12月27日 続き
ワット・サムプランの見学を終えたら、ちょうどお客さんを下ろしたタクシーを捕まえて7㎞ほど離れたワット・ドンワイへ。
こんなところから外国人が乗ることはないのだろう、我々が日本人と知った運ちゃんはハイテンションで楽しそう。
20分ほどでワット・ドンワイに到着。
広い駐車場を備えたなかなか大きなお寺だが、参拝することもなく境内を通り抜けると
その先に市場の入り口があって、入ってすぐの所には果物や野菜を売る店が並ぶ。
この市場はずっと先まで伸びていてちょっと驚く規模なのだが、まずはお昼
と言うことで川沿いの食堂へ。
この市場は川沿いに伸びているので水上市場なのだが、ボートの物売りは果物売りが2,3艘見える程度。
食堂も地元民ばかりでメニューもすべてタイ語。なので注文はタイ語を解するkimcafeさんにお任せ。
定番のトムヤムクンは濃厚でコクがあるので辛いけどいける。白身魚のカレー炒めも青菜炒めもおいしくて、やっぱりタイ料理はどんな所でもレベルが高い。
食事を済ませたら隣の船着き場へ。
ここから出るクルーズは80バーツ(約280円)と超庶民価格。
船上にはテーブルがあって市場で買ったものを食べられるようになっているので、我々も切符売り場前でココナッツゼリーを買って持ち込み。
時間になって船は出発。
船長は船を操りながらマイクで説明もして忙しい。タイ語なので何を言っているのかはわからないけど。
川の両岸はなにがあるというわけでもなく、のどかな景色。
家の前では空心菜のようなものを栽培しているのか、農作業をしている人の姿も見える。
やがて大きなお寺が見えてきて、その先の大きな橋のたもとで船はちょっと泊まり、アシスタントが食パンを売り始める。
それと言うのもここには魚がいっぱいいて、パンを投げるとうじゃうじゃやってくる。
我らが隊長が持っているカラフルな梱包材のようなものも魚にやるためのお麩。ただしこれは人気がなくて、食パンに完敗。
ここで船は引き返して、ちょうど1時間でクルーズ終了。
見るものはなくても風が気持ちよくて、80バーツは超お得。
船から降りたらしばし市場の見学。
この市場、ほんとに奥に細長くて、コンクリート床、木床、石床と続いて行き
一番奥から外に出ると水辺に蓮がいっぱい。
売られているのはほとんど食材で、アヒルはここの名物らしい。
袋に入っているのはソーセージのようなものだと思うが、親指の先ほどに包む作業、考えるだけで気が遠くなりそう。
野菜や果物、お惣菜も充実しているし
こんなかわいいルークチュップもある。
ローカルな市場は最高に楽しい。
16時半になるとそろそろ片付け始める店も出てきたので、Grabで車を呼んで30分ほどで出発点のバーン・ワー駅へ。
BTSのスラサック駅で降りて、今夜の夕食はこちら。
イサーン料理の「ラープウボン」。店先でガイヤーンや魚が炭火焼されているのが素敵。
広い店内、入った17時半ごろにはまだたくさん空席があったが、その後どんどんお客さんが来てすぐに満席になった。
kimcafeさんとヒョウちゃんは連日のイサーン料理らしいが、こちらは久しぶりなので定番をお願いして、豚肉のラープにソムタム。
ソムタムは沢蟹も入ったソムタム・プラーラー。プラーラーは魚を発酵させた調味料だそうで、鼻を近づけるとちとどぶ臭いが、お味は深みがあってうまし。
店頭で焼かれていたガイヤーンにはもちろんモチ米のカオニャオも付ける。
そして本日のメインはチムチュム鍋。
この料理、今まで食べたことがなかったのだが、お肉に生卵をからませ、レモングラスなどハーブがたくさん入ったスープでしゃぶしゃぶして食べると言うもの。
スープがさっぱりさわやかでおいし~。初タイの友人もおおいに気に入った様子。
4人だといろいろ食べられていいね。
と、丸一日お二人にはお付き合いいただき、おかげで本日かかった費用は食事代も全部含めて一人たったの481バーツ(約1680円)。
お二人と別れた後は今夜はハーブボールのマッサージをしようと隣のスパに行くも今夜はもうだめと断られ、それではと一番近いHealth Landに行くとこちらももう予約でいっぱいとのこと。
あきらめきれずに他を探そうと店を出ると、すぐお向かいの2階にもマッサージ屋がある。
いささか怪しげなこちら、店先には携帯をいじる店員がゴロゴロ、二人別々に入れられた部屋は布団一枚がやっと広げられるだけの独房状態。
お世辞にも清潔感あふれるとは言い難い店内、初めての友人は大丈夫だろうかと心配したが、施術が始まれば技術はしっかりしていて、熱いハーブボールはやっぱり気持ちいい。
後で聞くと友人の担当も上手だったそうで、前日のHealth Landより良かったとご満悦。
これだからバンコク行きは癖になるのだ。
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