Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

南房総で魚づくしの年越し

2016-01-04 15:34:56 | 国内旅行
あけましておめでとうございます。

昨年より年越しは横着にも旅館で過ごすことにした我が家、今年も近場の房総半島を探すも予約に出遅れ、やっと取れたのはこちら。

  
南房総市白浜の「田舎の宿 ニューきむら」
海辺の食堂の民宿で、清潔感あふれてサービス満点とはいかないが
 10畳の部屋にユニットバスまで付いているので年寄り同行の4人には十分。

到着してからは何をするでもなく部屋でだらだらと過ごし、6時になったら隣の食堂へ。
 
小上がりもある食堂は6組の客で満席、ご飯に味噌汁、お茶などはセルフサービスになっているが
 
名札の置かれたテーブルにはどーんと舟盛り、他にも海鮮づくしの料理が並び、特に金目の刺身とカサゴの唐揚げがうま~い。
 
さらに小さいながら一人一匹の伊勢海老の刺身や海鮮グラタンがやってきて、もうお腹いっぱいと思っていると
 年越しそばはもう無理。

そして年の開けた翌朝。
 北野天満宮でいただいた大福梅をまずいただき、お雑煮は「田舎風です」と言う通り、里芋や大根が大雑把にごろごろ。
伊勢海老は焼き物よりもガラでとった味噌汁がおいしい。

この宿にも浴室はあるが、大きな洗い場の割に浴槽が小さいし、何より温泉ではないので近くの日帰り温泉へ。
ネットで見つけたのは安房自然村の「不老山薬師温泉」
 
敷地内には洋風のホテルがあるがこちらの茅葺屋根の建物にも宿泊することができ、こちらに温泉がある。
食堂の入口のカウンターで昼食込み1500円を支払い、先にお風呂へ。
 
長い縁側を通り、地下への階段を下りると
 
廊下の先に男女別の浴室への入り口。その反対側にも扉があるので開けてみると、洋風ホテルからの通路が洞窟になっていた。

浴室の写真はHPから拝借したが
 
内湯はちょっと変わったJの字型で20人ほども入れるだろうか。その外には6人ほどでいっぱいの小さな露天があって、周りは塀に囲まれているので解放感はないが、温泉がかけ流しになっているので鮮度はなかなかいい。

こちらのお湯はウーロン茶のような黄金色で無味無臭。
温泉成分は泉質名をつけられるほどは含まれていないそうだが、pH8.67のアルカリ性なので入っているとお肌がつるつるする。
17℃ほどの冷泉を沸かしているが浴槽は42℃ほどの適温に保たれ、出た後もホカホカが続いてなかなかいいお湯。

湯浴みを楽しんだ後はまたお魚だが
 自分で作るのは苦手な煮つけ、カサゴはやっぱりおいし~。

初日の出は宿の目の前のマンションにちょうど視界をさえぎられて見えなかったが、初日の入り(?)は御前崎灯台から。
 
白浜は房総半島の最南端なので日の出も日の入りも楽しめるのがいい。

そして宿に帰って2日目の食事。
 
今日はイサキのお刺身に塩焼き、ブダイの煮つけやエビフライ
 
アジのなめろうにかわいいアワビのバター焼きまで来て、前日以上に満腹。
 デザートのフルーツは部屋に持ち帰らせていただく。

 翌朝はごく普通の宿の朝食だったが、こんなに魚づくしだったのは久しぶり。
家族でのんびりしたお正月を過ごすことができた。


さて、驚くべきことにもう10年目に突入したこのブログ、今年も国内、海外、うろちょろする予定。
今年もよろしくお願いいたします。


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コメント (3)
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