マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

EF65 500番台 「さくら」

2007-08-20 01:18:44 | ブルートレイン:機関車・客車
こんばんわ。

このブログを立ち上げてから、ブルトレ関係は客車や交流機関車系しかアップしていなかったのですが、この度、東海道方面のブルトレ関係のスキャニングが幾つか出来上がりましたので、徐々にですがアップしていきたいと思います。

ただ、東海道のブルトレ関係は、撮った時期が小学6~中学2年生くらいの時のものが多いので、構図の悪さや写真自体の劣化など見苦しいものが多いので、その点につきましてご勘弁いただきたいと思います。

今日は、長らく東京発「1列車」の座を守ってきた、長崎・佐世保行き寝台特急「さくら」を牽引している「EF65500番台」の写真をお届けいたします。


昭和51年 東京駅にて EF65512牽引「さくら」

写真が劣化しており、見苦しくてスミマセン。
昭和51~52年くらいに掛けて、どこから湧いてきたのか空前のブルートレインブームとなり、東京駅や上野駅は日曜日ごとに小学生や中学生の鉄道マニアで一杯になりました。特に人気があったのは東京発着のブルトレで、ヘッドマークの付いた機関車の写真を撮ろうというマニアが殺到し、撮影禁止区域が設けられるほど危険な状態になってしまいました。


昭和52年頃 東海道本線 田町駅にて EF65530牽引の14系「さくら」

東京駅での撮影が難しくなり、鉄道マニアの撮影の場は沿線各駅にも広がっていきました。特にここ「田町駅」は、品川客車区からの回送があるため短時間に2回撮影できること、品川よりが大きくカーブしているため手軽に変化のある写真が撮れることなどから、こちらにもかなり多くのマニアが張り付くようになりました。


当時、年齢的にも家庭的にも一眼レフ+望遠レンズなどという高価な道具は望めず、増してやズームレンズは最低10万円(現在の価値でいうと30万円超くらい?)しましたので、とても鉄道写真に載っているような写真は叶わなかったのです。

ですから、今にしてみれば「カッコ良い」の代名詞であったEF65500番台の写真も、あまり「カッコ良く」撮ることができずに残念な想いですが、それでも鉄道写真を撮ってきた証として「残っているだけでもマシだったか」と、自分を納得させています。

以後、東京発着のブルトレについては、形式、時代を追ってご紹介したいと思っていますので、お楽しみにしていてくださいマシ。
コメント (6)
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