Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ミャンマー南部の旅 7 モウラミャインの市場

2018-04-15 16:40:22 | 東南アジア
3月6日

ホテルには朝食が付いているが、前日ガイドさんからすぐ近くにおいしいモヒンガーの店があると聞いていたので、7時前に外へ。

するとなるほどホテルから3,4軒先に大勢の人でにぎわう店がある。

 
見ているとご飯におかずをかけてもらっていたり、お弁当箱に詰めていたり、お代わりをしている人たちもいてシステムがよくわからない。が、とにかくモヒンガーが食べたいと忙しく働くにこやかなおばさんにお願いして一杯確保。
 
ワンコに見守られながらいただくと、やさしい味でおいし~

お皿を下げてお代は、と財布を出すとみなさん「いらない、いらない」と手を横に振る。
外国人だから取らないのかと途惑っていると誰かに「ハッピーバースデー」と言われてますます困惑。
が、どうも誰も払っていないようなのでありがたくごちそうになる。

一皿が少なかったので、さらにホテルのビュッフェでもまたモヒンガー。
 こちらもおいしいが、やっぱりおばちゃんの方が優しい味だったような。

と、これを食べているとガイドさん登場。
やはり隣で食べてきたと言うのでお代のことを聞くと、「店主の67歳の誕生日なのでお振る舞いだそうです。たくさんの人が食べてくれるほど功徳を施したことになってめでたいのです。」
素敵な風習ではないか。

ホテルをチェックアウトしたら街を離れる前にストランド通りから一本入った所にある市場に寄ってもらう。

 
車を停めたのはこの屋根つきの建物の前。中には雑貨や衣類などたくさんの店があるようだが、8時ではまだ開店準備中のようでお客の姿はない。

この隣に広がるのは生鮮市場。
  
たくさんのパラソルの下に野菜や果物の露店が並び
 さらに入ると屋根の下にお店がびっしり、こちらはすでにたくさんのお客でにぎわっている。

   
ジャックフルーツやら青パパイヤ、バナナの花などいかにも東南アジアの食材が並び
 
白い丸太のようなバナナの茎はモヒンガーに必ず入っているショリショリした食感が楽しいもの。
エビのペーストや魚を発酵させたものなどもある。

 
ワイルドな肉売り場には豚と鶏。

そしてこの市場で楽しいのが海辺らしく豊富な魚売り場で
  
エビやらイカやら、魚も見たことのないようなものがいっぱい。

他の国では肉や魚の売り子は男性が多いが、ここでは売り手も買い手もほとんど女性。
ミャンマーの女性たちは働き者だ。
そしてここでびっくりしたのがガイドさんが初めてここに来たと言うこと。
「普通はお寺の見学に忙しくてこんな所には来ません。こんなに大きい市場があるなんて知りませんでした」とヤンゴン出身者が喜んでいる。

食後のデザート用に果物を調達。マンゴーの下にあるのが目が覚めるほど酸っぱいマリアン、緑は料理用。
 
マンゴー2つとマリアン5つで1000チャット(約80円)。大好きなロンガンはこれでなんとたったの200チャット(約16円)だった。

 8時半にモウラミャインの街を出て、昨日と同じ南下する道を行き
 
山の上のお寺など見ながらタンビュザヤも通過。
道の状態は良く、両側にはゴムの畑が延々と続く。

 3時間でイエと言う町に到着。
この先にはもう目的地まで町らしい町はないので、少し早いが路線バスも停まっている食堂でお昼。
  
 
例によっていろいろなおかずがずらりと並べられているので、食べたいものを指さしてご飯に乗せてもらう。
 本日のチョイスはイカの煮物。
甘辛く煮つけられた味は日本の煮物にそっくり。キャベツの煮物も乗せてもらい、いつもの通り生野菜とスープがついて1500チャット。
大満足。


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コメント (5)
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