文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

資格の取り方8(ネットの活用)

2006-11-03 09:03:20 | 資格の取り方
(6)ネットを活用せよ


 皆さんは、資格試験の勉強をしていて、分からない所があった場合にどうやって解決しているだろうか。一般的には、手持ちの参考書などで調べたり、質問できる人がいる場合は、その人に聞いたりして解決するだろう。


 私が、お勧めしたいのは、ネットを使って調べるすることである。検索エンジンにキーワードを入力して検索すると、膨大な量の情報が表示される。人気のある資格試験は言うまでも無いが、技術系のかなりマイナーな資格に関係する事項でも、知りたいことが案外見つかるのである。これだと、直ちに情報が得られるし、コストもかからない。問題集1冊しか用意してなくても、ネットを活用すれば、十分合格できる場合も多い。


 私は、「ビジネス実務法務検定2級」や「ラジオ・音響技能検定2級」など、問題集1冊のみで合格した試験も多い。これらを受験する場合は、問題文や解答を読んでいて、分からない専門用語等が出てきた場合はネットを活用して調べてきた。ほとんどに試験の2級レベルなら、この方法で、十分に合格できるはずである。学校に通ったり、通信教育を受講したりすることに比べれば、はるかにコストパフォーマンスが良い。


 ただし、ネットの情報は玉石混交である。情報の真偽を見極めることは必要ではあるが、そんなに心配することもない。例えば、法律関係の情報は、色々な法律事務所のサイトに掲載されているし、マイナーな技術関係の情報についても、専門の会社がPRのため色々と技術情報を公開しているので、「常識力」をもって、複数のサイトの情報を読み比べて見れば、実用上問題が無い程度の精度の情報は得られるのである。


(この記事は、以前本館の方に掲載していたものを書き直したものです。)


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資格の取り方7(常識力をつけよ)

2006-11-02 19:00:31 | 資格の取り方
(5)常識力をつけよ

これは、言うは易し行なうは難しであるが、いわゆる「常識力」を身に付けておくと、資格試験の際にも役立つことが多い。特に多肢選択式や穴埋め式などの問題には有効である。

 いくつかの選択肢の中から答えを選ぶような問題の場合、「常識的」に考えて、明らかにおかしいと思える選択肢がまじっていることも多い。そういった時に「常識力」を働かせることができれば、5択問題も実質2~3択位になってしまう。正解が完全に分からなくとも、5択の中から選ぶのと2択の中から選ぶのとでは、当たる確率がまったく違ってくるのである。


 それでは、どうやって「常識力」をつけていけばいいのであろうか。残念ながら、一朝一夕にはいかない。普段から、色々なことに興味を持って、良く読み、良く見て、良く考え、脳の中にインプットしていくことが大切である。一つ言えるのは、物事をロジカルに考えることが大切だと言うことであり、「ロジカル・シンキング」の訓練を日ごろから積み重ねておくこともお勧めしたい。

(この記事は、以前本館の方に掲載していたものを書き直したものです。)


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資格の取り方6(細切れ時間の活用)

2006-11-01 19:03:38 | 資格の取り方
(4)細切れ時間をうまく利用しよう

 これは、おそらく、どの資格本にも書いてあるので実行されている方も多いと思うが、有効な方法なので、私も勧めたい。

 フルタイムの学生ならともかく、私たちのように、仕事を持っている場合には、なかなか勉強の時間を確保できないというのが悩みの種であろう。残業が多かったり通勤時間が長い人はなおさらである。こんな場合にすぐ思いつくのが、睡眠時間を削って勉強するというものである。しかし、やむをえずに一時的に行うものならともかく、常時これを続けると言うことは、よっぽど体力のある人以外にはお勧めできない。睡眠不足だと、肝心の仕本職の方に差しさわりが出てくる可能性があり、場合によっては災害にもつながりかねない。職業人は、本職あっての資格取得である。必要な睡眠はきちんととることが基本である。

 それでは、どこで勉強すればいいのだろうか。よく観察してみると、一日の中には、結構無為に過ごしている時間があるものである。これを有効に活用するのである。例えば、通勤時間、昼休み、出張や旅行の往復時間、待ち合わせの時間などである。更にトイレや風呂の時間だって使おうと思えば使えるのである。

 私の場合、昔通勤に時間を取られていた時期には、よく通勤電車の中でテキストを読んでいたものである。もっとも私は朝が弱いので、行きの電車ではは大抵寝ていたが、帰りの電車ではできるだけ何かを読むようにしていた。今は、通勤時間が短くなったのであまり出来なくなってしまったが、資格試験の勉強には十分役に立った。また、受験の無い時期には、小説なども結構読めたのである。

 しかし、これは万能の方法ではないことにも注意する必要がある。効率的にやろうとすると、まず、教材を選ぶことが大切だ。もちろん、普通のテキストでもある程度の効果はあろうが、一番いいのは、○×などで答えを出すクイズ形式の問題になっているもので、詳しい解説が付いているものである。

 あまり適さないのは、計算を伴うようなものである。私などは、乗り物に乗っているときに、計算をやろうとすると酔って吐きそうになる。このようなものは、土日等のまとまった時間を取れるときに集中してやる方が効率的であろう。もっとも、毎日時間が取れるのなら、それに越したことはないのであるが。要はうまく使い分けながら継続していくことである。

(この記事は、以前本館の方に掲載していたものを書き直したものです。)


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