旅行記8回目にしてようやく本題のザンスカールへ出発。
7月21日
朝8時、宿に車がピックアップに来てくれていよいよツアーの開始。
今回は車3台の一行、参加者はそれぞれ別の宿に前泊しているので一人づつ拾っていく。
運転手の顔ぶれを見ていると一人見覚えのある顔が。
12年前のツアーで一番若かったドライバーだ。
途中居眠りなんかして危なっかしかったのでよく覚えているのだが、12年経ったらさすがにおじさんになった。
レーの街を出てエアインディアが空港に降りてくるところを眺め、
ニンム―の道路脇でチャイ休憩。
揚げたてのサモサがおいしい。
3日前に通ったばかりの同じ道をたどって、アルチやリゾン・ゴンパへの分岐も順調に通過。
舗装が良くなっているのでこれは楽勝と思いきや
インダス川を渡る橋がなにやら工事中で車を停めている。
ラダックは2015年の夏にひどい洪水被害で橋のほとんどが流され、今掛かっているのは仮の橋とのこと。
そのためここでも新しい頑丈な橋を建設中なのだが、仮の橋も補修しながら使っている様子。
ただこの辺りではう回路などないので、こういう時にはとにかく待つしかない。
そうこうするうち我々の後ろも、橋の反対側も車の列はどんどん伸びる。
暇なので外に出て見ているとインド人の学生たちだろうか、一台に男ばかりいっぱい乗った車が何台もあり、そいつらがやたらに自撮りに励んだり、音楽をかけて踊りだしたり、見ているだけでおもしろい。
やがて2時間もたってようやく車が動き出した。
するとインド人の常、我先に通ろうと反対車線に突っ込む車が何台もあり、軍だか警察だかの制服も見えるが交通規制をしようとしない。
するとさっきまで遊んでいた学生たちが割りこもうとする車を止めたりして自主的に交通規制、インド人って本当に面白い。
そんなこともあってカルツェの町に着いたのは14時半。ここでようやくお昼。
レストランは店の裏に中庭があって、ここのテーブルがとても気持ちいい。
カリフラワー入りのパラタにはたっぷりのヨーグルトがついて、トゥクパ以外の選択ができるのがうれしい。
カルツェを出たらほどなくラマユル。
月世界のようと言われる岩山を背景にそびえるゴンパの写真を撮ったら
九十九折を上って4100mのフォトゥ・ラを通過。
川沿いの村や、まるで象の皮膚のような山肌を見ながら先へ進む。
大きな磨崖仏があるムルベクには17時に到着。
7,8世紀ごろに彫られたと言われる弥勒菩薩の足元の小さな2つの像は寄進者だろうか。
その脇には小さなお堂があって、千手観音像の隣にはダライラマの写真も見える。
この向かいのお茶屋さんで最後の休憩をしたら、ここからカルギルまでは45分。
標高2700m、カシミールからラダックへの中継地だが、パキスタンとの休戦ラインから10キロも離れていないため、町の周りはインド軍の基地だらけだ。
橋で2時間のロスはあったものの、レーから245キロ、18時半には今夜の宿、Hotel D'Zojilaに無事到着。
12年前にも泊まったこのホテル、部屋は狭くて暗いが相変わらずこの町では一番のホテルとのこと。
今夜は本格的カシミール・カレーが食べられるかと期待していたのだが、このホテルの食事は残念至極であった。
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7月21日
朝8時、宿に車がピックアップに来てくれていよいよツアーの開始。
今回は車3台の一行、参加者はそれぞれ別の宿に前泊しているので一人づつ拾っていく。
運転手の顔ぶれを見ていると一人見覚えのある顔が。
12年前のツアーで一番若かったドライバーだ。
途中居眠りなんかして危なっかしかったのでよく覚えているのだが、12年経ったらさすがにおじさんになった。
レーの街を出てエアインディアが空港に降りてくるところを眺め、
ニンム―の道路脇でチャイ休憩。
揚げたてのサモサがおいしい。
3日前に通ったばかりの同じ道をたどって、アルチやリゾン・ゴンパへの分岐も順調に通過。
舗装が良くなっているのでこれは楽勝と思いきや
インダス川を渡る橋がなにやら工事中で車を停めている。
ラダックは2015年の夏にひどい洪水被害で橋のほとんどが流され、今掛かっているのは仮の橋とのこと。
そのためここでも新しい頑丈な橋を建設中なのだが、仮の橋も補修しながら使っている様子。
ただこの辺りではう回路などないので、こういう時にはとにかく待つしかない。
そうこうするうち我々の後ろも、橋の反対側も車の列はどんどん伸びる。
暇なので外に出て見ているとインド人の学生たちだろうか、一台に男ばかりいっぱい乗った車が何台もあり、そいつらがやたらに自撮りに励んだり、音楽をかけて踊りだしたり、見ているだけでおもしろい。
やがて2時間もたってようやく車が動き出した。
するとインド人の常、我先に通ろうと反対車線に突っ込む車が何台もあり、軍だか警察だかの制服も見えるが交通規制をしようとしない。
するとさっきまで遊んでいた学生たちが割りこもうとする車を止めたりして自主的に交通規制、インド人って本当に面白い。
そんなこともあってカルツェの町に着いたのは14時半。ここでようやくお昼。
レストランは店の裏に中庭があって、ここのテーブルがとても気持ちいい。
カリフラワー入りのパラタにはたっぷりのヨーグルトがついて、トゥクパ以外の選択ができるのがうれしい。
カルツェを出たらほどなくラマユル。
月世界のようと言われる岩山を背景にそびえるゴンパの写真を撮ったら
九十九折を上って4100mのフォトゥ・ラを通過。
川沿いの村や、まるで象の皮膚のような山肌を見ながら先へ進む。
大きな磨崖仏があるムルベクには17時に到着。
7,8世紀ごろに彫られたと言われる弥勒菩薩の足元の小さな2つの像は寄進者だろうか。
その脇には小さなお堂があって、千手観音像の隣にはダライラマの写真も見える。
この向かいのお茶屋さんで最後の休憩をしたら、ここからカルギルまでは45分。
標高2700m、カシミールからラダックへの中継地だが、パキスタンとの休戦ラインから10キロも離れていないため、町の周りはインド軍の基地だらけだ。
橋で2時間のロスはあったものの、レーから245キロ、18時半には今夜の宿、Hotel D'Zojilaに無事到着。
12年前にも泊まったこのホテル、部屋は狭くて暗いが相変わらずこの町では一番のホテルとのこと。
今夜は本格的カシミール・カレーが食べられるかと期待していたのだが、このホテルの食事は残念至極であった。
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