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Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

大分温泉の旅 8 別府

2021-01-09 13:21:44 | 国内旅行

12月5日 続き

由布院から別府駅前までは「ゆふりん」バスで1時間10分。
出発した時はほぼ満席だったお客さん、ほとんどは鉄輪温泉で降りてしまって終点まで乗っていたのは3人だけ。

まずは大きな荷物を預けようとするもコインロッカーがいっぱいなので
 こちらの観光案内所で預かってもらい、ついでに地図なども入手。

駅前には変な恰好をした「ピカピカのおじさん」の像があるが、
 これが別府を観光地にした油屋熊八さん。
由布院で泊まった亀の井別荘も元はこのおじさんの別荘。
アイデアマンで女性バスガイドを乗せた別府地獄めぐりの観光バスを始めたのもこのおじさんだそうだが
 現在の地獄めぐりバスには角が付いている。

駅前からまっすぐ海の方に歩いて行くとレトロ感満載の別府タワーが見えるが、目指すのはその手前にある「韓国苑」という焼肉屋さん。
  
 2階にあるお店に入ると客席はすべて仕切られていて、もう2時過ぎだけれど家族連れなどで大盛況。

さて、この店に来たのは別府冷麺なるご当地グルメがあると発見したから。
 オリジナルは麺が小麦の極太麺でうどんみたい。キムチが入っているのでスープが赤いが辛さはほとんどなく、牛だしだろうか、さっぱりとしておいしい。
 が、それ以上においしかったのが友人の頼んだかぼす冷麺。こちらは細い緑色の麺、カボスのたっぷり入ったスープが甘酸っぱくてうまーい!これ、東京でも食べられるなら絶対に通ってしまう。ちなみに白く浮いているものは氷だった。

食後はちょっと腹ごなしに海辺へ。
 
ビルが立ち並ぶ先が岸壁の遊歩道になっていてヨットハーバーもあるが
 
昭和初期にはここで砂湯に入れたらしい。

ここから駅への道を戻ると素敵すぎる外観の「駅前高等温泉」があるのでこれは入らねば。
  
 
入ると番台の左右がぬる湯とあつ湯に分かれ、さらに男女に分かれているのでわずか200円の入湯料を払ってぬる湯へ。

入るとすごく狭い脱衣場から階段を下へ下りて行く造り。
 
上からも見える浴槽のお湯はちょっと茶色がかっているが香りなどの癖はなく、41℃。ここに入ると脱衣場の下が洞窟のようになってそこにもう一つ浴槽があるのが見え
 こちらは名前の通り37℃のぬる湯。
二つの浴槽を行ったり来たりしてまったり。

出がけに番台のおじさんと少し話をするとあつ湯の方は45℃以上あるとのこと。
「でも慣れると気持ちいいんだよ」だそうで
 この素敵な建物の2階では宿泊もできるとのこと。
ここに泊まるのもいいかも。

別府駅に戻ったら線路下を少し歩いて
 べっぷ駅市場へ。
 
八百屋さんや魚屋さん、総菜屋さんなどが並ぶこの市場、夕方だったせいか人の姿もまばらだったが、大きなカボスが8個で200円とか、みかんが一袋150円とか、安すぎる。大分、住みやすそうでいいなあ。

ここの買い物袋をぶら下げて観光案内所で荷物を引き取り、タクシーで今夜の宿へ向かった。


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コメント (2)
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