こんばんわ。
たった2日間しか働いていないのに、スッゴイ疲れました。ストレス絶好調!
仕事に行くだけで気分悪いし・・・。ま、ここで言っても仕方ないですね。
今日はマニアックネタになってしまいますが、165系をご紹介しようと思います。
本来急行形というのは、クハ・モハ・クモハ・サロ・サハ・サハシといった6種類くらいしか車種を持っておらず、初期車・出力アップ車の違いや勾配抑速ブレーキの付加による形式の違いによるバリエーション程度となっており、衰退期以降の改造を除けば比較的変化に乏しい分野と考えらると思います。
※非冷房・冷房改造・新製冷房を加えると、かなり複雑で解かりにくくなりますが(笑)。
こうしたバリエーションの乏しいと思われる急行形の中でも、比較的レアな形態を持っているのが165系かな?と思います。
クモハ165+モハ164+クハ165をベースとして、これとは別にモハ165+モハ164という中間車ユニットを持ち、サロ165、サハ165、サハシ165といった付随車ももちろん用意されておりますが、さらに売店を設備したサハ164、中央東線用にパンタ部を低屋根化したモハ164-800番代もあります。
そしてもう一つ、モハ164に簡易運転台を設備したモハ164-500番代というのが存在します。今回は、わずかですが過去に撮った写真から画像をご紹介したいと思います。
昭和52年 品川駅にて 急行「ごてんば」に使用されたモハ164-500番代
妻板部をアップで撮ったものです。この写真を撮った頃はまだ中学生の頃であり、簡易運転台付きの500番代に関する知識は持ち合わせていなかったと思います。偶然品川駅で写真を撮っているときに居合わせた急行「ごてんば」にこの車両を見つけ、非常に違和感があったので写真を撮っていたものと思います。
妻板の窓をくり抜くように窓が付いており、雨用にワイパーも設備されています。
運転設備は車内の側面にマスコンやブレーキ軸が取り付けられており、使用しないときは壁と同色の金属カバーで覆われ、格納されています。
昭和52年 品川駅にて 急行「ごてんば」 モハ164-514
モハ164-500番代は、全部で14両製作されていますので、写真の514がラストナンバーとなります。
標準のモハ164は妻側に便所、内側に客扉が付く構造となっておりますが、この車両だけは便所が客室寄りで客扉が妻板側となっており、クハやグリーン車も含めても例外はこのモハ164-500番代だけとなります。
昭和55年 新宿駅にて 急行「アルプス」に連結されたモハ164-504
私は車両配置にまで詳しくないので、どこに何両の500番代が配置されていたかは知りませんが、中央線にも配置されていたんですね。
通常のモハを見慣れた人からすれば、この形態は一目で違和感が湧いてくると思います。
モハ164-500番代誕生の元々の経緯は、山陽スジの急行への増結用として用意されたもの(具体的には「鷲羽」だったと記憶しています。)で、3両の増結に至らないこと(又は有効長の関係か?)から2両増結することとなりましたが、最小単位が3両編成となっていたため、モハ164に簡易運転台を設備して対応したとなっています。
当時の山陽急行は平坦区間の関係から殆どの直流急行が153系であるため、最小単位である2両で考えると、165系を使用するしかなかったということだと思います。
そんな目的をもって14両も製造されたモハ164-500番代でしたが、新幹線の岡山開業後は山陽急行が大幅に縮小し、増結編成の運転もなくなってしまったことから、クハ165+モハ164-500+クモハ165として組成されて、簡易運転台を持たないモハ164と同じ用途、共通運用で使われるようになってしまいました。
せっかく特別な設備を持った異色車種でしたが、ほんのわずかしか目的は達成しておらず、異色ながらも地味な活躍に終ってしまいました。
たった2日間しか働いていないのに、スッゴイ疲れました。ストレス絶好調!
仕事に行くだけで気分悪いし・・・。ま、ここで言っても仕方ないですね。
今日はマニアックネタになってしまいますが、165系をご紹介しようと思います。
本来急行形というのは、クハ・モハ・クモハ・サロ・サハ・サハシといった6種類くらいしか車種を持っておらず、初期車・出力アップ車の違いや勾配抑速ブレーキの付加による形式の違いによるバリエーション程度となっており、衰退期以降の改造を除けば比較的変化に乏しい分野と考えらると思います。
※非冷房・冷房改造・新製冷房を加えると、かなり複雑で解かりにくくなりますが(笑)。
こうしたバリエーションの乏しいと思われる急行形の中でも、比較的レアな形態を持っているのが165系かな?と思います。
クモハ165+モハ164+クハ165をベースとして、これとは別にモハ165+モハ164という中間車ユニットを持ち、サロ165、サハ165、サハシ165といった付随車ももちろん用意されておりますが、さらに売店を設備したサハ164、中央東線用にパンタ部を低屋根化したモハ164-800番代もあります。
そしてもう一つ、モハ164に簡易運転台を設備したモハ164-500番代というのが存在します。今回は、わずかですが過去に撮った写真から画像をご紹介したいと思います。
昭和52年 品川駅にて 急行「ごてんば」に使用されたモハ164-500番代
妻板部をアップで撮ったものです。この写真を撮った頃はまだ中学生の頃であり、簡易運転台付きの500番代に関する知識は持ち合わせていなかったと思います。偶然品川駅で写真を撮っているときに居合わせた急行「ごてんば」にこの車両を見つけ、非常に違和感があったので写真を撮っていたものと思います。
妻板の窓をくり抜くように窓が付いており、雨用にワイパーも設備されています。
運転設備は車内の側面にマスコンやブレーキ軸が取り付けられており、使用しないときは壁と同色の金属カバーで覆われ、格納されています。
昭和52年 品川駅にて 急行「ごてんば」 モハ164-514
モハ164-500番代は、全部で14両製作されていますので、写真の514がラストナンバーとなります。
標準のモハ164は妻側に便所、内側に客扉が付く構造となっておりますが、この車両だけは便所が客室寄りで客扉が妻板側となっており、クハやグリーン車も含めても例外はこのモハ164-500番代だけとなります。
昭和55年 新宿駅にて 急行「アルプス」に連結されたモハ164-504
私は車両配置にまで詳しくないので、どこに何両の500番代が配置されていたかは知りませんが、中央線にも配置されていたんですね。
通常のモハを見慣れた人からすれば、この形態は一目で違和感が湧いてくると思います。
モハ164-500番代誕生の元々の経緯は、山陽スジの急行への増結用として用意されたもの(具体的には「鷲羽」だったと記憶しています。)で、3両の増結に至らないこと(又は有効長の関係か?)から2両増結することとなりましたが、最小単位が3両編成となっていたため、モハ164に簡易運転台を設備して対応したとなっています。
当時の山陽急行は平坦区間の関係から殆どの直流急行が153系であるため、最小単位である2両で考えると、165系を使用するしかなかったということだと思います。
そんな目的をもって14両も製造されたモハ164-500番代でしたが、新幹線の岡山開業後は山陽急行が大幅に縮小し、増結編成の運転もなくなってしまったことから、クハ165+モハ164-500+クモハ165として組成されて、簡易運転台を持たないモハ164と同じ用途、共通運用で使われるようになってしまいました。
せっかく特別な設備を持った異色車種でしたが、ほんのわずかしか目的は達成しておらず、異色ながらも地味な活躍に終ってしまいました。