとするイギリスの会社と競ったことから、今では学校の教科書にも登場するミャンマーのヒーローなのだそうだ。
ガイドブックなどにはまだまったく載っていないこのお寺、それほど古いものではないと言うのでそれほど期待していなかったが、ここは本当に来てよかった。
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