Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ボルネオ一人旅 4 サンダカンの夕陽

2020-02-26 17:02:20 | 東南アジア

1月22日 続き

カフェのお向かいにはひなびたショッピングモールがあり
 
その先に並ぶビルやアパートもちょっとレトロな感じ。

 
大きな公園の向こうには派手な三聖宮という中国式のお寺があるが、すでに門が閉ざされていた。

そこで空港からの車の中から見えた教会を見に行こうと丘をちょっと登っていくと
 
セント・マリア教会というカトリック教会の前に出た。ここは1883年にサンダカンで初めて建てられた教会だそうだが、現在の建物はもちろん戦後に建てられたもの。

目指していたのはここではない、と周りを見回すとちょっと離れた所に石造りの教会が見えた。
 
こちらはセント・ミカエル教会という英国教会系聖公会の教会で1925年に完成、戦前の建物で残っているのはここぐらいなのだとか。
 
日曜礼拝が4か国語で行われているらしいのが興味深く、中を見てみたかったがここもすでに閉まっていて、扉から辛うじて中を拝見できたのみ。
この教会の隣には男子校らしい大きな学校もあった。

 
教会のある丘から降りてまた古ぼけた建物を見ながら海側に向かっていくと
 先に見たのとは別のバスターミナルがあって、町の中心部はこれでほぼ1周した感じ。

日もだいぶ傾いてきたのでナシレマを食べたカフェと同じビルの、今度はNak Hotelの方に入る。
 この屋上にまた別のカフェがあるのだが、ロビーからエレベーターで最上階で降りると
 
なんとも殺風景な階段があって、これを上がったところがやっと目指すカフェ。この扉がまた入りずらい。
 しかし思い切ってこの扉を開けばその先はなかなかおしゃれな造りで
 
ここからさらにもう一階、かなり頼りない螺旋階段を上がると屋上のスペースに出る。


ここから見えるこれが町の中心部のほぼ全部。
 
 遮るものもなく海が見えるのでここでジュースなど飲みながら日の入りを待つ。

海辺なので日が陰れば吹く風も心地よく
 
なかなかきれいな夕焼けが見えて
 町にも灯が灯り始めた。

それでは宿に帰りましょう、と下に降りると
 
日が落ちた途端に店はほとんどシャッターを下ろして、まるで夜中みたい。
フロントのお姉さんに治安を聞いた時、「一人歩きなら8時には戻った方がいいと思う」と言われた理由を深く納得。

 ナシレマのおかげでお腹も空かないので、7時前にはホテルに戻って、今夜は市場で買ったロンガンで終了。


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