虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

3歳児さんたちの算数遊び

2012-11-21 13:10:04 | 算数

3歳3~4ヶ月の子どもたちの算数タイム。

 

「見えない数をイメージする」遊びをいろいろしていると、

目の前の数を数えるだけでなく、

足したり引いたり分けたりした後でどうなるのか

推理する力がついてきます。

集中力も身に付きます。

 

ぞうの人形、三体に布をかぶせて、

「ぞうは何匹いたかな?」と質問。

「4?」「1?」など間違えるのも大事。

布をめくってみて

正しい数を数えて、「そうか~」と思うことで

記憶力が増してきます。

 

きりんの人形をいくつか持って、

手を後ろにまわして、「きりんは何匹でしょう?」

といったクイズを子どもに出させます。

問題を出す先生役をする時も、自然に、

数をイメージして、「ちがうちがうもっと多いよ」と言ったりします。

そうした数を当てる遊びをするうちに、数をイメージするのが上手になってきますよ。

 

電車を手にして「電車のドアはいくつでしょう?」と問うと、一方の面のドアを数えて、

「1、2、3、3だ」といい、もう一方も数えて、「1、2、3、3だ」と言っていた☆くん。

「電車のドアだからね。1、2、3、4、5、6、6だね」と合わせて数えるところを見せると、

了解して、自分でも上手に数えることができました。

 

ただ数えるだけ、いくつあるのか当てるだけの遊びも、

数えるものによって「そうなのか!」という驚きや、「数えるのって面白い」という

ワクワクする気持ちが生まれてきます。

 


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