谷津で薔薇の写真を撮ってみたけれどまだどれも中途半端。
再挑戦をしようと都内の薔薇の名所を見るも、古河庭園や神代植物公園などは緊急事態宣言のおかげで休園中。
そこで所要のついでに「この時節、積極的に来てくださいとは言えませんが」と謙虚に開いている鳩山会館に行ってみることにした。
有楽町線の江戸川橋駅から徒歩7分。
音羽通り沿いにある門には鳩が3羽絡み合っている。
門の内には木が茂り、車道が上へ伸びてお城に入って行くみたい。
汗をかきつつ坂を上ってやっと玄関に着いた。
入場料600円を支払ってお屋敷の中へ。
玄関からすぐの部屋は応接間。ソファの皆さんがご覧になっているのはこちらの館長、鳩山由紀夫さんのご挨拶ビデオ。この家は1924年におじいさんの鳩山一郎が岡田信一郎に設計を依頼して建てたものだそうだ。
応接間に続いては食堂があって
その片隅には懐かしい形のテレビにビデオデッキ。テレビの上には鳩がいる。
このお屋敷はあちらこちらにステンドグラスが嵌っていてそれがかわいいのだが
この中にも鳩。
玄関の上にも鳩。
軒下にも鳩、とこれを探すのも楽しい。
2階へ上がる階段の踊り場には五重塔の大きなステンドグラスがあって
2階にある大広間では舞踏会でもできそうだ。
この2階の窓から外を見れば薔薇の花壇で縁取られた芝生の庭が見える。
周りには木が茂って、文京区の真ん中なのに周りのビルなど全く見えないのがすごい。
庭へは食堂や応接間から繋がるサンルームから出ることができる。
隅には由紀夫さんのひいおじいさん、ひいおばあさん、おじいさんたちの銅像が立ち
周りの薔薇は満開、どころか日当たりがいいせいだろうか、5月15日で早くも散り始めているものも多かったが
日が差しているので先日とは少し表情の違う薔薇が撮れただろうか。
鳩山さんちは住み心地が良さそうで素敵だった。
で、せっかく優雅な気分になったので
お昼はこの近所のフレンチ、「TeF」というお店へ。
メニューはシェフのおまかせのみとのことで事前になにかも知らされないが
ニンジンのポタージュに野菜がたっぷり付け合わされた石鯛のポワレ、とてもおいしかった。
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