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屋久島の旅 8 尾之間~淀川小屋

2021-12-14 16:19:06 | 国内旅行

11月11日

 昨日ホテルの部屋に入った時はもう外が暗かったけれど

窓の外はすぐに海。晴天ならばどれだけきれいな海かと思うが
 しばらくすると日が差して今朝もまた虹が出た。

朝食のビュッフェはHotel YakushimaよりもJRホテルの方が充実。
 
食後にいただいたのは昨日のガイドさんにもらったグアバ。庭にたくさんなるのだそうだが、種が多くてちょっと食べにくい。

今日もまた一日ガイドさんのお世話になるが、昨日は東京出身、今日は大阪出身の方。
どちらも移住して20年以上のベテラン、いろいろな話が聞けて面白い。


正面にモッチョム岳がきれいに見えるホテルを出発して
  まずは小さな祠のあるその登山口の脇を通り
 
千尋の滝へ。展望所からかなりの距離があるので、現在下へ降りる道も建設中。滝そのものもきれいだが、左手の巨大な一枚岩が迫力。

この同じ川の少し下流にある橋からは竜神の滝が見え
  
 これが流れて行く先には
 
トローキの滝が海に注いでいる。この下の岩場はいい釣りスポットらしい。

トローキの滝の展望所近くには「ぽんたん館」なる農産物直売所があるので覗いてみると、結構充実した品揃え。
  
 ポンカン、タンカンにはまだ早いが、小さなみかんと島バナナがあったのでお買い上げ。みかんが今では珍しいしっかりした酸っぱさなのがうれしい。

ここから島の東岸を北上し、安房の町から内陸に入って標高を上げて行く。
途中、またまた虹を発見。

が尾根のすぐ上にかかっていて、こんな虹は初めて見た。

やがてヤクスギランドを過ぎて淀川登山口に到着。
  
 ここは屋久島最高峰、1936mの宮之浦岳への入り口だが、本日我々が歩くのは赤丸で示したほんのわずかの距離。

  入り口こそ階段だがその先はさほどアップダウンはなく
 
すぐに周りは緑一色。
  ただ足元の木の根に気を付けなければならない。

  
 
周りの木は枯れ木の上に新しい木が絡んでいたり、苔がびっしり生えていたり。

   
 
大きな岩にも絡みついてすごい生命力。

途中、追い抜かれたり、すれ違った人は10人もいなかっただろう。
この島には野鳥もそれほどいないようで、静かな中をのんびりと歩く。

やがて世界自然遺産の看板が出現。
 
この周辺は屋久島国立公園なのだが、地図にある通り、世界遺産地域とは微妙に異なっている。

この看板からほんのちょっと行った所に本日の目的地、淀川小屋があった。
つまり我々は世界遺産に一歩足を踏み入れただけということ。
 
小屋の中を覗かせてもらうととてもきれいになっていて、近くにはちゃんとトイレもある。
ガイドさんたちはこのトイレの整備もしているそうで、ありがたいことです。

 この小屋のベンチで今日もホテルから持参したおにぎり弁当でランチ。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
楽しんでますね (カルロス)
2021-12-19 01:08:03
今度は東北の温泉でなく、屋久島なんですね。
日本全国津々浦々、楽しまれて何よりです。
返信する
カルロス様 (Lunta)
2021-12-19 13:27:03
Trintrinさんにもちっともじっとしていない、と言われました(笑)。
本当は中央アジアにこそ行きたいのですが、そちらはもうずいぶん寒いでしょうね。
どうぞご自愛ください。
返信する

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