Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

香港で食べまくり

2008-07-11 01:28:24 | 東アジア
今週はまた中華めぐりに出ている。

ここのところ上海は虹橋空港ばかりだったが、久しぶりに浦東空港に来てみたら新しい第2ターミナルができていた。
 これがまた中国らしく、ばかでかくて移動システムもない。端から端まで歩いたら何キロあるのだろう、と思うほどでかい。

ここを昨日発って、今日は香港で一息。
最近すっかり気に入っている鳳城酒家でまた飲茶。
 中国人が一緒だったが、いつものごとく漢字メニューから適当に選んだら不思議な一品が来てしまった。
 中国の揚げパン、油条が中に入った腸粉。油条の中にはさらにエビのすり身がちょっと入っていて、意外においしいがなんとも不思議な食べ物。

食後は果物を求めて市場へ。
 さすが南国、エキゾチックな果物が並んでいる。

その中から今回買ったのはこちら。
 
左は大好物の龍眼、右は黄皮と言うはじめて見る果物。
龍眼と同じように、爪でちょっと割ると簡単に皮がむける。
 中の果肉はブドウのような見た目で、食べるとかなり酸味があり、鼻にぬける香りはちょっとグレープフルーツに似ている。その意外な風味にはじめは驚くが、すっぱい果物が好きなら結構はまるかもしれない。
 小さな実のわりに大きな種が3つ、4つ入っていることもある。これ、日本で育ててみようかな。

ホテルに戻ろうと歩いていると、いつもの道に新しくエッグタルト屋ができていた。
 深さがあって食べでのあるエッグタルト。1つは明日の朝食にしよう。

午後はホテルでちょこちょこ仕事をして、時間つぶしにネイル屋へ行く。本当はちょっと遠出をしてみたかったのだが、まるで映画の「ブレードランナー」のような雨が降っていてはとても出かける気にならず。

そうこうしているうちに雨も上がり、夕方になったのでまた中国人と夕食へ。
せっかく香港なのでこの土地のものを、と香港家庭料理の店と言う「住家菜」へ行ってみる。
住家菜主頁

まずは中国人が「とても香港らしい」というスープ。
 一人前でも大きな器にたっぷり入っているので驚いたが、薄味のチキンスープにハトムギや生姜、陳皮が入っていかにも体に良さそう。
 
ベビー白菜のスープ煮は上に乗った揚げにんにくの香りが強烈だが、これもとても優しい味でほっとする。この店の名物と言う鶏料理もお肉が柔らかくておいしい。ただし2人で半羽は明らかに頼みすぎ。
  
これもスープ煮を頼んでしまった魚はちょっと泥臭いし、食べる所もあまりない。だしの良く出たスープとそれを吸ったはるさめがおいしい。
竹筒ごはんはこれで蒸したわけではなく炒飯が入ってきたのががっかりだったが、お味はかなりいい。

この店、全体にとてもあっさりした薄味で、確かに家でご飯を食べるようにほっとする。出張中にはありがたい店を見つけた。

といいつつ、今日も香港で食べすぎ。


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ポスト・コレクション 4

2008-07-07 00:36:05 | コレクション
またまたしつこく、ポスト・コレクション第4弾。

まずは近場、バンコクのポスト。
 バンコクはポストの多い街で、タクシーに乗っているとこの赤い箱がやたらに目に付く。
で気がついたのは差し入れ口が車道の方に開いていること。タイ人は車の中から手紙を出すのか??
と不思議に思いつつ歩道側を見てみると
 こちら側にもちゃんと差し入れ口がある。
つまりバンコクのポストは表裏どちらからでも使える形。
こういうのは他の国では見たことがない。タイ人ってそんなにお手紙好きなんだろうか。


同じく赤いポストはドバイのもの。上が丸くなったデザインはちょっとアメリカのものに似ているが、かわいくて結構好き。

ヨルダンのポストはなぞ。
 
と言うのも、左のマダバのポストは黄色だし、ペトラのポストはトリコロールだし、「地球の歩き方」には「ヨルダンのポストは緑」と紹介されているのだ。ポストの色を統一しなくてもヨルダン人は混乱しないのか。

ポストへの興味はまだまだつきない。

過去のポスト・コレクションはこちら↓

ふみの日記念 ポスト・コレクション
ポスト・コレクション 2
香港のポスト


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恵比寿でマレーシア料理 「ジョム マカン」

2008-07-06 01:42:24 | 食べ歩き
暑くなったらエスニック、ということで、恵比寿のマレーシア料理屋というのに行ってみた。
マレーシア料理 レストラン & カフェ ジョムマカン-Jom Makan -ホーム


恵比寿の駅から8分、代官山の駅に近い住宅地の中にある。代官山の周りってほんとに道が入り組んでいて分かりづらい。

ビルの半地下にある店は細長く、入り口の脇には世界各国のビールがずらりと並び、壁にはなぜか日本の書がかかっている。あまりおしゃれじゃなくていいかげんなところがマレーシアらしいといえばらしいかも。

写真入りで分かりやすいメニューを見ながら早速注文。
 まずは定番、チキンサテー。甘いピーナツソースで期待通りの味。
 ちょっと変わったバナナの花のココナッツサラダ。みょうがの皮のようなバナナの花とツナかカツオのような魚、ココナッツにナンプラーやレモングラスの香りもする。今まで食べたことのない不思議な味だが、これは結構好きかも。
 ヤングパパイヤのマリネはタイ料理のソムタムのようなものを想像していたのだが、パパイヤよりマロニーちゃんのたくさん入った辛いなます。
 ニョニャ料理のオタオタは魚のすり身あげ。ココナッツが入っているのは初めて食べたが、これもうまい。
 マレーシア料理と言えばこれ、フィッシュヘッドカレー。
 ロティチャナイというインドっぽいパンと食べる。
カレーはかなりマイルドで、日本式のカレーのようにとろっとしている。が魚のだしが出て、魚の身もおいしい。頭だから食べる所はちょっとだけど。
 レモンチキンは普通のチキンカツ。甘いレモンソースがついてくるが、ここはもっと辛い肉料理を頼めばよかったと反省。

ここでペナンラクサを頼んだら、時間がかかるからとマネージャー氏がおつまみをサービスしてくれた。
 玉ねぎのスナックと説明されたが、ちょっとピリ辛のベビースターラーメンの味。はまる。

そして登場、ペナンラクサ。
 大量のきゅうりの下にうどんのような白い麺が隠れていて、スープと言うよりはどろりとしたソースがかかっている。これをよく混ぜて食べるとまずは食感にびっくり。麺の見た目を裏切る腰の強さ。そしてソースはエビミソやらカツオ節やらいろいろ複雑な味がする。以前、マレーシアで食べたものとは全然違うが、これはこれでかなりうまい。ペナン風というのはこういうのなんだろうか。

 デザートは左からヤム芋のアイスクリーム、パンダンリーフケーキ、マンゴープリン(と言うかゼリー)、王様のデザート。最後のはバナナとドライマンゴー、プルーンにカスタードソースがかかっただけで名前負け。一番おいしかったのは一番地味に見えるパンダンリーフケーキだった。

全体に味付けはかなりマイルドで、メニューに唐辛子マーク2つでも全然辛くない。マレーシアらしく辛いものが食べたいなら唐辛子マーク3つのものを選ぶか、辛くしてとお願いした方がいいだろう。しかしおだしなど複雑な味のものもあって、この店はちょっと変わったメニューを頼んでみた方が面白い食事ができそうだ。

ところでこの店、マレーシア政府公認レストランで、マレーシアの観光誘致政策の一環らしい。食を通してマレーシアに興味を持ってもらおうという考えの下、これから世界中に1000店舗こういう店を作るのが目標なんだそうな。マレーシアっておもしろい。

カジュアルでコストパフォーマンスがいいし、ここはラクサを食べるだけでもまた行く価値がある。


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ヨルダンの王様コレクション

2008-07-03 01:41:38 | 中近東/北アフリカ
ヨルダンは立憲君主国である。
国王はすべての上に君臨し、すべてを決定する。


現君主はアブドゥラ2世、王妃はクウェート出身、美人で大人気のラーニア。

王様は一種の独裁者なので、この国のどこに行っても大きな王様の写真が目に入る。
 迷彩服の王様
  
家族と微笑む王様
 海の家の宣伝をする王様
 パパのフセイン前国王と並ぶ王様
 ペトラのビジターセンターでもパパと一緒に世界中からの観光客を迎える。

前国王フセインは47年も在位し、イスラエル、シリア、イラクに囲まれたこの難しい位置にある国をとにもかくにも平和に維持し続けた人。昔、日本に来た時は自らジェット機の操縦かんを握ってきてかっこよかった。

現国王アブドゥラはフセインとイギリス人王妃の間に生まれた長男。見た目はちょっと気弱そうに見えるが、この人もレーシングカーからジェット機、ヘリまで操縦するのが趣味らしい。石油も出ないこの国を一生懸命に統治し、王妃の人気もあって国民の評判は上々。たくさんの看板を見ているうちに、このムーミンのような王様がすっかり気に入ってしまった。

この王様と王妃様はなんとそれぞれの公式ウェブサイトまで持っている。

King Abdullah II Official Website - King Of The Hashemite Kingdom Of Jordan - Home Page 
Rania Al Abdullah Queen of Jordan Official Web Site

ご先祖様たちに負けないよう、この2人にはがんばっていただきたい。




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京都でらーめん缶

2008-07-02 01:36:53 | 雑談
この前京都に行った時、予備校の前で妙な自動販売機を見つけてしまった。
 
缶詰のラーメンの自動販売機。となれば買って見なければなるまい。

札幌しょうゆ味は既に売り切れていたので、札幌味噌味を購入。
帰ってから忘れていたのだが、思い出して試食してみた。
 冷たくてもおいしい、と書いてあるけど、ラーメンは熱くなきゃ感じが出ないので器に移してレンジでチン。
 油が目立つ濃い目のスープに麺とシナチク2本、お肉が2切れ。
付属の折りたたみフォークがむちゃくちゃ食べにくいが、意地でこれを使う。

缶の表示を見るとこのラーメンは実はこんにゃく麺、つまりしらたき。普通の小麦の麺では当然すぐに伸びてしまうので工夫したわけだが、食べてみるとやっぱりしらたき、信じて食べればラーメンと思えなくはない、と言う感じ。香港のゴム麺に似ている、と言えなくもないが、やっぱりしらたきかな。

スープは味のからみにくいこんにゃくのためだろう、かなり濃い味。でも意外においしい。

ゲテモノだけれど決して食べられないことはない、思いのほかまじめに作られた缶詰と言う感じ。
しかし中味はほんのちょっぴり、予備校生なら5缶は食べなければ腹はふくれまい。1缶300円だから5缶なら1500円。いいレストランで豪華なランチが食べられる。

京都で買ったけれど札幌のメーカーが作っている札幌らーめん缶だった。


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