Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

松田町寄ロウバイまつり

2022-02-01 13:50:08 | 国内旅行

昨年は3月に水戸の梅を見に行ったけれど、今年は一足早く、ネットで見つけた神奈川県松田町のロウバイ園に行ってみることにした。

新宿から小田急に乗り、町田、相模大野を過ぎると景色はぐっと田舎らしくなる。
周りに山が見えだし、1時間20分で新松田駅に到着。
 
駅前のバス停にはロウバイ園に行く人たちがすでに行列を作っていて、すぐにやってきたバスは先輩お姉さま方で満席、10人ほどは席がなくなった。

駅前を出るとバスは山道に入り、結構なカーブを回りながら30分で終点の寄(やどりき)に到着。
バス停からはさらにロウバイ園入り口まで無料シャトルも出ているが、歩いても8分とのことなので歩くことにする。

 
看板が出ている所から自動車道をはずれて入って行くと坂道が続いて、これは確かに年配者にはちょっとつらいかも。
 やがてちょっとした茶畑が現れて、その先に黄色いロウバイが見えてきた。
 
入り口で入園料500円を払うとパンフレットとマスクを一枚くれた。

 
入場券売り場の隣には土産物や飲食物の売店があり、その先から順路を示す矢印が始まる。
 
山の斜面に作られたロウバイ園だけれど通路はよく整備されていて、たくさんの木の間を歩くこともできる。

 
このロウバイ園、始まりは平成17年に地元の中学校が卒業記念に250株を植えたことだそうで、今では3000株、2万本以上になっているとか。

 蝋梅の黄色は遠目にはあまり鮮やかではないけれど
  
  
 
蝋細工のような花は開くにつれて花びらが透けて、その独特の芳香は辺り一面に広がる。

 
花は椿のように首からぽとんと落ちていて、これを拾ってもいい香りがする。
 
また枝にはたくさんミノムシのような実がなっていて、落ちていたものを開けてみると小豆のような種が入っていた。これ、鉢に植えたら芽が出るだろうか。

 出口では切り枝が売られていて、家でも香りを楽しむためだろう、買い求める人もたくさん。
 バス停横にはテントも出て、みかんなどを安く売っている。
平日でもかなりのお客さんが来ていたロウバイ園、知っている人は知っているのね。

滞在1時間でまた満席のバスに乗り、新松田からは10分で小田原へ。
小田原はいつも新幹線で通り過ぎるところ、この駅で降りたことがあっただろうか。

 
駅前には和風の商業施設ができていて、コンビニまでそれらしい佇まい。

これを通り過ぎて10分ほど。赤い欄干の橋を渡って小田原城址公園に入れば、
 
  
ここではもう梅が咲いている。
 
小田原城は昭和35年に復元されたものだそうだが、城址公園は広々として気持ちよく、小田原とはこういう所であったか。

 
お土産にかまぼこや鯵ちらしの駅弁を買って
 巨大な小田原提灯の下がる駅からJRで帰った。


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コメント (2)
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