Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

マレー半島縦断 19 マラッカ朝散歩

2023-01-18 13:32:41 | 東南アジア

11月14日

夜中はかなり雨が降ったようだが、幸いに朝には上がってくれた。
まずはATMを目指して宿の前の道をオランダ広場とは逆方向に歩く。

 
この通り沿いは建物がすべてレンガ色に統一され、道路までレンガ色だ。

少し行くと白いセント・フランシスコ・ザビエル教会。
 
敷地内に入ることはできなかったが、柵の中を覗くとちょんまげ姿の像がザビエルさんと並んでいて、プレートには「やじろう Yajiro Angero」の文字が見える。
やじろうとはザビエルがマラッカで出会い、それを契機に日本布教を決意した日本人初のキリシタンなのだそうだ。

 この先はインド人街になっているがここで川を渡り、チャイナタウンのハーモニー・ストリートへ。

  
 
ショップハウスが並ぶ通りだが朝は静かで、すすけた壁が絵になる。

 途中、ヒンドゥー寺院など見ながら
  朝ごはんを食べに来たのは栄茂茶楼という飲茶の店。
 
蒸篭の中を覗かせてもらって食べたいものをピックアップ。お茶を頼んだらティーバッグだったのは驚いたが
 カスタード饅は中がトロっとしてうまし。
7品も食べたので30リンギット(約900円)になってしまったけれど、お味は正直ハジャイの飲茶の方がおいしかった気がする。

この飲茶屋さんの目の前に見えるのはカンポン・クリンというモスク。
 
誰もいなかったが用意されたスカーフをかぶり、靴を脱いであがらせていただいた。
  
1748年に建てられたというこのモスク、小さいけれど様々な文化が混ざっている様子がマラッカらしいと言っていいだろうか。

さらにちょっと先へ行くと今度はチャン・フーン・テンという中国寺院。
  
 
こちらは色彩も華やか、至る所に細かい彫刻があって
 ケープを掛けられているのは虎か獅子か。

  
 ここから北東へ折れるとまたマラッカ式のモスクがあって
 
小さな遊園地や壁画の遊歩道があるマラッカ川端に出た。

この先にマレー式の家が残るマレーカンポンという地域があるというので大きなショッピングモールを回ってテクテク。
 すると川の向こうにそれらしき一角が見えて
 
確かにマレー式の家々が立ち並んでいるがここは今も現役の住宅街。人の姿は見えないがごく普通の住宅地で観光するところではない。

旧市街へ戻ろうと大きな通りに出ると目の前に素敵な建物が。
 これは5つ星のマジェスティック・ホテル。かっこいい。

 さらに行くとインド人街の門があった。
 
中にはいかにもインドな服や飾り物を売っている店もあったが、時間のせいか開いている店は多くなくて通りに活気はない。
 
門の近くでは立派な建物を修復中だったので、この通りもこれから復活するのかもしれない。

宿の近くに戻って、グーグルマップで見つけたココナッツ・デザートの店へ。
 
暑い中を歩いたので冷たいシェイクがうれしい。
すぐにホテルに戻って一休みできるのも町の真ん中に宿を取ったおかげ。


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コメント
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