マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

EF58170のプロフィール追記

2007-12-05 21:08:18 | EF58のアルバム
本日アップいたしました竜華区のEF58170号機の記述について、プロフィールが洩れていました。
下記のとおり追記いたしましたので、ご参考にどうぞ。

                            記

こちらは、竜華区ではラストナンバーとなる170号機です。
170号機は、昭和33年4月10日落成の東洋電機・汽車会社製。新製配置は沼津区で、米原区→宮原区→竜華区と移動しています。車両形態は竜華区の基本形態ですが、170以降ですので、側面機械室の中央3枚窓のうち1枚だけがHゴムとなっており、趣を異にします。ゴハチの中では珍しく、ヘッドマークステーが無いのも170号機の特徴です。

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EF58149・170(竜華のゴハチ)

2007-12-05 20:36:51 | EF58のアルバム
今日はゴハチで参りましょう。

EF58といえば、東海道・山陽の荷物列車、東北・高崎・上越線の客車・荷物列車を牽引しているイメージが非常に強いのですが、旅客列車で言うと意外にも最後に運用が残っていたのは紀勢本線・阪和線の列車でした。この運用には、当時の竜華機関区のEF58がその任にあたっていました。

全国的に見ても直流機の牽く客車列車はここでしか見られなくなりましたので、もちろん貴重な存在ではあったのですが、改造だらけの竜華機関区のEF58はあまり人気があったようには思えませんでした。強いて言えば、先般アップいたしました66号機くらいなものでしょうか。(過去ログ参照。 http://diary.jp.aol.com/marutetsu/397.html )

昭和58年10月現在、竜華機関区には、39・42・66・99・139・147・149・170号機の8両が配置になっていました。なお、昭和59年9月現在においては、44号機が宮原区より転入、149号機は一足早く休車になっていたようです。

私がEF58の写真を撮りに行った際、66号機以外にも2両のEF58を撮ることができたのでご紹介したいと思います。


昭和59年7月6日 紀勢本線 見老津~周参見間にて


昭和59年7月6日 紀勢本線 南部~岩代間にて

まずは、149号機です。149号機は、昭和33年2月27日東芝製。初期配置は宮原区ですが、その後の経歴は資料が無いため判りません。形態は、白Hゴム、エアフィルタのヨロイ戸化されています。耐寒設備は搭載されていません。
他号機と足並みを揃えることができず、一足先に廃車になってしまったようです。




昭和59年7月6日 紀勢本線 朝来~紀伊新庄間にて



昭和59年7月6日 紀勢本線 岩代~南部間にて

こちらは、竜華区ではラストナンバーとなる170号機です。
170号機は、昭和33年4月10日落成の東洋電機・汽車会社製。新製配置は沼津区で、米原区→宮原区→竜華区と移動しています。車両形態は竜華区の基本形態ですが、170以降ですので、側面機械室の中央3枚窓のうち1枚だけがHゴムとなっており、趣を異にします。ゴハチの中では珍しく、ヘッドマークステーが無いのも170号機の特徴です。


竜華区のEF58は、全般的に白Hゴム、エアフィルタはヨロイ戸化されています。
パンタグラフは39~44号機がPS14、66号機以降がPS15を搭載しています。
39号機と66号機はツララ切り装備で、66号機は原形大窓、139号機はツララ切りなしの原形小窓です。
そして、何といっても最大の特徴は全てのカマがシールドビーム化されていたことでしょう。シールドビーム+白Hゴムでは、当時人気がないのも当然という感じでいた。
ただ、全国的にも珍しく、定期の貨物運用もあったようですね。


このときの撮影は2日間あったのですが、66号機、149機、170号機の3種しか捉えることができませんでした。比較的運用が堅く、8両も在籍していた割りには多くの号機を捉えることができず残念でした。


コメント (7)
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