都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

秋の桂離宮は雨上がりが綺麗、紅葉は枯葉、驚愕の新人

2016-11-19 04:15:16 | 京都

 雨上がりで空が碧い。体調がいまいちなアレルギー苦悩人生。朝から桂で、11時の当日券目当てが並ぶ11月中旬。桂の紅葉が一番いいのは11月20日だが、今年は遅れている。

 27人で新人の上村さん。よく通る声に、同行のおばさんトリオと驚愕。今までの案内の中で一番だ。マイクなしでも全く問題なし。恐るべし宮内庁の人材。

 水が透き通って、鴨が多い。つがいで幸せそうだ。愛宕山が雲の先に。初めて朝日に熱せられた書院の屋根から蒸気が立ち上るのを見た。

 紅葉は枯れていま一つ。雨に洗われた石の表情が良い。(滑りやすい)碧い空との対比がなんとも言えない、のんびり歩く。ところどころ猛暑の夏に枯れた苔を植え替えているが目立たない処理が見事。明日は、宮内庁のイベントだそうだ。

 心がなごんだ

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乃池(東京 千駄木):おいしい穴子、持ち帰りも

2016-11-18 04:09:35 | 食べ歩き

 裏を返しに11時に並ぶと先頭、向かいは銭湯。穴子3貫付き2,500円にビール。突き出しで穴子の煮凝りのぷりぷり感と生姜のお味がなんとも良い。

 玉子を替えて小肌だった。子供に渡すと、「おいしい、初めて!」と〆物に目覚める。特に、鮪系の鉄火と中トロも良かった。圧巻は穴子の尻尾で繊細かつ旨味がある。

 親戚と愚妻に持ち帰り穴子(8貫:2,500円)を帰りに桂まで配りに行く。自分用には穴子の肝。大変好評であった。

 半可通の30代もいたが、店内は和やか。ご主人の穏やかなお顔がとても良いと子供が。しっかり者の女将さんが補佐。

 京都にはない穴子のうまさだ、白身は京都が良いため次は小肌や蛤かな。

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肉匠 紋次郎 北堀江店(大阪):食後に軽やかさを感じるお肉

2016-11-18 04:08:41 | 食べ歩き

心斎橋からてくてく歩くと15分くらい。北にはかつての新町遊郭が合ったエリア。戦災復興の土地区画整理事業の施行があったのか整形な街区。面白そうな店が多い。

 お肉では塩ハラミは旨みがあり嫌味がなく良かった。東京の大喜を思い出すうまさ。同じく塩で極上ハネシタは柔らかく、軽めで楽しめる。

 テッチャン、テッポウ、ギャラ(赤セン)も脂がぼうぼう燃えて楽しく、うまい。

 野菜はキャベツが卓上に、焼いてもおいしい。キムチはしっかり目で焼肉屋タイプ。テール・スープに味噌を足して、ご飯で〆る、しあわせ。食後が軽やかでもたれない

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秋の修学院は紅葉がまだ

2016-11-17 04:14:09 | 京都

 秋めいてきた、Allegretta (スポルティーフ)で走る。23Cのタイヤとしなやかフレームで快適。28人と多めで欧米系が多い。案内は祝詞の方で、最近は名札を着用になり柳原さんと判明。

 紅葉は夏の暑さで枯葉や焼けが多く、まだ青い葉のまま。とりあえず歩くが気分が乗らない。浴龍池には蓮の枯葉が目立つ。

 なんとなくもやもやした。来週は桂離宮だ

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三条尾張屋(京都 東洞院三条):落ち着くおいしさ

2016-11-16 04:06:56 | 食べ歩き

 珍しく風邪をひいて、夜は消化の良いものと京大の講師でもあるお医者に言われきつね蕎麦を。平野豆腐のお揚げはうまい。切ってあるが煮込んでいるのが面白い。この前、平野豆腐のお揚げの関連として衣笠丼(お揚げの乗ったきつね丼の卵とじ)で出演していた。

 ご主人もまんざらではなさそう。ご近所の友人で論文も読んでもらっている

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のむら(京都 烏丸):朝ごはん550円はお得だが、あっさり野菜のおばんざいは疑問

2016-11-16 03:07:49 | 食べ歩き

 おばんざいとは京都の家庭で作るもので、作り置きがきく、濃いめの出汁(サバ節など)、濃いめ醤油などが本来の特徴だ。最近は、この家庭料理を京都風にアレンジした薄味のおばんざいもあるがどうもしっくりこない。

 朝は、野菜などのおばんざい4品で550円、コーヒーも付く。高野豆腐、南瓜のたいたん、鶏の甘辛、くずし豆腐の中華風に十穀米、味噌汁、漬物(なんと短い水菜5本のみ)。利尻昆布の出汁とあるが、これは一番出汁には良いがすっきりしすぎる。また節の味が弱い。どれもあっさりという、健康にはよさそうだがうまさに欠ける。大阪の玄三庵のお味を彷彿とさせるが、こちらの方が旨味に富む。

 コーヒーのセルフ・サーヴィスであり、社食みたいな感じ。口開けだったが、煮詰まったようないがらっぽさがあった。

 朝はゆったりして新聞が読めたのがありがたい。なお、会計では2回大声で言わないと係が出てこなかった。

 自宅で羅臼昆布と京都鰹節の削り節か築地は伏高の出汁パックの出汁でこっくり煮たおばんざいが馴染んでいる。この近くなら美味しいストロング・コーヒーが飲める前田珈琲のモーニングがやはり気に入っている

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トランプ当選は、ヒラリー・クリントンを鏡で利用

2016-11-15 04:12:14 | 世情

 ヒラリー・クリントンは前回オバマに負けた。しつこく今回も出てきて、黒人の次の初は「女性」と売り込んだ。民主党にしては献金も多く企業寄りで「共和党」みたいと思ったのは当たり前だ。しかも共和党もろくな候補者が今回は出なかった。当初からトランプがヒラリーを鏡に使って、「荒馬でもぶつけて、この選挙を終わらせよう」と「嫌われ者」の戦いに誘導したからだ。ここでトランプは勝ち目ができた。

ヒラリーが賢い学歴を誇り、政治経歴を売り、女性を前に出すのに、「冷めたピザ、しかも2回目」と思われるため考え抜いた選挙戦略を構築していた。しかしトランプは、ヒラリーを鏡として「対比」を際立たせた(一種やけくそ)

①アナログな浪花節で俺が変えるぜ

・ヒラリーに任せると金持ち優遇イメージ:デジタル的で近代

・職がないのは移民、危ないのはイスラムというポピュリズム

②賢い女に対する、強い男

・暴言も勲章だぜ、ポリティカリー・コレクト糞くらえ

・勢い重視、反省より攻撃

③なぜかヒラリーのメール問題の再燃

・FBIはよくわからない

④ヒラリーの政策提案のなさ

・普通に考えると素人相手には「専門家」で乗り切るべきが感情的に相手を攻撃に走った、トランプの思うつぼ

・もともと政策を考えない、トランプと同列と思われた

⑤ヒラリーの精緻な戦略:ハイテク対ローテク

・メール問題など不確定要素への対応の柔軟性がなかった

・下馬評重視

・トランプの直観

 ガメラ(悪役から変身:トランプ)対ギャオス(強いので有名:ヒラリー)の戦いで、真打のゴジラがいなかった。

 共和党の天下だが、レーガノミクスみたいな大問題政策にならないのを祈る

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平野豆腐(京都 姉小路麩屋町):NHK京都テレビの出演の感想を

2016-11-14 04:06:13 | 食べ歩き

 先日、京都のお揚げで平野豆腐が登場。奥様も名前入りでお揚げの揚げ係として熱演。ご主人(3代目)はお揚げ用の豆腐の特色、配慮など職人の矜持を。先日も近くの有名旅館(H)が「最近柔らかい」と言ってきたのを「変わる訳がない!」と一蹴。

 早速、感想を。豆腐とお揚げの予約を「一丁と一枚」というのがお決まり。

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のん(京都 団栗橋):無化調はすっきり、嫌みがないが物足りない、麺がうまい

2016-11-14 04:05:07 | 食べ歩き

 二日酔いは持病、テニスをどうにかこなして、ふらふらこの店に。団栗橋の蛸長の先。自転車を前に止めて入ると、どう見てもスナックの居ぬき。奥に入ると目の前が洗い場。飛散がありそうなためアクリル板で防止すると落ち着く。

 醤油(780円+半分の替え玉50円)を中太手打ち麺で。スタッフが3人もいる。資本系かもしれない。スープは煮干し豚骨の濁ったもの、嫌みがないが、うまみが足りない。ここにハイミーがあったらと思ったくらい一押しが足りない。スープの玉葱のあられが楽しい歯ざわり。葱も色々で楽しめる。

びっくりするのは麺のうまさ。金久右衛門の太麺に似ている。

 チャーシューはバラで脂が多く、固め。脂ギッシュで煮込みが足りない。チャーシュー丼とのセットも1,000円だが、写真がないため恐ろしくて頼めない。見本があるといいだろう。

 試行錯誤状態でまだまだ発展しそう。二日酔いはいつも高倉二条だったがここも良い。後味の良さは特筆もの

(再訪 7日後)

チャーシューが薄切り2枚に。卓上の胡椒がミルに変化。スープはより魚介が多め。どこかで食べた味に似ていると思ったら銀座の共楽( https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13002327/ )細いメンマも共通する。

 店主とも立ち話。今後が期待できるお店だ

 

 

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天六を歩く

2016-11-13 04:21:40 | 都市生活

 天六から西側を歩くと、低層木造住宅の街並みの中に定食屋でお肉と玉葱の塩味のシチューが有名な かね又 や古本屋が多く発見が多い。天五の商店街は中崎町まで西に延びて、斜めの都島通と交差する。

 天五から東側を歩くと商店街が南北と東西の商店街が交差して、裏側の店が面白い。寿司の春駒は外人旅行者が行列。そういえば先日、阪急梅田の西の小体な小好鮨にアジア系の行列があったのを思い出す。煉瓦通まで歩くと色々なお店がある。煉瓦通では群青のラーメン、つけめんが大人気。手前に大塩という天ぷら屋もよさそう。

 信号を渡り、かつての新京阪の天神橋駅( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%A5%9E%E6%A9%8B%E7%AD%8B%E5%85%AD%E4%B8%81%E7%9B%AE%E9%A7%85 )がタワー・マンションになり交差点には自転車置場が多い。その西の商店街を天七まで歩く。ちょっとしゃれたお店が多い。

 西側に行くと、スナックが多く北にある関電のオフィス目当てなのだろうか。ここから東に行くと淀川リバーサイドタウン( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B7%80%E5%B7%9D%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%89%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%B3 )というリバーフロントの大型団地開発がある。下町と団地が後背地人口となり商業を支えているのだろう。近年はタワー・マンション開発も多い。

 夕方ゆっくり来てみたい街だ

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共平亭(大阪 梅田):久々の皿うどん柔らかいのはもてあました

2016-11-12 08:16:22 | 食べ歩き

 10年ぶりくらいに訪問。ACTⅢビルの1階にあり煙草の煙を感じる。皿うどんは900円で「柔らかいの」(揚げそばでなく、太い麺)にする。

 大きいのは昔から。お味はびっくりするくらい甘い。ぼよーんとした餡で野菜もしゃっきりではない。その上、麺も伸び加減で、辛子でもアクセントが付かない。ままよとソースをかけると結構良い。それでも風邪のせいか、麺を残した。

 まずくはないが、スープのコクなどを感じなかったのは残念、中崎町裏のスナック街をぶらぶら歩いて楽しんだ

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葵(京都 烏丸):この秋初のカキフライは衣が固め

2016-11-12 04:17:19 | 食べ歩き

 9月末に前を通りかかるとカキフライ(1,000円)が。風邪で不調だが、口開けで入るとマスターが煙草。禁煙にして欲しい。盛り付けの息子さんに注文。カキフライは6個で大き目。先に団体が入ったため、二回目の揚げでいつもの口開け油より香が疲れ目。衣も固めでいつものエレガントな感じがない。息子さんは何も言わないのに醤油を出してくれた。

 醤油とタルタル・ソース(白身は除ける)が一番好きだ。珍しく味噌汁の白菜が大振り。ご飯もおいしい。

 これから秋だ

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北山クラシック倶楽 部 2016 アンドレア・バッケッティ ピアノ・リサイタルはひどすぎた

2016-11-11 04:20:31 | 趣味

 時間とお金の無駄だった。5回券で得かと思ったら地雷。曲目はバッハの組曲とモーツアルトのロンドとソナタ。( http://www.andreabacchetti.net/ )

 絵で言うと、古典の描線を歪曲し変容させ、影を付け、ブラシで掃いたような色付けで奇怪そのもの。とっとと出ていきたかったコンサートは初めて。曲全体にうねりがある。大嫌いなサンソン・フランソワを思い出したくらいだ。作曲かジャズに近い解釈で好き嫌いは分かれる。また姿勢が悪いのが気になる。

 ピアノはスタインウエイで音が鳴るのは良いが、ホールが六角形で音響最悪。孔あきアルミ・パネルの共振か(方立が少ない)定位が悪いのにドンシャリの音になっている。東京の紀尾井町ホールのような木の内装にすべきだ。

 音も悪く、演奏は趣味に合わなかった。

 ピアノ好きで新規趣味の客が多いのか拍手が鳴りやまずアンコールが多い。

シューベルト:即興曲 第2番

ショパン:エチュードOP25-2

ハロルド・アーレン:Over the Rainbow→唯一まとも、ジャズに行った方が良いぞ

ショパン:子犬のワルツ

この後も続いていた

 嫌になって出た、この小ホールは音響と出し物があわない。東京でコンサートに行くのがましだ

 

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総大醤(大阪 中崎町):こいくち醤油ラーメンは東京ラーメンを彷彿

2016-11-10 04:15:36 | 食べ歩き

 10月なのに30度と暑い。ひさびさに訪問し、暑さもありこいくちラーメン柚子大目にお昼は無料のご飯(800円)。無料のキムチは酸味と塩分を感じるがうまい。大盛りでおいしいご飯との相性もよくたまらない。

 スープは醤油とカツオのうまみがありまるみと張りにあるすべらかなお味。珍しく胡椒もいれない。麺はグループ内では細めでしなやか、うまみもある。スープと麺の完成度が高く、まるで東京の老舗のラーメンのよう。

 合いの手のキムチご飯で大阪を感じながら、細いメンマと固めのチャーシューを一気に食べる。

 なんともおいしい。夾雑物がない。食後の爽快感がある。外に出て、大汗を拭く

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白樺山荘 阪神百貨店梅田催事:ストロングで熱い脂ラーメンは意外とすっきり、塩っぱい

2016-11-10 04:14:46 | 食べ歩き

 催事で醤油ラーメン864円にする。脂のつぶつぶが浮かぶスープは熱く、塩っぱいがくどくない。麺は熱々で冷まさないと食べられない歯ごたえがあり旨みもある。脂っぽく、塩っぱいのは札幌の証か。小さな木耳10個くらいが歯触りも楽しく脂を洗う風味。メンマは柔らかで普通。チャーシューは脂大目のバラ巻で固め。

 不思議に食後は爽やか、塩っぱさで水をがぶのみ

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