Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

長寿館のお風呂と食事

2023-01-05 16:31:49 | 国内旅行

法師温泉、長寿館にはお風呂が3つあるが、男女の入れ替えはなかなか複雑。
 特に一番有名な「法師の湯」は混浴の時間が長くて女性には厳しい。

チェックインから夕食の時間まで、女性専用は「玉城の湯」一択なのでまずはそちらへ。
 
大きな額の右手に行くと法師の湯、その奥にあるのが新しく作られた玉城の湯。
 
湯舟が大きく、カランが6つあるので体を洗うにはここがいい。が、残念ながらこちらのお湯は循環で塩素の匂いがする。
窓の外には岩で囲まれた野天風呂があるので、そちらで雪見風呂を楽しんだ。
 湯上りにいただく冷たい山の清水がすごくおいしい。

夕食は部屋出しで、こたつの上にたくさんの皿が並ぶ。
 
豚すき焼きの上に乗っているのはおっ切り込みという群馬のうどん。ひもかわのように幅広なのは知っていたが、ここまで幅広なのは初めて。
お造りがギンヒカリというマスにイワナの昆布締め、こんにゃくと湯葉なのも山の中らしく
 
さらにイワナの塩焼きやニシンの煮物、デザートのババロアがやってきた。

食後は午後8時を待って念願の「法師の湯」へ。
 
脱衣場は男女2つに分かれているが中は大きなお風呂が1つ。上の写真は昼間、誰もいない時に撮らせていただいたが、夜は当然暗くて特徴的な窓からの光が入らないのがとても残念。
しかし透明なお湯に入ると足元湧出のカルシウム・ナトリウム硫化塩酸泉のお湯はなんとも肌触りが柔らかくて、体の表面に細かい泡が付いてくる。温度は奥の方は36,7℃、手前の方は40℃でいつまでも入っていられる心地よさ。このお風呂が名高いのは浴室のデザインのためだけではなかったのだ、と入ってみて実感した。思い出すだけでも素晴らしいお湯。

入浴している間に部屋には布団が敷かれて、しかし朝食も部屋出しなので朝には上げられてしまう。
最近は滞在中ずっと布団が敷かれたままの宿に慣れてしまったのでこれはちょっと残念。

 湯豆腐に温泉卵などの典型的旅館朝食をいただいてから、今回はこの宿に連泊なのでゆっくり朝風呂へ。

今度は3つ目の「長寿の湯」。
  
こちらは4,5人でいっぱいになりそうな小さな浴槽だけれど
 
こちらも足元湧出で底の石の間からプクプクと泡が上がってくるのが見える。窓の造りや明かりにも気を使われていて、ここもいいお風呂。朝は玉城の湯に行く女性が多くて空いているのもいい。

部屋で雑誌などめくっているうちにお昼になって、これまた部屋出しでおそばをいただく。
 食事処のない宿ではお風呂以外に歩くことがない。

そこで午後はまた野天風呂でゆっくりして、2泊目の夕食。
 
今夜は昨夜より豪華な感じで、海の物のお造りもおいしい。
 
揚げ物も煮物も手が込んでいて、ネパール人のお兄さんが山盛りにしてくれたご飯は食べきれない。

 朝食も1日目とは全く違うメニューで、この宿で連泊にしたのは大正解。

心残りは法師の湯に明るい時に入れなかったことだけ。お昼前に覗いていた時、「今なら男性はいませんよ」と宿のお兄さんが教えてくれたのだけれど、そう話しているうちに「お客さんが来ちゃいました」とチャンスを逃してしまった。
こちらの宿、3ヶ月に一度ほどオール女性デーというのがあって、その時に来れば昼間でも法師の湯に入れるのだが、フロントで聞いても「たぶん三月になると思いますが」とまだ日にちが決まっていない様子。HPにもなかなか出ないし、これを狙うのは容易ではない。

 
帰りの町営バスの切符はフロントで買って、雪の法師温泉にさようなら。

ところで今回の旅、また旅行支援で宿代が1万円引きになり、クーポンを6,000円分もらった。
 
そこで宿の売店で温泉まんじゅうと浪花屋さんの柿の種(おいしい!)を買い
 
上毛高原駅の売店で必死の買い物。今回は使い出があって普段は買わないようなものまで買うはめになったけれど、正月に家族でおいしくいただいた。

さて、今年はどれだけ温泉に行けるだろうか。


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コメント (3)
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