1月22日
早めにホテルを出てKLIAへ移動。
大きな空港だが、国内線への入り口は一番端にひっそりとある。
今日もマレーシア航空なので朝食をいただくべくゴールデン・ラウンジへ。
窓に沿って細長い国内線ラウンジは思ったほど大きくなく
用意された食事も期待したほどではなかったが、イポー・ホーフンというきしめんのような汁麺を作ってもらえたのはうれしい。
本日はサンダカンまで、2時間40分の飛行。
KLIAのまわりはヤシの木だらけ。
やがて機内食をいただいているうちに海上に出て
出発2時間ほどで眼下に見えた町は地形から言ってコタキナバルのはず。
と、すぐに雲の上に頭を出しているキナバル山が見えた。
サンダカンに近づくにつれて雲が切れて地上が見えてきたが
川が蛇行する平地は畑になっているようで、ジャングルだらけだと思っていた予想を裏切られる。
あとで聞くとマレーシア側のボルネオ島の20%が耕作地、市街地が14%で残り66%が未だジャングルだそうだが、海岸部の耕作地はどんどん内陸部に広がっているのだそうだ。
やがて町が見えてきてサンダカン空港に到着。
ボーディングブリッジが2つあるだけのかわいらしい空港だ。
ターミナルに入ると国内線とは言えイミグレーションがあって、これはマレーシア人も通らなければならない。
これはボルネオ島のサバ州とサラワク州はマレーシアの中でも自治が認められているからとか。
パスポートにサバ州入境日のスタンプが押されて、荷物もすぐに出てきた。
出口の手前にタクシーのカウンターがあったので、ここで街の中心にあるホテルまでの支払い、RM32(約850円)。
20分で今夜の宿、Hotel Sandakanに到着。
春節間近なのでロビーにはねずみがいっぱい。
すぐに入れてもらえた部屋は広さも十分、サバ・ティーもちゃんと用意されていて、これで値段は昨夜のTune Hotelの半額以下なのだからうれしい。
漢字でサンダカンは「山打根」と書くのか、と感心していると
クローゼットの脇に禁止事項が張られているのを発見。ドリアンはよく見るが、魚や干物類も禁止とはなかなか厳しい。
ホテルのお向かいには激シブのビリヤード屋が並び
隣にはサンダカン最古というモスクがあって、ここのアザーンは夜明けにもよく聞こえた。
サバ・ティーを一杯いただいたら、身軽になって町の探索に出かけよう。
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