Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ザンスカール再訪 7 Central Asian Museum

2018-08-22 18:43:23 | チベット文化圏
7月20日

朝、ゆっくりと宿の中庭で朝ご飯。
 ホットサンドの中身はトマトとヤクのチーズ。味が濃くておいしい。

明日からは今年もまたGNH主催、著述家、山本高樹氏ガイドによるザンスカール・ツアーに参加するので、11時にHidden Himalayaのオフィスで顔合わせ。
今回の参加者は女性ばかり6名。そのうちラダックに来たことがあるのは自分の他に1名だけ、ラダックはおろかインドも初めてと言う人が3名もいてこれにはびっくり。

他に一名、昨年のスピティでもご一緒した男性が参加予定だったが、昨晩デリーで入国後にパスポートを紛失して来られなくなったとのこと。旅慣れた方なのにそんなこともあるのか、とこれにもびっくり。
どれだけ気落ちしていらっしゃることか、とこちらまで胸が痛む。

翌日からの注意事項など聞き、みんなでお昼に。
多国籍アジア料理屋の「チョップスティック」へ行き、モモとトゥクパ以外の物を食べようと思ったのだが
 ついワンタン麺を頼んでしまった。これでは同じ粉もので変わりがない。
ベジタリアン・トンカツなる謎のメニューを頼めばよかった。

午後は地図にCentral Asian Museumなる物を見つけたので行ってみることに。

 旧市街の北、細い路地のさらに奥に目立たない入口を発見。
入るとすぐにチケットブースがあって、入場料は50ルピー。

 
石造りの建物は伝統的なラダックの建築様式だが最近作られたもので、この博物館のオープンは2016年12月。
中央アジア博物館とあるのはラダックが20世紀半ばまではチベットとカシミールやトゥルキスタンを結ぶ交易ルートにあったからで、この博物館の敷地も昔はキャラバンサライがあったところなのだとか。

内部は写真撮影禁止だが、キャラバンに使われた道具など正直たいした展示はない。
ただ19世紀末から20世紀初めごろのレーの写真がたくさんあって、これが一番興味深い。

 建物最上階はぐるりとベランダになっていてベンチなども置かれ

ここに座ってのんびりするだけでもここに来る価値はあるかもしれない。

 博物館の出口はちょっとした橋になっていて
 
中庭には古いキッチンを再現したカフェがある。
 すぐ隣には新しいシーク教寺院も建設中、その向こうには復元された王宮も見えて、レーも少しづつ変わっている。

  
博物館を出たらチョルテンをくぐる旧市街の道をちょっとうろついて
 夕食にはメインバザール通りの角にある「ブラジル・カフェ」を選んでみた。
 
 
建物の脇にある危なっかしい階段を上がり、2階のカウンターでブラジル人らしき英語の達者なお兄さんに注文。
  さらに3階に上がると
  
メインバザールをそぞろ歩く人たちがよく見える。

 ブラジル風チキンサンドは鶏肉がマヨネーズであえてあってボリューム満点、コーヒーが看板に恥じないおいしさだった。


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コメント (2)
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