Kimcafeさんにお誘いいただいて、超マニアックな北関東エスニックツアーに行ってきた。
集合は池袋。ここで初めてお目にかかる本日の道案内人、Hiro Kayさんの車に拾われ、目指すは茨城県の坂東市。ってどこ?と思ったら千葉県の野田からすぐのところ、東京では半分以上も散ってしまった桜の花が次第に多くなるのを見つつ、1時間ちょっとで目的地に到着。 しかしやってきたのは看板も何もないこんな所。
プレハブやコンテナが並び、どう見てもどこかの会社のヤードだが
入ってすぐ右手の建物は実はモスクで、開いている扉から中を覗いてみると奥に手洗い場があり、その手前にはお祈り用のカーペットが敷かれている。
そしてその先には食堂があって、ここはモスクの開く金曜日の昼のみ営業ということでやってきた次第。
この店についてはつい最近「日本の中のインド亜大陸食紀行」という本で読んだばかりだったので期待でわくわくする。
果たして食堂の前には大きな鍋が出され、薪で熱された油の中でハンバーグのようなものが泳いでいる。
シンプルこの上ない店内のテーブルに着くと出される、これがチャプリカバブ。
大きなナンとミントソースもやってきて、さらにテーブルには青唐辛子のソースとレモンも用意されている。
熱々のカバブを手でちぎって食べるとスパイスの効いたピリ辛、揚げてあるのでちょっと脂っぽいがお肉の旨味が広がっておいし~。
礼拝時間より早めに来たのでお客さんもまだ来ず、シェフがお肉の用意をしているので覗かせていただく。
肉は牛肉、他に玉ねぎ、トマト、ニンニク、コリアンダー、ミントにスパイスが入っているそうで、今は200個ほどだがコロナ前は300個以上も作っていたとか。
9年前から作っているというパシュトゥーン人のシェフは「普段は車の仕事、これはアルバイト」なんだそうだ。
パシュトゥーン風にカルダモンの入った緑茶もいただき、お代は500円。 5枚400円のナンもお持ち帰り。
ついでに隣の建物も覗かせていただくと、こちらはHasan Halal Foodという食材店。
パキスタンのメーカーのスパイス類などがずらりと並び、冷凍ケースの中にはチャプリカバブも見える。
全国から注文があるらしいが、東京にもお店を出してくれないかしら。
しょっぱなからディープな食堂に満足していると「次はスリランカの野菜を売っている所に行きましょう」とHiroさん。
「ママの店」というこの倉庫がそこなのだが 残念ながら生鮮野菜は見当たらない。
居合わせた若いスリランカ人のお兄さんによると「今は季節ではないので」となるほどのお答え。
その代わりスリランカの瓶詰や缶詰、ホッパーの粉などが並んでいて、ベジタリアン用の大豆ミートもいろいろなフレーバーが揃っている。 スリランカ人のお兄さんは近所で大きな農園を始めたそうで、「5月にはいろいろ収穫できる予定です」ってどんな野菜ができるのか、興味津々。
この倉庫の隣には食堂も作る予定だそうで、こちらも気になる。
が北関東ツアーはまだ始まったばかり。次へ行こう。 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。
すっかり習慣となってしまったJAからの生花お取り寄せ。
今月も2回お願いした。
まずは長野県上伊那からアルストロメリア。 こんな花束になって到着したのは10本だが、1茎から花枝がいくつも出ているのでボリューム満点。
到着した時点では思ったより地味に見えたが、次第につぼみが開いて10日経ったら葉が見えないほどになった。
2週間以上経ってもまだきれいだ。
もう一つは福岡県から、今度はカーネーション。 こちらは長い茎の物が20本。
6種類のミックスでグリーンやカフェオレ色が珍しい。
こちらも届いた時点ではつぼみが多かったので、10日経ったいまになってやっと満開。アリストメリア以上に長く楽しめそう。 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。