マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

14系寝台客車:スハネフ14「みずほ」

2007-08-25 23:25:50 | ブルートレイン:機関車・客車
こんばんわ。

明日は娘が水泳のジュニアオリンピックに出場するため、なんと、朝4時起きです。
ですので、今日は早めに更新して、お休みさせていただきます。

本日、EF65500番台の「みずほ」をアップいたしましたので、続きということで14系寝台客車の写真をアップしたいと思います。

「みずほ」の客車の変遷に付きましては、先日アップいたしました「さくら」「はやぶさ」のときにご紹介させていただいておりますので、今日は割愛させていただきます。


昭和52年8月 東京駅にて

「みずほ」の文字マーク時代です。24系と比較すると、電源車のバラエティーが無いので寂しい感じがします。
隣の11番線にいるクモユニ74の大目玉も懐かしいですね。



昭和53年9月 田町駅にて

熊本・長崎へ向け加速して走り去る「みずほ」。
当時、望遠レンズを初めて手にした頃で、ピント合わせや構図決めがなっていないですね。



昭和54年3月 東京駅にて

品川客車区から回着して機回し待機中の「みずほ」。
この時間の東京駅12・13番線はブルトレ専用ホームとなり、他のホームに比べて格段に旅情溢れるシーンを展開していました。現在はそのホームすらなくなってしまったわけですが。
バックに写っているスカ色113系は横須賀線の列車であり、まだ総武快速線とのスルー運転実施前の時代であります。


その後は「列車写真」主体の撮影方法に変わってしまい、「みずほ」のイラストマークはどうも撮っていないようですね。キチンと「記録を残す」ということが如何に難しいことか思い知らされます。
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EF65 500番台 「みずほ」

2007-08-25 03:35:01 | ブルートレイン:機関車・客車
こんばんわ。

先日発車し損なったEF65500番台「みずほ」の写真ですが、今日現像が上がりスキャニング・加工が終わりましたので、仕切りなおして発車したいと思います。

「みずほ」は、不定期の夜行特急列車として旧型客車で設定されました。その後定期列車に格上げとなり、さらに20系寝台車化されました。
当初は、東京~熊本・大分を結んでおりましたが、東京~大分間が独立したのは以前「富士」の時の記したとおりです。
その後しばらくは東京~熊本間を結ぶ寝台特急として、14系寝台車14両編成がすべて終点の熊本まで運用されていましたが、昭和50年3月ダイヤ改正において「はやぶさ」の長崎行きを引き継ぎ、東京~熊本・長崎間の多層建て列車に変わりました。

「みずほ」も他の九州特急と同様に、EF58、EF60500番台、EF61と牽引機が移り変わり、そしてこのEF65500番台が東海道ブルトレのエースとして牽引することになりました。


昭和52年頃 東京駅にて 機回しのため11番線を走るEF65527「みずほ」

ヘッドマークがつぶれ気味で見づらいですが、「みずほ」のマークが金・銀・緑の配色であったため、コントラスト的にモノクロ写真に向かなかったかもしれません。



昭和53年8月 東京駅にて EF65531に牽かれ東京に到着した「みずほ」

東海道スジのブルトレにEF651000番台が運用に就き出した頃で、大体半数ぐらいの持分になっていた頃のようです。
モノクロ写真ですが、コントラストでお判りのように、ヘッドマークの色彩が変化していることに気付くと思います。白地にベージュっぽい瑞穂の模様になっています。ちょっと高級感が薄れたような雰囲気となった気がします。


東海道のブルトレの中では一番地味な存在でしたが、「みずほ」というネーミングは好きでした。乗車数が見込まれ季節→定期へ活躍の場を確実なものにしていった「みずほ」ですが、「はやぶさ」や「さくら」のサポート役的存在であったが故に、ブルトレ冬の時代になって最初の犠牲者になってしまいました。
この先東京~九州の夜行が息を吹き返すことはまず考えられないので、おそらく「みずほ」の名前が復活することも無いでしょう。
コメント (6)
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