11月16日
シンガポール滞在は実質1日、なので朝から早速始動する。
ホテルから一番近い地下鉄駅に向かってスルタン通りを歩いて行くと
ホテルのすぐ脇にはアラブ学校、その少し先にはまだ建設中らしいかわいらしいモスクが見えてアラブ人街らしい。
地下鉄のラベンダー駅では切符の件でジタバタしたけれど、タッチ式クレジットカードで無事タンジョン・パガーへ。
駅から数分でやってきたのはタンジョン・パガー・プラザ。
この2階がシンガポールならではのホーカーセンターになっている。
おなじみのお粥やチキンライスなど中華系の店が多いけれど、Japanese rice houseなる日本食の店などは少し前にはなかったと思う。日本食と言っても鶏唐揚げや照り焼き、カツカレーなどなのだが。
さて、わざわざここまで来たのは朝食としてぜひ食べたいものがあったから。
それは客家料理ながらシンガポールで独自の進化を遂げた擂茶。10年前にMaxwell Food Centreで初めて食べて気に入り、前回はサンテックモール内のこぎれいなフードコートで食べたのでまた別の所で食べてみようとここまでやって来た。
こちらのものは青菜にいんげん、大根の漬物にピーナッツと厚揚げが入ってベジタリアン仕様。青汁のようなスープはあっさりとして、今までで一番癖がなかったかも。これで4.5S$は今は450円。毎日でも食べたいぐらい、やっぱり擂茶が好きだ。
この擂茶屋さんの隣にはニョニャ菓子の店もあって
やさし気なおばさまが「おいしいよ」とカラフルなお菓子を勧めてくれる。これも全種類買いたいほど好きだけれどそうもいかないのが残念。
タンジョン・パガーからは駅を一つ戻ってラッフルズ・プレイスへ。
シンガポール川の河端にはシンガポールの歴史を表す彫刻がいくつか並んでいる。
カベナ橋を渡って正面に見えるのはビクトリア・コンサート・ホール。
その隣が目指すアジア文明博物館。
ここは4年前にも来たけれど、その後服飾関連の展示室ができたということなのでまた来てみたのだ。
そこで以前見た1,2階は飛ばしてすぐに3階へ。
布関係の部屋は小さくて展示品も少なく、かなり期待外れ。
KLのイスラム美術博物館や繊維美術館を見た後なので余計そう感じたのかもしれない。
が、階段を挟んで反対側には宝飾品の部屋があって、こちらは期待していなかった分うれしい驚き。
宝石店のショーケースのような入り口を入ると民族衣装の女性たちの等身大写真が並んでいて
この写真のおかげで宝飾品がどのように使われていたかが実に分かりやすい。
民俗的な宝飾品はどれも魅力的で
特に渦巻型のアクセサリー、以前北ベトナムの少数民族が着けているのを見たことがあるがかわいくてほしくなる。
以前も見た陶磁器の部屋や2階の展示はざっと通り過ぎたが
かわいいものがいっぱいあって、やはりこの博物館は楽しい。
3階にはまだ使われていないスペースもたくさんあるようなので、何年後かにはまた変わっているかもしれない。
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