ゴルフ5のGTI…あのチェックのスポーツシートみて、グラグラきてる方も少なくないのではないだろうか。シフトノブがフツーというか今風のやつだったり、4Drしかない、などと文句のつけどころ満載のどうにも中途半端なデビューであるが、なに1年もすればこれぞGTIといえるような3Dr、ゴルフボールシフトバージョンがゼッタイにリリースされている。あわてるな、と申し上げたい(爆)
ところで今度のGTIにはいよいよDSGが搭載されている。試乗記や解説文を読むと、このミッションをMTのように楽しいものだと勘違いしている記事が多いようなので、ちょいと申し上げる。
DSGはATである(きつぱり)。MTとの対比で完全無欠だとか、もうMTはいらない、などと騒がれているので誤解しやすいんだが、こいつはあくまでもAT。ドライバーの介在する余地がMT(の代用品)としては少なすぎるのである。したがって誰が走らせてもものすごいドライビング、っつうかシフトチェンジができてシマウマ。そのすごさは実はATモードに現れる。加速ばかりではない、減速時でも巧妙なシフトダウンがおこなわれている。そいつをドライバーが気がつかないくらいに上手にやってのけてしまっているあたりにすごさがある。6で流していた、と思ったらいつの間にやら3に落ちていて次の加速に備えていた、なんてあたりまえに起きる。すごい。おりこうさんである(爆)。すごすぎてMTモードに触らなくなるくらいすごい>ATモード
ところでMTの楽しみってなんだったろう・・・シフトダウン時の回転合わせ。レブとスピードを交互ににらみつつ選択するギヤに応じてスロットルをあわせるあのキンチョー感。アップでも同じだ。アクセルをゼロにせずに次のギヤにあわせて回転を維持しながら右足をキープするあのキンチョー感。4→3→2のヒールアンドトゥが決まることなんてコーナ10個あったら1個で万々歳。2個もあればもうコーフンしてUターンしてもう一回攻めたもんだ(ばか)。また、キマった瞬間の気持ちよさときたらなかった(爆)
200オーバー(油温)からの4速へのシフトダウンなんか、それこそ緊張の極みである。しかもこのままでは追突して全損、そいつを回避するために大抵はフルブレーキングと同時におこなわれる(爆)。ヒールアンドトゥなんて電車の中で38000回くらいは練習したものである(爆死)
発進ひとつとってみてもアイドリングスタートが決まったあの瞬間にはそれなりの征服感があった。バトルの最中にリミッターに当てつつステアリングと格闘するのもまたMTならでは、といってよいだろう・・・そう、楽しかったのである。ヘタレはヘタレなりに次こそは、と誓ってまた精進する(爆)、そいうステップアップしてゆくヨロコビは実はMT車のみのものなのかもしれない。それくらいシフトって難しい・・・や、単にヘタレなだけなんすが(滝汗)
いいかえれば煩雑なのである。その「煩雑だ」という観点から生まれたのがDSGである。シフトを楽しいもの、とはとらえていない。煩雑で、失敗しがちなものというとらえ方から生まれたのがシーケンシャルMTと呼ばれるものではないだろうか。
MTは確かに楽しい。が、常にパーフェクトでないから楽しいのである。キマった、と思えた瞬間にもや、もっとパーフェクトなのがあったのではないか、と、ゴールがないわけである。つねに成功していたのでは向上心なんて生まれない。んま征服のヨロコビというやつだろうか(爆)。MTに前向きに接して努力するドライバーはドライビングに関しても変わっていけると思う。関心が他にどんどん広がってゆくはずだからだ。そこいくと常にカンペキなDSGをどんなに巧妙に操ってみても、うまくなれるとは限らない(一部意味不明)
ヘタレの戯言、ご容赦(爆死)
ま、だからといってDSGがつまらない、というのではまったくないです。現在「DSGドラテク」なるものをまとめておりますので、近日新シリーズにて公開予定。請うご期待(爆)ってしないわな(完全意味明瞭)。
ところで今度のGTIにはいよいよDSGが搭載されている。試乗記や解説文を読むと、このミッションをMTのように楽しいものだと勘違いしている記事が多いようなので、ちょいと申し上げる。
DSGはATである(きつぱり)。MTとの対比で完全無欠だとか、もうMTはいらない、などと騒がれているので誤解しやすいんだが、こいつはあくまでもAT。ドライバーの介在する余地がMT(の代用品)としては少なすぎるのである。したがって誰が走らせてもものすごいドライビング、っつうかシフトチェンジができてシマウマ。そのすごさは実はATモードに現れる。加速ばかりではない、減速時でも巧妙なシフトダウンがおこなわれている。そいつをドライバーが気がつかないくらいに上手にやってのけてしまっているあたりにすごさがある。6で流していた、と思ったらいつの間にやら3に落ちていて次の加速に備えていた、なんてあたりまえに起きる。すごい。おりこうさんである(爆)。すごすぎてMTモードに触らなくなるくらいすごい>ATモード
ところでMTの楽しみってなんだったろう・・・シフトダウン時の回転合わせ。レブとスピードを交互ににらみつつ選択するギヤに応じてスロットルをあわせるあのキンチョー感。アップでも同じだ。アクセルをゼロにせずに次のギヤにあわせて回転を維持しながら右足をキープするあのキンチョー感。4→3→2のヒールアンドトゥが決まることなんてコーナ10個あったら1個で万々歳。2個もあればもうコーフンしてUターンしてもう一回攻めたもんだ(ばか)。また、キマった瞬間の気持ちよさときたらなかった(爆)
200オーバー(油温)からの4速へのシフトダウンなんか、それこそ緊張の極みである。しかもこのままでは追突して全損、そいつを回避するために大抵はフルブレーキングと同時におこなわれる(爆)。ヒールアンドトゥなんて電車の中で38000回くらいは練習したものである(爆死)
発進ひとつとってみてもアイドリングスタートが決まったあの瞬間にはそれなりの征服感があった。バトルの最中にリミッターに当てつつステアリングと格闘するのもまたMTならでは、といってよいだろう・・・そう、楽しかったのである。ヘタレはヘタレなりに次こそは、と誓ってまた精進する(爆)、そいうステップアップしてゆくヨロコビは実はMT車のみのものなのかもしれない。それくらいシフトって難しい・・・や、単にヘタレなだけなんすが(滝汗)
いいかえれば煩雑なのである。その「煩雑だ」という観点から生まれたのがDSGである。シフトを楽しいもの、とはとらえていない。煩雑で、失敗しがちなものというとらえ方から生まれたのがシーケンシャルMTと呼ばれるものではないだろうか。
MTは確かに楽しい。が、常にパーフェクトでないから楽しいのである。キマった、と思えた瞬間にもや、もっとパーフェクトなのがあったのではないか、と、ゴールがないわけである。つねに成功していたのでは向上心なんて生まれない。んま征服のヨロコビというやつだろうか(爆)。MTに前向きに接して努力するドライバーはドライビングに関しても変わっていけると思う。関心が他にどんどん広がってゆくはずだからだ。そこいくと常にカンペキなDSGをどんなに巧妙に操ってみても、うまくなれるとは限らない(一部意味不明)
ヘタレの戯言、ご容赦(爆死)
ま、だからといってDSGがつまらない、というのではまったくないです。現在「DSGドラテク」なるものをまとめておりますので、近日新シリーズにて公開予定。請うご期待(爆)ってしないわな(完全意味明瞭)。