マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

185系200 臨時特急「あがつま草津」

2007-11-25 18:00:14 | 写真撮影
昨日の話になってしまいますが、高崎・上越・吾妻線に臨時特急「あがつま草津」号というのが運転されました。
前々から時刻表を見て気にはなっていたのですが、我家から歩いて行けるし、まぁ話しネタとして撮りに行ってみようかと。

使用車両はダイヤ情報で185系と判っていましたので、おそらくヘッドマークも用意されるのだろうと思い、本当はもっと寝ていたかったのですが、そそくさ出掛けました。


平成19年11月24日 西川口~蕨間にて 臨時特急「あがつま草津」

運転区間は新宿~長野原草津口で、編成は185系7連(OM7編成)でした。
今年の運転は下りが11月23・24日、上りが24・25日のみで、3連休でのスポット設定のようです。
新宿発の草津方面行きは、過去にスーパービューを使用した列車があったと思いますが、運転実績は比較的少ないようです。

ちなみに、ヘッドマークをズームアップしてみました。



上の写真の画像を縮小無しで切り取ってみました。
よくみると、ヘッドマーク四隅のRが合っていません。どうもシールのようですね。

ダイヤ情報によると、来年の2月9・10日(下り)、10・11日(上り)に運転されるようです。撮り逃した方は、来年の運転を待ちましょう。
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EF58102:もう1台のヒサシ美人

2007-11-25 00:40:28 | EF58のアルバム
このところすっかりご無沙汰してしまいましたEF58シリーズを一つ。

今日は、宇都宮区でツララ切りを装備し、改造が少なく美人だった102号機をご紹介したいと思います。

これまでご紹介いたしました中でも、153号機はHゴム化されずにきれいな顔立ちで活躍していた姿をご紹介したことがありましたが、この102号機もほぼ同様の形態でした。
153号機は、ツララ切り装備で原形小窓、原形フィルタで、テールランプも原形小型のものを装備していましたが、ホイッスルカバーは外されていました。
これに対して102号機は、ほぼ同様の装備でありながらも、私の撮った写真を見る限り、大型のホイッスルカバーを装備したままとなっております。


昭和55年10月頃 田端操車場にて(田端駅南行ホームから)EF58102+マニ36

おそらく荷物列車を牽いて田端操に到着、隅田川への発車待ちだと思いますが、この頃の写真で宇都宮区のEF58が荷物列車を牽くシーンというのはあまり記録に残っていません。もしかしたら、高崎第二区へ貸し出しされた可能性もあるのですが、詳細は不明です。

同機は、この写真を撮った3年後に廃車されており、この状態のまま廃車になったのか、多少の改造を受けたのか、詳しい経過が分かりません。比較的遅くまで活躍していた割りには、何故かこの1枚しか写っていなかったのです。

客車ファンの方は、次位のマニ36にも着目してみてください。張上げ屋根の改造車です。荷物車の割には張上げ屋根の痕跡があるだけで流美に感じてしまうから不思議です。
この写真の影響で、GMマニ36を改造して作ってしまいました。惜しむらくは、ナンバーが不明であることです。

この102号機、昭和31年10月2日誕生の日立製。転属の経緯詳細は資料がありませんが、確実に高崎二区か長岡区の経験を持ちます。原形フィルタを装備していたことから、浜松以西の配属経験は無いものと思われます。(ただし、東海道電化当初には一時的に配置された可能性は否定できません。)昭和58年11月11日付で廃車となっています。

EF58の晩年期は、このようなヒサシ付き原形小窓車は殆ど存在しませんでしたので、大変貴重な車両ではありましたが、最後まで活躍することはできませんでした。

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平成19年11月23日の撮影:私鉄篇

2007-11-24 18:05:32 | 写真撮影
さて、本筋は大体報告させていただきましたが、昔から欲張りな性格のため、あちらこちらとツマミ食いをしています。

今回小田原に行くことから、あまり積極的には撮影に行っていない小田急電鉄でも撮れれば、あわよくば"復活塗装のLSEでも来ないかな"なんて期待していたのですが。、
実際にはあまり撮影する時間もなくて、結局撮れたのはこの1枚だけでした。


小田原駅 小田急7000系 LSE新塗装

LSEの写真を撮ったのは今更ながら初めてです。残念ながら新塗装、しかもヘッドマークは「回送」ですか?そうですか・・・。

そしてもう一つ。小田原といえば伊豆箱根鉄道大雄山線。





この線も撮ったことなかったなぁ。むかし職場の旅行で小田原を通る度に西武色の旧型車を見ましたが、なかなか下車する機会無く箱根まで行ってしまいますからね。
少し様子を見ていましたが、これだけしか撮れませんでした。

私鉄に関してはこんなところです。時間が余りにもありませんでした。
それこそ、ダイヤとか運用を調べて予定を合わせておかなければ、ついでに良い写真撮ろうなんて甘いですよね。
でも、せめてLSEの復活塗装だけは撮っておきたいですね。

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平成19年11月23日の撮影:500系に夢中続篇

2007-11-24 11:08:49 | 写真撮影
では、新幹線篇の続篇です。

当初予定では、小田原で撮影のあと1本の500系を捨てて西馬込に向かう予定だったのですが、line様に時刻表で臨時の500系の折り返しを確認していただくと、また返しも2本続行となることが判明しました。これを捨てるわけには行かなくなってしまい、新横浜で下車し、撮影を挙行することにいたしました。

以前新横浜で撮影したときは、上りホームからのみの撮影でしたので、今回は下りホームから進入のシーンを撮影することに。幸い、他の撮影者もいなかったため、ゆったり構えることができました。


新横浜駅 500系「のぞみ187号」

下り33号とわずか3分後に続行してきた「のぞみ187号」です。新横浜停車のため、ゆったりと撮影できました・・・が、正直なところ失敗です。左に振りすぎて最後部を落としてしまいました。クソ~。
先行の「のぞみ33号」はリバーサル撮影ですのでまたの機会に。こちらは期待しているのですが。


そして、最後は西馬込です。新横浜で品川までの乗車となりますが、上り列車を待っていると、品川停車の新幹線が暫くありません。どう計算しても上りの18号は間に合わない。下りの41号は、このところの観察からすると日没ギリギリ。Swallow Angel様と諦めようかという話もしていたのですが、せっかくなので、次回のロケハンも兼ねてということで、とりあえず行ってみることにしました。

現地に着いたときはまだ良かったのですが、分刻みで太陽の光が弱くなっていくのが分かります。41号の通過まで30分ちょっと。予行練習をしながら太陽のご機嫌を伺い、そのときを待ちます。


品川~新横浜間 西馬込付近 700系「のぞみ」

光線は完全に暮色を含んだやわらかい光に変わってきました。
その後数分で、線路に落ちるビームや木の影が動き出し、もう数分のところで架道橋の影が線路を覆い出しました。果たして撮れるのか・・・。



品川~新横浜間 西馬込付近 500系「のぞみ41号」

シャッタースピードは軒並み2段階下がりましたが、正面がちなのでブレないで撮ることができたようです。先頭の直前まで影が迫っているのがお判りいただけると思います。
先週ロケハンで行ったときには500系に嫌われましたので、とりあえずはリベンジできたというところでしょうか。
日の入りが益々早くなりますので、41号の撮影はこの連休が限界のようですね。

ということで、撮影の行程は全て終了です。
Swallow Angel様と五反田で別れ、帰途に着きました。

しかし、新幹線の撮影は非常に疲れますね。ある意味、暫くの間忘れていた「撮影の緊張感」というものを思い起こさせられたという感じがします。
500系が関東にいる限りは、まだ追い続けたいという想いがつのりました。

おって私鉄篇、バス篇もお届けしたいと思います。では・・・。

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平成19年11月23日の撮影:500系に夢中篇

2007-11-24 00:55:35 | 写真撮影
さてさて、日付が変わって機能の話になってしまいましたが、今回は新幹線篇をご報告いたします。

私は本来駅撮り派ではないのですが、車慣れしてしまった私が電車で移動し効率的に予定を消化するためには、駅撮りに頼らざる得なくなってきます。しかも新幹線は、安全性の確保から安全柵が在来線より高くしてあったり、環境保全のために防音壁を設置していたりと、駅間で撮るの用意ではないため、なおさらなのです。

ということで、今回の行程は駅撮りを中心に考え、比較的近場で編成全体を収めるのに障害物が少なそうな小田原駅を選んだわけです。しかし、小田原駅に1日張り付いているわけにも行かないので、東京方から西進し、都心へ戻るルートといたしました。
では、順を追ってご紹介いたします。

まずは、集合となった田町駅で。前ログで説明が洩れましたが、デザイン屋の日々」管理人のline様 http://diary.jp.aol.com/qegbrh4/は川崎からの合流となりますので、この時点ではSwallow Angel様 http://do-raku-oyaji.cocolog-nifty.com/blog/ と2人での撮影です。


田町駅にて 折り返し「のぞみ9号」の送り込み回送

サンライズの回送を撮ってからこの列車を撮ろうと思っていたのですが、サンライズが通過する前に来てしまいました。前頭は撮り損ない、在来線との境界にある柵も邪魔なことを知っていたので、いたずらに流して遊びました。そしたら、これが止まってしまったんです。お遊びのつもりがちゃんと写ってしまいました。昔、品川駅で0系相手に遊んで流していた頃を思い出します。

その後、改札から出て定番のテラス階段から「のぞみ9号」を撮りましたが、こちらは中判リバーサルで撮りましたので、こちらは現像が上がってからのご紹介となります。


次に、移動の列車中でline様と合流後、3人で「富士ぶさ」を撮影、そのまま次の目的地である小田原に向かいます。

ここは新幹線の特集記事で見て撮り易そうだったので選んだのですが、実は、なかなか手ごわいところだったことが後に分かります。


小田原駅 300系 下り「こだま」

最初の下り「のぞみ17号」に備え、上りホーム東京方に移動。300系も近いうちに全廃ということもあり、いくつか押えました。


小田原駅 700系下り「のぞみ」

さらに、退避中の「こだま」を「のぞみ」が追い越すシーンを撮ってみました。
その通過速度の速さに度肝を抜かれ、この後苦悩を味わうことになります。

そして、「のぞみ17号」はリバーサル撮影のため、今日は画像がございません。
ちなみに、スピード感抑制のため、望遠で正面に近い角度で撮るようにしました。


次は20分後に上り「のぞみ17号」に備え、今度は下りホームへ。しかし、ここが難儀でした。



小田原駅 700系下り「のぞみ」

こちらも、テストを兼ねて追越シーンを撮ってみました。
こちらはインカーブになるのですが、上りホームから遠望したカーブの感覚と違い、中途半端に緩やかな感じで、遠くを押えようとすると後部が全てトンネル内に隠れてしまい、ワイドで引こうとするとホーム安全柵が軒並み写ってしまうというジレンマ。しかも、引けば当然画像内のスピードが早くなるので、キッチリと構図内に乗せるのが難しくなります。



小田原駅 上り「のぞみ2号」

そしてこの構図です。柵がどうしても入ってしまいます。そして、これは中望遠クラスの画角と思いますが、とにかくもの凄いスピードで迫ってきますので、フレーム内に収めるのに必死です。あと3mくらい引きたいところですが、0.01秒ずらしてもフレームから飛び出してしまうでしょう。本当に手ごわいです。

3人で食事の後、上りの「のぞみ10号」を狙います。
インカーブからは難しかったので、今度は上りホームから狙います。しかし、これがまた曲者で、緩やかなアウトカーブのためズームアップすると正面しか写せません。引けば当然編成は入りません。でも仕方ありませんので、引いて勝負することとしました。

話をしながら時間を待つと、見過ごそうと思っていた上り列車が500系ではありませんか。急いで電源を入れ画角を調整しシャッターを押したのですが、その迫ってくるスピードに全然間に合わず、撮れたのが3両目でしたorz.

ここでline様とお別れ。なぜ予定より早く来たのかなどの談義をしていたらトンネルからまた光が・・・なんと、また500系が来ました。何だか状況が分からないのですが、まだカメラをしまっていなかったので今度は撮ることができました。


小田原駅 上り「のぞみ10号」

まぁ、写りはアレなんですが、とりあえず撮れたということで、さっきのは何だったんだと。どうも臨時列車に500系が充当されダブルで来たのだということが分かりました。

つづく・・・
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