3歳3~4ヶ月の子どもたちの算数タイム。
「見えない数をイメージする」遊びをいろいろしていると、
目の前の数を数えるだけでなく、
足したり引いたり分けたりした後でどうなるのか
推理する力がついてきます。
集中力も身に付きます。
ぞうの人形、三体に布をかぶせて、
「ぞうは何匹いたかな?」と質問。
「4?」「1?」など間違えるのも大事。
布をめくってみて
正しい数を数えて、「そうか~」と思うことで
記憶力が増してきます。
きりんの人形をいくつか持って、
手を後ろにまわして、「きりんは何匹でしょう?」
といったクイズを子どもに出させます。
問題を出す先生役をする時も、自然に、
数をイメージして、「ちがうちがうもっと多いよ」と言ったりします。
そうした数を当てる遊びをするうちに、数をイメージするのが上手になってきますよ。
電車を手にして「電車のドアはいくつでしょう?」と問うと、一方の面のドアを数えて、
「1、2、3、3だ」といい、もう一方も数えて、「1、2、3、3だ」と言っていた☆くん。
「電車のドアだからね。1、2、3、4、5、6、6だね」と合わせて数えるところを見せると、
了解して、自分でも上手に数えることができました。
ただ数えるだけ、いくつあるのか当てるだけの遊びも、
数えるものによって「そうなのか!」という驚きや、「数えるのって面白い」という
ワクワクする気持ちが生まれてきます。