嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

鏡面仕上げ

2005-05-17 20:14:20 | 
DSC0781今日は久々の五月晴れ。気温も24度まで上がってずいぶん快適であった。直射日光にあたっても汗ばむことなく、いろいろと作業ができる一年中で一番よい季節である。ので早速ミガキに突入してしまった(爆)

PCSコートにはその後ほとんど手を触れていない。PCS推奨のシャンプーにカーローション(爆)、さらにブロワーさまで仕上げて出来上がり。なのでキズがはいるわけもない・・・とおもいきや、ボディカバーの脱着でついたこすりキズがだいぶ目立つようになってきた。一宮に出向いてもよいのだが、トクイチさんとの整備をからめないと時間がもったいないので自分でやることにした。

S703と呼ばれる、下地処理剤を塗りこむんだが、こいつがすごい!
傷を埋めて見えなくする、といううたい文句どおりなのに加えて重ね塗りで分厚いレジン層が形成されてゆくのが実感できる。この分野ではキズクリアーなどで散々楽しませていただいたのだが、このS703は光り方からして別物。久々にサルの楽しみを味わってしまった(一部謎)
写り込みもすさまじい、といってよいレベルなんだが、得てしてこのようにつやがすごいのは拭き取りが難しかったり、ムラになりやすかったりで最初は狂喜して磨き倒してみてもいつの間にやら、ボトル半分残して放置プレーなどということも多いんだが、こいつはスゴイ!!はっきりいってオススメ。が、PCSの下地があるからこその性能、というのも忘れてはいけないが、磨かれた塗装面をすかしてみると必ずしも以前にあったキズが消し去られているわけでもないことに気がつく。

PCSでは劣悪な塗装表面はやむなく研磨して表面を整えるというが、私の場合は新車だったということもあって研磨は最小限だった様子。いかに下地を作るかそのあたりはHPでも公開されているし、S703の使いやすさを実感してみるとPCSの仕上がりは意外に身近なところにあるような気がしてきた(違)

S703で鏡面を作ったのちにさらにHRCなるコーティングを施すのだが、これでさらに膜厚があがって、しっとり見えるようになる。もう脱水寸前に陥りながら仕上げてみたんだが、ヌメヌメ感に乏しいTTのボディはクールなまんまである・・・ううむ直線基調なのが効いているのだろうか・・・不思議な曲面である>TTのボディ表面・・・