1月18日
すっかり気に入ってしまったしょっつる茶漬けとスムージーの朝食をいただいたら新玉川温泉をチェックアウト。
2泊3日で入浴回数6回、ガサガサだったかかとがかなり滑らかになったのは強酸性湯の天然ピーリング効果のおかげ。あと2日もいればツルツルになったかも。
この日は朝から雪が降りしきって、9時でも気温は-6℃。
それでも定期バスはちゃんと定時に来てくれて、この路線、よほどの雪でも止まることはなく、むしろ雪解けの季節の雪崩の方が怖いのだそうだ。
ホテルの人たちに見送られて出ると周りの枝には雪がついてきれい。
温泉からは先導車が前を行ってくれて、途中玉川ダム入り口で反対方向からのバスとすれ違うとまた引き返して行く。昨日の雪上車からは冬中泊まり込む人たちもいるという除雪車の基地も見たし、雪国の皆さんの努力には頭が下がる。
雪に埋もれた村落を見ながら、1時間で田沢湖駅到着。
田沢湖からはこまちで秋田、秋田からは青森行きのつがるに乗り継いだが、元々乗り継ぎ時間が10分しかないのにこまちが3分遅れてひやひや。
おかげで秋田駅でお昼を調達する時間がなくなってしまったと思っていたら、ホームに駅弁売りのおじさんがいた。
寒い中がんばるおじさんに敬意を表して比内地鶏のお弁当をもらい、凍る窓から雪原を見ながらおいしくいただいた。
乗車1時間55分で弘前の手前の大鰐温泉に到着。
ここに来るのは3回目だけれど、今回は初めてここに宿泊する。
宿に向かって雪道を行くと、途中にお煎餅屋さんがある。
おじいちゃんが手焼きしているというおせんべいは落花生とバターピーナッツの2種類。1袋に2枚入って260円だが、ピーナッツがびっしりでおなかにたまる。ただし両者のちがいはあまりわからない。
さらに行くと華やかな楼門の大円寺。
本堂も朱色に塗られて、雪の中に映える。
雪道を恐る恐る歩くこと15分で共同浴場の1つ、大湯会館。
今夜の宿はこのすぐ隣で泉質も同じとのことなので今回は入らず、宿に荷物を置いたらまだ明るいので温泉街の散歩に出る。
町の中を流れる平川には橋が何本もかかっている。
そのうちの青柳橋を渡ると
ローカルな味噌醤油屋さん。
その先には茶臼山公園があって、山頂には展望台があるそうだが
この雪では到底無理。
そこでそのふもとのいささか寂しい商店街を歩くと
鰐がいる湯魂石薬師堂。大鰐温泉は慶長年間に津軽藩主がここに温泉を発見して始まったのだとか。
共同浴場の若松会館も過ぎてまた川に突き当たると
赤い橋のたもとにだけ白鳥がいっぱい。
川沿いを行くともう一つの共同浴場、青柳会館があったがこの日は定休日。
体も冷えたので宿のお風呂に入ることにしよう。
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