Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

那須湯本「雲海閣」と黒磯のカフェ

2022-02-14 12:04:53 | 国内旅行

クリスマスの温泉行きは1泊だったけれど、1湯しか入らないのではもったいない、といつもの貧乏性が出て、新白河から東北本線で黒磯へ。

 黒磯駅前からはバスに乗って35分、那須湯本の一つ手前、湯本1丁目で下車。

 バス通りから1本裏の道に入ろうと坂を上がって

やってきたのはこちら、「雲海閣」さん。
かなりくたびれた外観のガラス扉を恐る恐る開けると
 
コインロッカーの奥にフロントがある。誰もいないので声をかけると中年の男性が出てきてくれたが、置いてあった箱に料金の400円を入れればよかったらしい。

それでも丁寧に案内をしてくれたので奥に進むと廊下の壁はかなりボロ。
  
が、開いていた扉から客室を覗いてみるとこちらは意外なほどきれいでテレビも大きく、共用のトイレも最近改装したらしいウォシュレット。

浴室へはこの階から下に降りなければならないが、案内された通りに進んで行くと
  
はがれそうな壁や天井、薄暗いトンネルに隙間だらけの階段で、これは噂にたがわぬおんぼろ具合。昼間だからいいけれど、ここに夜一人で来るには勇気がいりそうだ。

階段を降り切ると長い廊下の手前に女湯ののれんがかかっている。
 
開けてすぐの脱衣場はすごく狭いが、棚は左右に一つづつ。

そして浴室の扉を開けると
 
2つに区切られた浴槽には真っ白なお湯が満たされ、硫黄の香りがプンプン。
熱いので有名な湯本の鹿の湯源泉を引いているそうだがこの日はなぜかかなりぬるくて、片側は37℃ほど、もう片側が42℃ほど。
先に入っていた地元の方らしいおば様、「こっちの方があったかいからゆっくり入って行ってね」と早々に上がられたのは気を使っていただいたのだろうか。
 
ぬるめのおかげでどっぷり、ゆっくりお湯を堪能できて、やっぱりわざわざバスでやってきた甲斐があった。

自炊専門のこちらのお宿、炊事場も大きくて、友人は引いていたがあの部屋なら十分に泊まれそう。
ただし泊まった人の記事など読むと冬はかなり寒いらしい。

1時間ちょっとの滞在でまたバスに乗って黒磯へ。
黒磯は2年前に大丸温泉に行った時にもちょっと寄ったが、その後おしゃれなカフェがあるとの情報を得たので、かなり遅い昼食を取ろうとその中の一軒を目指す。

駅からほぼ何もない商店街(?)を歩くこと15分、やっと現れたこじゃれた店が「1988 Cafe Shozo」。
 
1階はコーヒー豆や焼き菓子の売り場、2階がカフェになっているが、古いアパートを改装したというおしゃれな店内、ここだけは若いカップルやお姉ちゃんたちでいっぱい。
 食事になるものはほとんどなかったが、トーストはチーズがたくさんかかっておいしかった。

このカフェを開いたShozoさんのおかげで黒磯にはおしゃれカフェが増えたのだそうで、この店の一帯だけは確かにしゃれた小物の店などが集まっている。

 
カフェの手前にあったChusは宿も併設した施設だが1階には近辺の野菜や商品を集めた売り場があり、奥にはレストランもあって時間が合えばここでお昼を食べたかった。

カフェの奥にはセルフの野菜売り場があって、カラフルでおいしそうな野菜がいっぱい。
  
 
かわいいビーツがかわいい値段で売られていたので持ち帰り、ボルシチにしたらおいしかった。

最後は駅前の、これまたしゃれたパン屋さんへ。
 
以前来た時、わざわざ並ぶ人たちがいたので気になっていたのだが、買ってみると確かにおいしくて、特に餡バターのパン、また食べたい!


駅前のかっこいい図書館も無事開館したようで、東京から近い那須塩原に黒磯、また来よう。


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コメント (2)
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