先般実家に帰った際に乗った新幹線(500系こだま)が、紫色に塗装されていてなんだかかっこいい。この色から連想したのは、最近強いサッカーのサンフレッチェ。私は、サッカーには全く興味がないのだが、こちらに住んでいると、何かにつけあの紫色のユニファームが目に触れる。これは、てっきりサンフレッチェのJ1優勝記念なのかと思って調べてみると全然違った。
実はこの塗装、エヴァンゲリオン初号機を意識して行われているのだ。今年が山陽新幹線の全線開業40周年、そして「エヴァンゲリオン」の方もTV放送開始から20周年ということで、「新幹線:エヴァンゲリオン プロジェクト」なるものが企画されたという。この新幹線は、「エヴァンゲリオン」の庵野秀明監督が監修し、メカニックデザイナーの山下いくと氏がデザインしたもので、「500 TYPE EVA」と呼ぶようである。社内には、エヴァンゲリオンの世界観がテーマのコンテンツが色々とあったらしいのだが、乗った時には、まったくそのことを知らなかったのでひとつも見ていない。何とも惜しいことをしたものだ。