Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

北京で雲南料理を食す

2008-12-19 19:45:52 | 東アジア
先日の北京滞在中、せっかく一国の首都にいるのだから珍しい料理を食べよう、と中国人の連れと雲南料理を食べに行った。

向かったのは雲南省政府直営のホテル「雲騰賓館」。住所を見せてタクシーで向かうと暗くて人気のない通りに入っていく。本当にこんな所にホテルがあるのか、と思っているとなにやら薄暗い建物の前にドアマンというか警備員が立っている。
やっぱりここらしい、と入っていくと廊下には雲南特産のお茶や漢方薬、民芸品の並ぶショーウィンドーがあり、その奥にやっとレストランが。
 天井一杯にプラスチックの葉が茂る怪しい内装だが、辺鄙な場所の割りにジモティーが結構来ているので一安心。

それでは、とメニューを開くと写真つきのお品書きには雲南名物らしい虫料理の姿も。
が今回はそこまでディープに潜るのはやめとこう、ということで雲南料理入門編。

 まずはさっぱりとミントと湯葉のサラダ。
実に大雑把にちぎったミントに生湯葉がのり、ピリ辛のタレがかかっているだけなのだがこれがうまい。早速日本に帰ってからあり合せの調味料でまねしてみたが、食べさせた友人達にも好評で大成功。タレはラー油などでピリ辛にするのがコツらしい。
 南国らしいパパイアとユリ根の炒め物はちょっと甘口。豚耳はこれまたピリ辛のタレで合えてある。その奥のパンは表面はカリッと、中は予想外にふわふわで、粉の味がしっかりしておいし~。このパンを食べるためにまたこのレストランに来たいほど。
 お米が食べたくて頼んだ炒飯はソラマメ入り。これもおいしかったけれど、パンがおいしすぎるので要らなかった。
 竹筒入りのスペアリブは味噌で煮込んだような味。これをさっきのパンにはさんで食べると・・・ほっほっほ。
 そして雲南料理といえばこれ、という「汽鍋鶏」。きれいに澄んだスープに鳥のエキスが全部出ている感じで、クコの実と山芋も入っていかにも体に良さそう。
これにビーフンを入れれば有名な「過橋米線」になるのだが、無論これ以上はとても入らず。

メニューには他にも食べてみたい珍しい料理が一杯で、機会があればもっと大人数で再訪したい店。

ところで今回の北京で大いにお世話になったこの本。

 Amazon.co.jp: 決定版 北京グルメガイド: 講談社北京文化有限公司: 本

紹介されているどの店も本当にはずれがなく、しかも安い店が多く紹介されているのがいい。
おかげで北京の印象がすっかり良くなったのだから、単純。


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3 コメント

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あ、食べ物だ♪ (bagu)
2008-12-20 12:36:14
出て行かないとっ。

雲南料理名物の虫・・・ってさらって書いてますが
虫???
それはもぞもぞ系なのか、かさこそ系なのか。
1cmサイズのゴキちゃんが出ても大騒ぎする
うちの夫、お品書きだけで気絶するかも。
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雲南料理ですか~ (lumiere)
2008-12-21 18:40:15
どれもこれもおいしそうですね。
とくにスペアリブの雲南サンドはおいしそう!!
日本ではミントの葉をそのままサラダでもりもりっていうのはあまりないですけれど、これまたよいですね。湯葉との組み合わせなんて、ちょっとおもいつきませんよね。
返信する
Unknown (lunta)
2008-12-22 01:05:53
bagu 様、

お久しぶり~。
「もぞもぞ系なのか、かさこそ系なのか」って脚があるかないかってこと?それで言えばかさこそ系かな、たぶんイナゴみたいなものだと思うので。でもさすがに虫系はあっさり飛ばしちゃったのでよく見ませんでした。
次はちゃんと見ないとね~。


lumiere 様、

ミントと湯葉、意外な取り合わせですがこれがいけるんですよ。こういう料理に出くわすから旅はおもしろいんですよね。
香草系がお好きでしたらぜひ一度お試しあれ。
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