虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

フレネ教育が合っていると思われる☆ちゃん♪ 1

2008-09-03 19:41:21 | 教育論 読者の方からのQ&A
2歳9ヶ月の☆ちゃんは、
2歳になる少し前から、月1回レッスンに通ってきて
くれています。
☆ちゃんのこの約1年の成長を思うと、
感動でいっぱいになります。

☆ちゃんは、
自分のしたいことを強く主張するタイプの子です。
☆ちゃんのお母さんが何かを習わせよう、教えようとすると、
☆ちゃんの強い抵抗にあって、
あきらめなければならないことが何度もありました。

私は、☆ちゃんが自分の中で発達させようとしていることは何か、
今何の「敏感期」なのかを注意深く観察し、
☆ちゃんのお母さんに伝えて、一見つまらない繰り返しに見えることにも
☆ちゃんが夢中になることには、
しっかりつきあってもらうようにしました。

そうして敏感期のお仕事を存分に堪能するまでしてきた☆ちゃんは、
目的を持って物事に取り組み、
自分の頭でよく考え、
驚くほど理解力が高く、
自分の考えをきちんと言葉であらわすように成長したのです。

今日のレッスン中のことです。
☆ちゃんが、ショッピングカートで遊ぼうとすると、
うまく進みませんでした。このショッピングカートは私の手作りで、
ひもがはずれて危ないので、キャスターをはずしていたのです。
すると、☆ちゃんが、「動かないから、コロコロするのをつけて!」と
繰り返しました。「こわれてしまったの。ひっくり返るからはずしてあるのよ。」
と説明しても、納得できない様子で、考え込んでいました。
そして、しまいに、
「うさぎさんをここに(下の台)乗せて!
そうしたらおうてんしないから。」
言いました。
私は、☆ちゃんの口から「おうてん」という言葉が出たのにはびっくりしてしまいました。だれかのまねにしても上手に使うものですね。

☆ちゃんのお母さんが、
こんな話を聞かせてくれました。
☆ちゃんが舌足らずに「チャヨウナラ」と言ったので、
お母さんが面白がって「チャヨウナラ」とまねして言ったそうです。
すると、☆ちゃんは必死で、言いたいことを何とか言葉にしようと考えている表情で、
「それは~バイバイの時に言うことば!」
とお母さんに注意するように言ったそうです。


少し長くなったので次回に続きます。

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