子供が近鉄を予約してくれて3人で難波から。帰りはしまかぜに乗る。
伊勢市駅まではデラックス特急で3列席。のんびり風景を楽しむ。三重は立派な家屋が多い。伊勢市駅から下宮に参拝。神明鳥居様式ですっきりした形の伊勢鳥居が続く、正宮の鳥居には笠木がのっているのに気が付く。
唯一神明造を見ていると、縦(棟持柱など)・横(床、梁)・斜め(屋根、千木など)の3つの構成で抽象的な構成だ。周りの木や川、山という自然との対比を感じる。しかも遷宮によりエッジが保たれている。神社は普通であれば檜波葺だが、ここは萱葺だ。軒の雨落ちには玉石などで処理している。
バスで内宮(ないくう)へ。五十鈴川にかかる宇治橋が結界を表す。山の景色が秋で霧がかかり楽しめた。ゆっくり歩くとオーラを感じる。雨上りの霧と杉林、遠くの紅葉。
おはらい町とおかげ横丁で食事、五十鈴川の紅葉の景色を赤福奥の新橋から楽しむ。豆乳ソフトクリーム、赤福などちょっとずつ味わえるのが良い。赤福や豚捨のコロッケは大行列、牛串(700円から900円)も人気。スヌーピーショップもあったが京都西院の企業が運営のよう。
街並みの建築は軒や破風に垂れ壁が降りている、「外囲い」「刻み囲い」( http://www.iezo.net/words/yagyo/detail_07.html )であり雨対策のようだ。京都の縦張と違い下から水平に下見張を桟で押さえてある。一年中吊るすしめ縄も面白い。
帰りは しまかぜ ゆったり豪華な椅子のマッサージが良い。ラウンジは混雑しており、子供は寝てしまっていたので一人席を愚妻と向かい合わせにしてゆったり楽しむ。
途中で京阪に乗換、三条で帰洛