(注)本日グロい写真が多くあります。お嫌いな方はスキップしてください。
ラオスは貧しい国である。GDPは日本の100分の1程度だし、その国の中でも北部山岳地帯は貧しい地域である。
しかしこの国で食うに困ることはない、と言う。米さえとれればおかずは山の中にいくらでもあるのだから。前にも書いた通り竹の子は1年中食べられるし、山菜もいろいろある。動物性たんぱく質だって豊富にある、というわけでその一端をご紹介。
まずはねずみ
市場では開きも売っている。
ジャガイモと炒めたものをいただいたが、想像通り食べる所はあまりなくて味はよく分からず。
この檻の中にいるのはお腹の赤いリス
これも肉は少ないが、生姜と葱をきかせた炒め物はなかなかおいしい。
姿焼きとなると匂いがきつくてちょっといただけないが。
同じく生姜と葱で炒めた、これはモグラの肉。分厚い脂肪がついているが、これがしつこくなくて実においしい。
ラオス人はこのモグラが大好きだそうで、我々も夕食のおかずにしようと捕まえてぶら下げている地元民から買い取った。市場でもかごに入れて売られていたこのモグラ、竹の子を常食にしているのだそうだ。
さすがにこれはいただかなかった犬の肉。
ベトナムのダオサンの市場では生きたわんこがあきらめ顔で重さを測られていたっけ。
ある日の昼食は雉。ドライバー氏が羽根をむしってさばいてくれる。ジビエはむろんうまい。
これは雀だろうか、頭がついているところがグロいが、これも骨ごとバリバリいただいて美味。
もう一つの鳥料理は鴨(アヒル?)の内臓を生の血であえた料理。スパイスと香草を効かせたソースは酒飲みのおじさんが絶賛するおいしさ。
海のないラオスでは川のものを食べる。
どの市場でも開いてさらに2つ折りにした魚を売っているが、
中にピリッとしたペーストを塗って焼いたこの魚は臭みもなくて日本人好み。
もう一つ川のもの
小さな蛙は生も干物も束で売られている。
これを調味料であえて
炭火で焼く。
思い切って頭からいただくとこれがパリパリしておいし~。ツアーメンバーも絶賛。
と珍しいものをいろいろいただいた今回のラオス・ツアーだが、主催のS社の名誉(?)のために書いておくと、このコースの食事がいつもこうなわけでは決してない。
事の発端はラオス入国直後のお家訪問。台所に食材のねずみがいて、ラオス人ガイドたちが「これはおいしい」と言うものでツアーの中のおじさんがどうしても食べてみたいと言い出した。これに賛同者が多数(全員ではない)いたもので、それ以降ガイドさんのサービス精神に火が着き、次々に珍しい食材が食卓に上ることになったわけ。
ベテラン添乗員が「1人ぐらいきゃー、とかいやー、とか言いなさいよ!」と言うぐらい食欲・好奇心旺盛だった今回のメンバーだが、「いつもこんなもの出しちゃ駄目よ」と添乗員がガイドに言っていたので、特別にリクエストしない限り次はこうはいかないだろう。
何でも食べちゃ駄目、と看板も出ていることだし。
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ラオスは貧しい国である。GDPは日本の100分の1程度だし、その国の中でも北部山岳地帯は貧しい地域である。
しかしこの国で食うに困ることはない、と言う。米さえとれればおかずは山の中にいくらでもあるのだから。前にも書いた通り竹の子は1年中食べられるし、山菜もいろいろある。動物性たんぱく質だって豊富にある、というわけでその一端をご紹介。
まずはねずみ
市場では開きも売っている。
ジャガイモと炒めたものをいただいたが、想像通り食べる所はあまりなくて味はよく分からず。
この檻の中にいるのはお腹の赤いリス
これも肉は少ないが、生姜と葱をきかせた炒め物はなかなかおいしい。
姿焼きとなると匂いがきつくてちょっといただけないが。
同じく生姜と葱で炒めた、これはモグラの肉。分厚い脂肪がついているが、これがしつこくなくて実においしい。
ラオス人はこのモグラが大好きだそうで、我々も夕食のおかずにしようと捕まえてぶら下げている地元民から買い取った。市場でもかごに入れて売られていたこのモグラ、竹の子を常食にしているのだそうだ。
さすがにこれはいただかなかった犬の肉。
ベトナムのダオサンの市場では生きたわんこがあきらめ顔で重さを測られていたっけ。
ある日の昼食は雉。ドライバー氏が羽根をむしってさばいてくれる。ジビエはむろんうまい。
これは雀だろうか、頭がついているところがグロいが、これも骨ごとバリバリいただいて美味。
もう一つの鳥料理は鴨(アヒル?)の内臓を生の血であえた料理。スパイスと香草を効かせたソースは酒飲みのおじさんが絶賛するおいしさ。
海のないラオスでは川のものを食べる。
どの市場でも開いてさらに2つ折りにした魚を売っているが、
中にピリッとしたペーストを塗って焼いたこの魚は臭みもなくて日本人好み。
もう一つ川のもの
小さな蛙は生も干物も束で売られている。
これを調味料であえて
炭火で焼く。
思い切って頭からいただくとこれがパリパリしておいし~。ツアーメンバーも絶賛。
と珍しいものをいろいろいただいた今回のラオス・ツアーだが、主催のS社の名誉(?)のために書いておくと、このコースの食事がいつもこうなわけでは決してない。
事の発端はラオス入国直後のお家訪問。台所に食材のねずみがいて、ラオス人ガイドたちが「これはおいしい」と言うものでツアーの中のおじさんがどうしても食べてみたいと言い出した。これに賛同者が多数(全員ではない)いたもので、それ以降ガイドさんのサービス精神に火が着き、次々に珍しい食材が食卓に上ることになったわけ。
ベテラン添乗員が「1人ぐらいきゃー、とかいやー、とか言いなさいよ!」と言うぐらい食欲・好奇心旺盛だった今回のメンバーだが、「いつもこんなもの出しちゃ駄目よ」と添乗員がガイドに言っていたので、特別にリクエストしない限り次はこうはいかないだろう。
何でも食べちゃ駄目、と看板も出ていることだし。
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スズメの焼き鳥は母が好きで、食べたいと言ってましたっけ。
ラオスは内陸の貧しい国なので何でも食べるのでしょうが、好んで食べられるものはやっぱりおいしいし、他の民族の食文化は尊重したいものです。
ぶらさげられたモグラはかわいいペットにも見えなくもない。
犬はさばかれてしまえば「お肉」ですが、生きているうちは我々にはペットにしか見えない。
食事はまさに食「文化」です。
でも紐でくくられて吊るされた瞬間、不思議と動物→食材へと変化します。
モグラって美味しいんだ。
犬は、顔つきだし厳しいですね、さすがに。
ラオス、食事がみんなこんな下手物ばかりと言うわけではないんですよ~。普通はもち米に合う野菜中心のヘルシーメニューなんです~。
でもあの蛙をおいしそう、と言う方なら何の心配もいりませんね。ぜひ挑戦してみて下さい。
ラオス・・・こんなすごいとは思わなかった~
もち米の国♪って目がハートになっていたけど
ほんとはもっとすごかったのね~
蛙はおいしそうだったな~挑戦してみたい!
トンズラー、つい検索しちゃいましたよ。確かに似てますね(笑)。
ビフォー・アフターで食材をご紹介しましたが、ご堪能いただけましたでしょうか。お食事は皆さん平然と召し上がってらっしゃいましたよ。まあ2,3人、顔を引きつらせた方もいらっしゃいましたけど。
モグラは機会がありましたらぜひ。インドじゃ食べませんかね?
Kmala KMAR 様、
そうよ、この記事はあなたのためのもの。コメントお待ちしていました。
でラオスの料理、やっぱりモグラと蛙、鴨の内臓生き血あえがおすすめ。本当においしいの。
モグラちゃんは分厚い脂肪が甘くておいしい。食べられる前は強力な歯で車のシートに噛り付いて抵抗していましたが、哀れ日本人の胃の中に。おいしくいただいたので成仏していただきたい。
一番気になるのはモグラ。たけのこ食ってるモグラ君っていかなるお味? たけのこ味のモグラ君、脂のりのりって感じ? それともやっぱ、生姜&葱風味が勝っているのかなぁ?
籠のモグラの見上げた顔がなんとも哀愁漂っていて、かわゆいですのぉ。っていうか、多分太陽が眩しいんだよね。そして食われる運命だし…
串に刺さった蛙、小悪魔の足がぶら下がってるみたいじゃないですか。
リスの姿焼き、背筋を鍛えてる格好やないですか。
犬の頭、「ヤッターマン」に出てくるトンズラーに似てるやないですか。
食べたんですよね?(笑)
言いだしっぺのおじさんをはじめネズミ肉に賛同したお客さんが、今さら「これは食べられない」と言えずにチキンレース状態で食事するなか、一人平然と楽しんでいるluntaさんを想像してウケました。
私が食べた事あるのは、この中で雀くらい。
・・・モグラは旨そうだな。
機会があれば、食べてみたいな。
そういえばぺシャワールのバザールもお肉関係は結構すごかったかも。パキスタンはみんなお腹こわしたし、慎重になるのは仕方ないかもしれないですね。
ちなみにラオスの方は皆さん元気でした(笑)。
S社のお客さんですねえ
ガイドと添乗員と客の三位一体具合で
ツアーってどんどんエスカレートしちゃうんですよね
今回のパキスタンでは
ラホールの生々しいフードストリートが
一部のお客さんに不評だったらしく
翌晩はホテルのレストランのブッフェに変更に
なっちゃいました
本当は何が食べれるはずだったのかなあ
ちょっと残念でした