都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

大友楼(金沢 金沢駅):金沢が楽しめる駅弁、治部煮も、丁寧な調理、安い

2018-11-02 03:08:56 | 食べ歩き

 83年にT工務店見習い明け旅行で金沢に。うまいと情報を得て大友楼で食事を楽しんだ。その時仲井さんから「駅弁もやっているから料亭として格下に見られる」と聞いた。治部煮のうまさに驚いて、そのあとは銀座の大志満というところでも味わった。

 利家御膳(1,050円)は駕籠の見立てで箸が上に。意匠としても優れている。二段で、瓢箪型のご飯(梅干し、ゆかり)に梅型の炊き込みご飯、ちいさな餡入り餅。もう一つは、治部煮でジュレのようなお汁で面白い。ちゃんと山葵ものっていて、鴨と鶏が楽しい。具だくさんで帰洛の車中で金沢のお味が楽しめた。

 口取りは、笹蒲鉾の串、海老団子、鮭の焼き物、出汁巻き(これは交換した)でお酒が楽しい。特に蒲鉾の歯ごたえが良い。

 昆布巻きと漬物がまとめられているが、昆布巻きでご飯はうまい。この組立は感心した。漬物は浅い塩で茸など変化のあるとりあわせでこれだけ売ってもらいたいくらいの秀逸さだ。

 荊妻曰く、「京都、東京なら2千円でもおかしくない内容とうまさ」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする