Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

冬の冷やし中華食べ比べ

2022-02-16 13:16:41 | 食べ歩き

昨年末の京都、いつものグルメ案内人に中華料理屋に連れて行ってもらった。

地下鉄烏丸線の北大路駅から20分ほども歩いただろうか、周辺は観光では決して来ることのない普通の商店街。
夜ですでにひっそりとしている中、一軒だけ赤色が華やかな店が目指す「中華のサカイ本店」
 
HPのアドレスもreimenとなっているこちら、冷めん(=冷やし中華)で有名な店だそうで、かなり広い店内ながら夏の昼など連日行列ができるのだとか。
壁には有名人のサイン色紙がいっぱい貼られている所が庶民的な町中華らしい。

名物は一年中提供ということで、もちろん冷めんを注文。
 
見た目はちょっと雑な盛り付けのこちら、麺が普通の冷やし中華よりもかなり太くてもっちもち食感。
タレも普通の酸味の効いた醤油味ではなく、最初からからしが混ぜられていて独特。これは確かに癖になりそう。

夕食なので冷めん以外にも注文。
 鶏とカシューナッツ炒めはよくあるが、こちらはくるみ。
みそ味でうまし。

そして驚いたのはなにげに頼んだ揚げ春巻き。
 
パリパリの薄皮でくるんだものが出てくるかと思ったらこちらは卵がいっぱい入っていそうな柔らかいクレープのような皮。友人によると京都ではこういう春巻きを出す店が多いそうで、これは知らなかった。
けれど春巻きはやっぱりパリパリの皮の方が好きかも。

京都で冷中を食べた2週間後、今度は同じ友人が東京にやって来たので、地元武蔵小山の町中華にご案内。

 「中華料理とき」
ここの海老冷やし中華がおいしいとはなじみの美容師から聞いていたのだが、なぜかタイミングを逸して今まで入ったことがなかった。
 
噂の通りの冷中押しで、「夏季限定」のはずが今は「寒くてもあります」になり、店内には冷やし中華のTシャツまで飾られている。

そこでテーブル3つにカウンター数席の小さな店内で
 常連イチオシの海老冷やし中華。
こちらは細めの麺に醤油ベースの酸味の効いたタレで王道の冷やし中華。普通と言えば普通だが、薄い衣で揚げられた海老が7つ乗っていて、これが火の通りも絶妙で確かにおいしい。

小学生の頃、夏休み中の昼と言えばそうめんか冷やし中華だった。その頃は冷やし中華はあまり好きではなくて、そのため自分で食事を選べるようになってからはずっと冷中からは距離を置いていた。
が、最近久しぶりに食べてみると甘辛すっぱいのがおいしくて、暖房の効いた部屋では冷たい麺もうまい。
町中華にもはまりそうだ。


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