アダルトメディアの研究家の著作、AVの分析が主。知見は:
・痴女は90年から出現。熟女・人妻は現在AV3割、雑誌5割と人気、もともと戦後のエロは人妻から
・キカタン女優は単体女優(アイドルで単独、名前が売れている)と企画女優(企画もの、大勢出るうちの一人)の合体で、企画ものに出るアイドル、2000年頃から
・ビニ本からヴィデオへ、AVになり、インターネット
・素人投稿はフィルムからインターネットでさらに拡大、自撮りも(女神と呼ばれる)→ナンパAVはすたれる
・痴女の元祖は黒木香と豊丸
・言葉攻めは池袋の「乱コーポレーション」(1991年創業)が発祥で南智子のAVに→言葉攻め「痴女」の出現
・女性のセックスは「微笑(71年創刊)」や「ヤングレディ(63年創刊)」の過激化
「痴女」がどうして流行るのかの考察が薄いと思う。(当方自身ではAVを見る気もしない、どの年代・年齢・世代に受けているかホーコート分析でもして欲しい)、驚いたのはメディアとしてのエロは変化し多様で、インターネットが変えたのが良く分かる