マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

昭和52年 167系修学旅行列車(非冷房オリジナル時代)

2010-06-25 01:34:00 | その他電車
こんばんわ。

夕方にダウンしてしまって、また夜型に戻ってしまいました。別にサッカーが気になって起きているわけではありません。

今日はテンションが低いです。超低調・・・。なので、静かに貴重な写真をさり気なく置いておきます。






いずれも昭和52年、蕨~西川口間にて捉えた日光の集約臨です。30年以上経った今でも、車両は違えど生きているスジですね。夕方で露出条件の厳しい写真ですが、辛うじて写っていました。

167系は、165系直流型急行電車をベースにした修学旅行用車両で、戸袋窓を廃するためにドア幅を700mmにしているところが最大の特徴です。これは、先に誕生した155系や159系時代からの伝統ですね。
また、トンネル断面の小さい中央東線への乗り入れ対応のため、パンタグラフ部が低屋根構造となっています。155系・159系のような全低屋根とはしませんでした。

修学旅行用車両は特別な財源からの製作となっているため、コスト増を伴う冷房の設置が見送られているのも特徴です。その後、車両需要の多用化に伴って、165系同様に冷房改造されることとなりますが、165系に比べるとかなり遅れた冷房化となっています。

私が初めて日光集約臨の写真を撮った頃は、まだ155系の修学旅行色が運用されており、167系は東海道スジの集約臨や臨時急行等に使われることが多かったようです。この写真を撮った後も、湘南色に塗り替えられた155系も運用されておりましたので、167系の運用数は少なかったように思います。

155系の廃車後は、167系や165系の波動用車両が運用にあたっていましたが、既に湘南色・冷房化された車両ばかりとなっており、この写真のようなオリジナルの167系集約臨を見る機会はほんの一時期だったように記憶しています。

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昭和63年:ローズピンクの「北斗星」

2010-06-24 07:18:00 | ブルートレイン:機関車・客車
おはようございます。

昨夜もポチ回りしてくたばってしまいましたzzz。昨日は早めに帰っては来たのですが、どうも残業グセもついてしまい、疲れが溜まってます。

EF81の置き換えが目前となってきた東北・北海道スジの夜行列車。「カシオペア」も今日の上りが最終運用となる予定であり、いよいよと言った感があります。残念ながら仕事なので撮影をしている暇はありません。
「北斗星」については来月半ばの予定であるので、もう少し猶予があると言ったところでしょうか。


JR化翌年の3月、青函トンネルの開業により誕生した札幌行きのブルトレ「北斗星」。もう既に20年が過ぎました。星ガマ、召ガマ、虹ガマ、カシガマ、ヒサシ付きと、個性のあるEF81で楽しませてくれましたが、開業当初はローズピンクのカマが一般的で、たまに召ガマ、虹ガマが運用に入る程度でした。季節列車を含めて3往復ありましたので、効率良くも撮ることができたのですが、やはり飽きもあったことは間違いありません。ですから、意外と撮っていなかったのが、ノーマルなローズピンクの「北斗星」でした。



昭和63年11月14日 栗橋~東鷲宮間にて EF8194牽引

まともに撮っていたのは、何とこの1枚だけだったようです。北海道のDD51が専用塗装化され、これに続くようにあっという間に専用塗装になってしまいました。EF8181が赤ガマ化(塗装変更当初は星無しの貨物使用だった)されたのを偶然現場で見たときは落胆しました。
写真もカラーネガからで、カラーバランスもやや崩れており、輪を掛けて冴えない感じはしますね。しかし、これが「北斗星」の真の勇姿だったのです。



昭和63年10月10日 蓮田~東大宮間にて

別の列車を撮るときに、偶然来た?「北斗星」を後追いで撮ったもの。写真では判りづらいですが、牽引機はローズピンクです。
現在と変わらない25形で組成された金帯編成ですが、個室は殆ど連結されていない、こちらもまだ素朴と言える編成でした。



平成20年10月18日 蕨~西川口間にて EF8194牽引

こちらは現状の「北斗星」。おなじ94号機が牽引していますが、こちらの方が鮮やかな感じですね。まあ、好みの問題ですが・・・。
客車も現在は殆どが個室車両で構成されており、格段の世代差を感じます。


そんなことで、相当数あるネガやポジを探しても、本当に撮っていないらしくピンクガマの写真は出てきませんでした。逆に、同時期の虹ガマは何枚か出てきたりして、ちょっとガッカリでしたね。

EF510への置き換えが決まったとき、EF81もイベント的要素でピンクガマを復活させてくれるのではないかと期待していたのですが、どうもそのような動きは無さそうですね。置き換えまで1ヶ月を切ってしまったこの場になって、もう望みはないのでしょう。

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京王電鉄動物園線 6000系イラスト電車に逢う

2010-06-23 06:41:00 | 列車・車輌カタログ(私鉄)
おはようございます。

昨日は残業で疲れてしまい、ポチ周りをしてダウンしてしまいました。
なので、早朝のアップでございます。


平成22年6月21日、八王子と京王線沿線への外回りがありました。お昼の移動では、西八王子駅で201系H7編成にも逢いましたが、残念ながら撮影は出来ませんでした。

そして、八王子駅から京王八王子駅へ。京王八王子駅は、おそらく初めてですね。高尾線とかは何度も乗ったことがありますが、八王子へ行くのは専ら武蔵野線経由が多いので、京王線は乗ったことがありませんでした。

夕方、帰り道ですが、乗り継ぎを兼ねて高幡不動駅のホームをブラリ。




車庫には、以前競馬場線で逢ったリバイバル塗装の6000系が居ました。
それ以外に6000系の姿は見えません。昼間というか、夕方でも運用には入らないのでしょうかね。
さっさと動物園線の6000系を撮って帰途につきたかったのですが、これが本数が少なく、全然来てくれないんですわ。結局20分以上待ったかな。




やっと来てくれました。ハイビームで進入。初めて逢う5扉車に緊張しちゃいました。全然京王って撮ったことが無いもんで、6000系5扉車もいつの間にか最後の1編成になってしまいました。






4両編成で、殆どが橋上駅下に入ってしまい、暗くなります。そんなんで、こんなアングルしか撮れません。愉快な動物たちの絵が良いですね。動物園線専用であることが強調されています。




最後に、5扉が良く判るように広角気味に撮ってみました。

結局30分以上時間を潰してしまいました。本数が少ないですね。平日であったし、時間帯も悪かったかな。
他の6000系も見ることなく、新宿寄りの車庫に1編成、そして競馬場線で1編成を見ただけで終わってしまいました。

ああ、8両編成とか、10両編成が見たかったな・・・。

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西武鉄道なのに銀河鉄道999

2010-06-22 01:24:00 | 列車・車輌カタログ(私鉄)
こんばんわ。

昨日も週の初日から外回り。八王子が最初だったので、家を早く出て疲れてしまったようです。帰ってきて、20時前から23時くらいまで寝てしまったようで。何度も女房に起こされたみたいなんですが、面白いことに、ちゃんと夢の中で夕食をとっており、おなかが減らないんですよね。(笑)

そして昨日は、多分人生初の体験をしました。帰りの電車の中で、立ったまま寝てしまったんです。なんども「ガクン!」をやりました。たまに電車の中で見て、「信じられない。なんで立ったまま寝られるの?」なんて思っていたんですが、まさか、自分がやるとは思いませんでしたよ。

さて、先般の西武鉄道の続きがありますので、もう少しお付き合いください。

あまりの暑さに耐えかね、清瀬駅前の西友にでも避難しようかと歩き出したとき、遠くからハイビームで電車が来るのが見えました。正面が黒っぽく見えたので「あれ?またレッドアローかな。」と思ったのですが、ホームのこちら側に顔を出してきたとき、初めて銀河鉄道ラッピングの車両だと判りました。

一度しまったカメラを慌てて出して、急ぎで構図を合わせて撮りました。
※平成22年6月16日撮影。清瀬駅にて。




先頭はメーテル?顔に比べて帽子がデカ過ぎるような気が・・・。




確認画面のホールドを解除しようと思って、誤ってシャッターを切ってしまいました。これが意外にも良い場面を撮ってしまいました・・・。




後ろは車掌さん。名前とか知らない。慌てて構図を構えたのですが、障害物とか多くて迷っていたら、なんかピンがズレてしまったようで。甘くなってしまいました。


もう1スパン駅寄りに立っていたら、後部もかなり良い構図で撮れた筈なのですが、とにかく慌ててしまったので出来損ない写真になってしまったのが残念です。でも、この列車が走り始めてからかなり経ちますので、この場で初めて逢えたのは嬉しかったですね。暑い中撮っていた甲斐がありました。

しかし、零士先生デザインの列車も、かなり全国的に幅を利かせてきたように思うのですが・・・。

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車運車 ク5000の連結された列車

2010-06-21 00:33:00 | 貨車
こんばんわ。

今週末は「カシオペア」のカマ交代劇で世間が沸きそうな予感。でも、また1週間仕事ですので、私的には淡々と過ごそうと思っています。

さて、Fe4のメンバーであるシービーさんが『貨車 ク5000形はこれしか撮ってませんでした』というネタをアップされまして、私も過去に1枚だけはっきりとク5000を連結している列車を撮った記憶があったので、これを蒸し返してみようと思い、このネタをチョイスしてみました。



昭和57年11月6日 上越線 水上駅にて

過去ログ『長岡運転所のEF15』で掲載した写真の再掲です。
EF15142の次位から車運車2両がク5000で、積載車と空車の各1両が連結されています。おそらく、都内から新潟へ輸送されるものと思われます。




車運車の部分をちょっとだけアップにしてみました。数種類の普通車が積載されています。
ク5000というと、まず思い出すのは宇都宮貨物ターミナル。車載施設が東北本線から良く見える位置にあり、沢山のク5000が待機し、その周辺に新車が沢山居たのを見ました。まだEF57が現役で、良く宇都宮運転所に通っていた頃に見ていたと思います。それと、新座貨物ターミナルにも同様の施設があったように記憶しています。

ここでちょっとだけ大宮操車場でのお話。

ク5000は手ブレーキがセンター床下に装備されていて、添乗設備がありません。したがって突放禁止となります。もちろん、この時点でハンプ通過禁止となるものですが、実はそうでも無いんですね。
車載しているク5000については、積荷の転動の危険もありますので、まず突放やハンプ通過は有り得ないと思われます。しかし、工場入場などの回送においては、一般の駅別または方向別列車に連結されてきますので、大宮操車場ではハンプを通過せざる得ないのです。

このような場合、他に工場入場の貨車が連結されていれば、添乗ブレーキの可能な貨車と一緒に散転(坂から落とすこと)されます。ただし、これも無く、突放禁止車両が単独となってしまう場合には、DEがこの貨車を繋げたまま群線まで下りて来て、いわゆる動力車入換の要領で留置し、DEが帰って行きます。
その後、別の貨車が同線に散転された際、当て込みを行って、他の車両と一緒に定位置まで持っていくわけです。

まあ、年に何度もあるわけではないですが、私自身も何度かク5000のブレーキ扱いをしたことがあります。しゃがんでブレーキを回さなければ行けないですし、1両が長いので歩くのも結構めんどかったですね。

またうんちくが長くなってしまいましたね。貨車って意外と奥が深いんですよ。
モーターリゼーションで隆盛を極めた自動車輸送でしたが、結局はそれが国鉄自身の首を絞めることになってしまったとは、なんとも皮肉なことです。

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